わが国アロマテラピーの特徴は、ビューティーを中心としたイギリス的流れとクリニカルを中心としたフランス的流れに二分されてきました。特にイギリスについては、フレグランスジャーナル社が1985年英国人ロバート・ティスランド氏の『The Art of Aromatherapy』を「アロマテラピー 〈芳香療法〉の理論と実際」と題して翻訳出版したのが契機となって、イギリス的アロマテラピーが主流を占め、今日に至っています。 長年イギリス的アロマテラピーは、世界のアロマテラピー界を主導する最先進国として君臨し、世界を席巻してきました。しかし1985年以来28年の歳月は、後進国日本が質量の面で先進国にのし上がるという劇的な進歩発展を見せるに至りました。そこで美と健康を重んじるイギリスアロマテラピーの最近の現状と今後の展望をまとめました。