空のへや

空のへや

2005.03.10
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カテゴリ: 私について
今から六年前、23歳の時のお話です。

卵巣膿腫と私1 、 卵巣膿腫と私2 、 卵巣膿腫と私3 、 卵巣膿腫と私4 の続きです。

卵巣膿腫再発後、スプレキュアを12月まで使い、腫瘍を小さくしてから腹腔鏡手術をすることになりました。
私はスプレキュアの点鼻タイプを使用しました。
この薬は、GnRHアゴニスト療法といいます。

GnRHというのは、脳下垂体を刺激する性腺刺激ホルモン放出ホルモンの事です。

簡単に言うと、薬を投与すると体内のこのホルモンの量が多くなりすぎるため、脳下垂体が鈍感になっていくんですね。
すると、脳下垂体から卵巣への指令(これが性腺刺激ホルモンです。)が少なくなる。
→卵巣からのエストロゲンの分泌が低下する。→生理が止まる。
という仕組みになっています。

が、エストロゲンが少なくなりすぎるという副作用があります。
のぼせ、肩こり、頭痛、イライラする、太るなどなど・・・
私は薬の添付文書に書いてある副作用が、ほとんど全て出ました。
俗に言う更年期障害です。

半年で10キロ太り、毎日頭痛がしているので怒りっぽくなり、吐き気がひどくて食欲が落ち・・・でも太っていく。
しかも、点鼻薬だったので、終わりの二ヶ月くらいは鼻血も出ていました。
この半年は、地獄のような辛さでした。

電話で母に、当時の態度を謝ったくらいです。

今思うと、おじいちゃん先生に「副作用がつらい」と言えばよかったんですよね~。
自分で自分の首を絞めていたんですね、トホホ。

そして、12月21日、東京で手術しました。
年末に退院、実家に帰って休養を取る・・・というスケジュール。

術後は次の日には歩いていたし、貧血もなく腹痛もなく、食欲もありました。
痛みもほとんどありません。
これほど楽とは思わなかったので、正直ビックリしました。
前回は腫瘍部分が大きすぎて開腹手術しかムリだったので、
ここでも早く病院に行ってよかった~と思いました。

今回はスプレキュアの効果もあってか、手術時には左6センチ、右5センチと小さくなっていました。
前回と同じような状態で、腹腔内に飛んでいる病巣を全てレーザーで焼いたとの事。
癒着はほどほどにしていたけれど、すぐにはがれる程度。

退院時、彼氏(現ダンナ)が東京まで迎えに来てくれました。
さすがに術後一週間での地下鉄はしんどかったのですが、新幹線に乗れば後は寝ていてもよかったので、楽でした。
新幹線に乗ってすぐ、ダンナが小さい箱を出してきました。
中を見ると、小さいケーキが二個入っています。
これは何?
と思っていると、ダンナが
「手術の成功と退院おめでとう!」と言います。
気持ちはうれしいけれど、ケーキを食べる食欲も体力もありませんでした・・・

名古屋について、ダンナの車で実家まで送ってもらい、一段落。
彼女であるだけの私のために、わざわざ東京まで来てくれて、ありがとう。






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最終更新日  2005.03.10 12:01:04
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