じゅびあの徒然日記

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2008年09月21日
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カテゴリ: 恋愛ネタ
職場で、ある男性に陽性感情(平たく言えば好意)を抱かれているのに気づいた。
時々私のブログを読んでくださっている方ならご存知だと思うが、私は一見「アネゴ肌」でフレンドリーなので、目下の人に頼りにされやすく、男女を問わず「憧れ~♪」とか「ファンです~♪」と言ってもらえることがこれまでもたびたびあって、その男性についても、あんまり気にしてなかった。

じゅびあ先生と話すのは楽しいな、じゅびあ先生なら怒らないし相談しやすいな、と男性職員(医師でも看護師でもPSWでも事務系でも...)に思われるのは嬉しいことで、そういう好意は大歓迎。
相手の方の気持ちが実際それより一歩進んでいるな、と私が感じたとしても、医局で与太話を話すのが楽しいとか、のみ会があった時にじゅびあ先生も誘いたい!とか、じゅびあ先生のことをもっと知りたい、自分のことを知ってもらいたい、もっと沢山話したい、とアプローチされるの自体は全然オッケーである。
私もいい加減いい大人なので、そのへんについての距離感の保ち方は分かっているつもり。
要はたとえ恋愛感情を抱かれても、それが、よいチームワークで治療をしたり、本音で言い分を語り合ったり、相手に恥ずかしくないようにと思うから頑張れたり...とにかく仕事にプラスに繋がる「想われ方」なら何人でもウェルカムなのである(利用しているとか、弄んでいるとか、魔性の女とか、言わないでください.....)。
だいたい、私に評価されたくて頑張っちゃう男性なんて、カワイイではないか!

しかし、今回の男性看護師の場合、ちょっと対応に困っているのである。
本人はすごくいい人で、私の患者さんに何かあれば一番に報告をくれる。

私が何か行動を起こそうとすれば「さあ、行きましょうか」とすぐ立ち上がって必要な器具を持って走ってついてきてくれる。
詰所でみんなが忙しそうにしていて、私が「患者さんを呼ぶの誰に頼もう...指示をしたいけど誰に聞いてもらおう...」と躊躇なんかしていると、必ず「お呼びしますか?」「どうしますか」と目ざとく見つけて飛んできてくれる。
私が病棟へ行けば必ず詰所のドアを解錠して開けてくれる。
ちょっと面白いことを言うと、一番反応が早いし、大笑いしてくれる...。
(自分で書いてるとここまでされて気づかなかったのがアホに思えてきた)
頼りにもなるし、1年近く、その人はそういう人なんだと思っていたのだ。
つまり、どの先生にも、そういう対応をするエネルギッシュな看護師さんだと思っていたのだ。

ところが、最近他の先生たちに聞いてみると、彼は寡黙で、指示したことは「はいっ!」と黙々とやってくれる人だが、詰所にいて目立つ人ではないそうである。
つまり、私が詰所にいる時だけ、テンション上がって、多弁になって、目立つのである。
そういう話題になったのは、他の先生から「あれじゃ、じゅびあ先生のこと好きなの、バレバレだよね...」と言われたからなのであるが。
その先生の観察では、私が患者さんの診察をしていると、彼はパソコンに向かっていても私の一言一言を頷きながら聞いているし、私が他の看護師と喋っていても必ず間に入ろうとする。

「じゅびあ先生注目されて辛そうだったから、間で彼に自分の患者さんの話とか、わざわざ振ってみたけど、上の空で聞いてないし~」って....あららら....。

実のところ彼の態度がちょっとエスカレートしてきて困っていたのである。
私の患者さんの担当看護師を(多分)買って出たり。
看護記録の中で、「★☆(患者名)さんに『結婚してるんでしょ』と言われたけれど、ハズレです。」とアピールしてたり。
夜勤明けに送られてきた実務に関するメールに、普通に返信したが、最後に「夜勤お疲れ様でした」と書いたら、「メチャクチャ嬉しいメールでした」とまた返ってきたり(その時は情けないことに意味が?分からなかったのである)。


この間は、わりと安定してて、そうそう新しい治療方針、治療戦略を次々打ち出せない患者さんについて「●●さん、どうします?」と隣に来て座りこんじゃった。
彼はニコニコと私の隣に座っているが、私が目新しい治療方針をひねり出すまで、立ち上がってくれないので、私はとっても苦しいのである。
それを1日おきにされても、ねえ...。
彼が近くに座っていて困る、というより、その時の周囲の目が気になってしまうのだ。
詰所の隅っこで二人固まって、周囲から遠巻きに見られているような、注察妄想に陥りそうだ。
彼と沢山喋ってしまうと、看護長さんや今日のリーダーさんとも同じくらい世間話を喋らなきゃいかんかな、と思ったり、今度はタイミングを見て彼以外の看護師に用事を頼まなきゃ、とか思ってしまう、私は強迫的な人なのだ。
そんなこんなで、ここのところ「あの病棟」にいる私はかなり挙動不審になりつつある。

看護師同士、というのは独特の団結力、同盟意識がある。
医局と看護部は独立しているから、医師は看護師の上司ではないけど、看護師は医師の指示で業務を行う立場なので、現実には上司的な見方をやはり、する。
そんな中で、彼の気持ちを拒んだら、「じゅびあ先生が××さんの気持ちを傷つけた」とか、「実はじゅびあ先生がパワハラしたんじゃないか」とか、思われたらどうしようと、余計な気を回してしまう。
もし彼のことを好きな女性看護師がこの中にいて、嫉妬心を向けられてしまったら、この病棟の看護師全員、私は敵に回すことになるんだぞ、とか。
実際今の病院ではないが、「既に退職した男性医師が、ある女性看護師を妊娠させた末に捨てた」なんて話は看護師の間では掃いて捨てるほどある...。
一応、彼はいい人だし、実務上頼りにもなるし、そこにいてもらわないと困る人ではある(他の先生の評価もそこは同じ)。
一歩誤れば、彼も私も、今の病院にいられなくなる。
私が余計な気を回すのは、彼を守るためでもあるのだ。

私に気持ちを伝えたくてやってるんだったら、もうすごく分かってる!
周りに分からないようにだけ、もうちょっとさりげなくやれんのか!
困った私が、院長に相談するかも、とか思わんのか(できないけど)!
そんなに私と喋りたかったら、1回くらいとんかつ定食割り勘でディナーしてもいいから、詰所じゃないところでいっぱい喋ってやるわい!
やっぱり私の方が給料が多いから、払うべきなのか?
いやそんなことをしたら彼のプライドが傷つくから、とんかつ定食くらいなら「ごちそうさまでした♪」と奢ってもらうべきなのか?
ああ、それではデートになってしまうではないか!
...なんて考えていたら、すっかり頭が痛い。

彼にしてみれば、自分が日勤をしている時で、かつ私が病棟へ足を運んだ時以外は会えないわけで、施錠された扉1枚隔てて管理棟があることが分かっていても、用もなく医局へ行くこともできず、外来をフラフラすることもできず、ただひたすら、私が担当病棟へ来るのを待っているわけだ。
必要以上に想いも募るわなあ。
せめて来た時くらいは、少しでも沢山お話ししたい!んだろう。
ちなみに私をこんな風に悩ませている彼は、私より結構年下のアラサーだと思う(正確な年齢は訊く理由もなく、知らない)。

どっかで精神科医がヒロインの、そんなドラマがあったなあ。
天海さんと藤木くんみたいにスマートでかっこいいイメージなんて、絶対ウソだからねっ。
いやいや、私と彼はそんな関係にはなりえないけど!





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最終更新日  2008年09月21日 17時12分00秒
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