書籍編集者esのつれづれ書評+α

March 21, 2005
XML
カテゴリ: 出版界こぼれ話
この業界に入るまで、どんなに他人が「これってゴーストライターが書いたんじゃないの?」と言っていても、かたくなに否定していたほど、ゴーストライターの存在をいやがっていました。

しかし、いざフタを開けてみると、いやぁ、ライター原稿の多いこと、多いこと。
最初はかなりショックを受けましたね~、やっぱり。
(業界では、ほとんど「ゴーストライター」という言い方はしませんね。なぜなんだろう。やっぱり悪いイメージだからかな)

でも、私は昔ほどライターの存在をいやがっていません。
特に、大学の先生とか、医者とか、いわゆる専業作家じゃない方の一般向けの本の場合は、それはそれでいいんじゃないか、と思っています。

そういう方の本は、その方が持っている専門知識が、一般向けにわかりやすく書かれてあって、役に立つ、というのが一番重要なことです。

はっきり言って、専業作家じゃない方の文章はとてもヘタッピなことがあります。
そしてさらに、専門用語ばかりでわかりにくかったり。


それだったら、取材という形でテープにとって、読者が知りたいことを、うまく引き出して、ライターが原稿に起こす、というのもアリではないかと思います。
それが読者にとって、いい本になるのだったら特にそうです。

よく、ライターを使う出版社がやり玉にあげられることもありますが、はっきり言って、出版社にしてみたら、ライターを使うというのは、プラスで経費がかかるのです。
もちろん、有名な方の本で、取材して起こしたライター原稿のほうが早く出版できるから、ということもありますが、それは本当に有名な方の話。

書ける方は、できれば書いてほしいと思います。
書けるくせに、時間がないからライターつけて、と言われるとムカッとくることもあります。

でも、書けない方も当然出てきます。
それでも社会的にこの人の本を出すのは意義がある、と思ったときは迷わずライターを使います。

きっと、それでもやっぱり反感を持つ方もいると思います。
実際、超有名な作家の方の話ですが、エッセイはすべてライター原稿の人もいます。それも売れまくってます。
この人の本は、どんなに売れる本だからといっても出すまい、と心に誓っています。


やっぱり、文章を書いて生計を立てている人は、絶対ライターは使ってほしくないですね。
大体、自分の文章にこだわりはないのか!と怒りがわきますし。

なんだか話がバラバラとしてしまってすいません~。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 24, 2005 09:42:30 AM
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

エリエリスケッチ

エリエリスケッチ

Comments

通りすがり@ Re:本は高いか、安いか? 本の適性価格とは(04/12) この20年くらいで、平均年収も下がり続け…
whojpu@ zGLbDfvOvft vjnlLz <a href="http://owcchqp…
qgjydljnlj@ yAKVJrXpeUqyGC ue7jQC <a href="http://ifcujxc…
XmfVizgkePVxnDjLsQG@ yOazXlbpgSLf 200503290000.. Awesome :)
王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: