空のへや

空のへや

2006.03.10
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テーマ: 遠距離恋愛(422)
カテゴリ: 私について
思ったよりも、長くなりそうです・・・

バイトの定点観測と言うのは、決まったポイント(緯度・経度が決まっている)で行われます。
・海水の温度を測る。
・網を垂直に引いてサンプルを取る。(垂直びき)
・網を海に入れたまま、船を走らせてサンプルを取る。(表層びき)
の三点です。
これだけの作業は慣れると10分程度の事なのですが、取ったサンプルを処理するのが大切な私の仕事。
ホルマリン漬けにしたり、サンマの稚魚の数をカウントしたり・・・
ホルマリンの匂いが充満する部屋の中で、バットに入れたサンマの稚魚をカウントするんです。

下を向いて作業するので、すぐに気持ち悪くなります。
初日は、トイレで吐いているか、ベットで寝ているか?のどちらかでした。

そんな状態が二日くらい続いたでしょうか。
夜になると、船の人が食堂に集まって飲んでいるので来ませんか?と声を掛けてもらっていました。
初日はとてもじゃないけれど、動けるような状態ではなく、お断り。
次の日も、とにかく寝たいの・・・と断りました。
この時私は全然食事を摂っていない(摂れない)状態だったのです。
船の人は、当然それを知っていたようで、食べないといつまで経っても船酔いする。
食べれる物を用意してあげるから、飲まなくてもいいからちょっとおいで。と言われました。

そこで、自分のマグカップと紅茶を持って行きました。
船の人はみんな心配してくれていました。

気持ち悪いと思いつつ、心の中ではラッキー!!!と叫んでいました。
かっこいい人の名前はYさんと言いました。
他の人の名前はなかなか覚えられなかったのですが、Yさんだけはすぐに覚えました。

Yさんは、海苔にチーズをはさんだおつまみを食べていました。
こんなおつまみもあるんだ~と見ていた私。

「食べる?」と聞かれました。
それまで何も言わなかったので、最初の一言が何故か印象に残っています。

この日から私は、Yさんに会いたくて毎日飲み会(?)に紅茶持参で参加しました。
Yさんは参加したり、しなかったり。
Yさんがいない日は、私もさっさと引き上げていました。
ある日、船の人(おじさん)が私に聞きました。
「この船の若い連中で、一番かっこいいのは誰だと思うの?」って。
私、「そりゃ~もちろんYさんですよ。飲み会も、Yさん目当てで参加しているくらいですよ~」
当時は若かったせいでしょうか・・・
今思いだすと、すごく恥ずかしいですね・・・

更に続きます・・・






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最終更新日  2006.03.16 11:48:01
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