一兄 & mai のお家へようこそ!!

一兄 & mai のお家へようこそ!!

2010年05月04日
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さて、見学の前に一度集合し注意を聞く。


基本的に団体行動をする場合はある程度の「規律」や「約束」が必要である。
以前学校に勤めていて思ったことは、「ゆとり」というか「個人主義」になってしまい、その団体で活動・生活をするための「ルール」が守れない人が圧倒的に増えてきた。
ある本にも書かれていたが、日本は戦争のときに強烈に国民に強いた軍国主義を繰返さないために欧米文化の「個人主義」を強く教育に取り入れたそうである。
しかし、その個人主義が残念ながら「自由」と履き違えられなんでもかんでも「自由」を振りかざして、自分自身を律する「ルール」すら見つけられない現状が反映しているように思われる・・・といっても自分もどうしても「ゆるい」方へと流れてしまうので否定はしきれない。
なんてことを思いながら、見学へ出発。

まずは、「講堂」。
洋風というか、ギリシャ神話にでてくる神殿のような白い壁と青い屋根の建物。

中に入るとひんやりとした規律正しい雰囲気が流れる、下は大理石張り・・・ここで入学式や式典をするそうだが、これは冬場はかなり冷え込む。エアコンとかないもんね・・・と色気のないことを考える。
しかし、この講堂は本当にすごい。ひとつひとつが無駄がなく、ちょっとした気品がある。
壇上の置くにはシンボルのふくろうがある、そして両側の扉はいたってシンプルな扉があるが、その扉でさえもシンプルなのに造りがすごくいい。
照明についている飾りも、ちょっとしたセンスがとてもいい。

外にでると「茶色い校舎」
ここは外から見るだけで、中は立ち入り禁止だった。
しかし、こちらもレンガ造りで立派なものだ。
戦争がはじまる前にここにいた学生は、本当に将来を託されたいわば国を背負っていたのかもしれない。個人でもなく家族でもなく故郷でもなく、まさに「御国」なのだろう。

最後は資料が展示されている「展示館」
その建物の横には人間魚雷や二人乗り潜水艦などがある。
中に入ると長い階段があり、その上には銅像など飾られていてその奥が展示室になっている

しかし、一兄は「もっと先に行こう」といいながら、奥へと進んでいく。
戦争のときの活躍振りやその様子を表すものが飾られている。
一兄は「ざっと流していこう」という感じでどんどん進んでいく。
ちょっと疑問に感じながら進むと、やっと意味が分かった。
特攻した人たちの名前が刻まれている石版が飾られた部屋。

振り返ると、特攻した方の遺品や写真などが展示してあり、過去に起こった事実を実感する。
次の部屋にも遺品や写真があったが、ますます戦況が厳しくなった時期なのであろう、血判状や遺書、血染めの鉢巻、「轟沈」とだけ書かれた色紙など。
みんな文字や言葉がしっかりとしたもので、その決意にどれほどの想いが詰まっているのかとその言葉を出す勇気を思って胸が詰まった。
人が「国」を背負い「家族」のために、また「誇り」のために戦う。

平和ぼけしているといわれている昨今、それは「平和」を求めた結果なのにそれは本当に「ぼけている」のか。ぼやけているのは時代ではなく自分自身であって、何がぼやけているのかすらを見分けられない自分の目が「ボケ」ているのだ。
「誰かがうまいことしてくれる」と与えられた平和に不満だけを垂れ流し、「一個人では何もできない」とタカをくくり何も見ようとも感じようともしなかったことが、結局自分の首を絞める。自分にはそんな自分を動かすための信念はあるのか。
そんなことを思いながら、旧海軍兵学校をあとにしました。






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Last updated  2010年06月04日 08時52分04秒


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Comments

としゆき@ うままーーw 寝てるだけで2日で16万GET!!まぢハマり…
きらり510 @ Re:感激!!(07/28) こんにちは そのようなことってある…
cathe@ おはよう! そうかぁ。 『コンタクト』楽しかったね…
山平@ 山平です。 はじめまして。こんな人いるんだねぇ。お…
rapport_go_go @ こんばんは こんばんは あけましておめでとうござ…

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