空のへや

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2009.12.10
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カテゴリ: 本
~本日の読書~

ジェイ・アッシャー「 13の理由 」

最初は立ち読みでした。
いつも行く本屋に、平積みで置いてあった本書。
表紙の写真とタイトルに惹かれて手に取ってみたのです。



帯には、アメリカのベストセラー問題小説が上陸!
なぜ自殺したんだ?なぜぼくなんだ?

と書かれています。


「カセットテープ7本に録音されていたのは、二週間前に自殺した女の子の声だった。」

内容は、自殺した女の子(ハンナ)が、自分の人生について話します。
正確には、どうしてハンナの人生が終わったのか、と言う話を。
このテープを聞いている人は、その理由の一つです。
ルールは二つ。
テープを聞く。
次の人に回す。
以上。

物語は、ハンナのテープ部分と、主人公ぼく(クレイ)の行動で話が進んでいきます。
テープが送付される関係者には前もってハンナから地図が送られており、
クレイはハンナのテープの指示通りに動きます。


これくらいしか書けません。
ですが、人間同士の係わり合いは、時として偶然と言う言葉では片付けられない事態を引き起こすのだなぁと思いました。

一つ一つは些細な出来事なのです。
最初はたわいもないリストから。
「誰がサイコー?誰がサイテー?」リスト。

本来なら光栄な事です。
でも実際は彼女にとってそのリストが苦しみの原因となり、
そのリストが彼女にとって不名誉な噂を引き起こす。

私はクレイの立場になって読んでいたので、結構辛い描写もありました。
彼女は既に自殺した後なのです。
生きているうちに、このテープの内容をハンナから相談されていたら・・・
クレイはきっと、ハンナの助けになった事でしょう。
この本が実話ではなく、小説である事に感謝したい気分です。


考えてみると、人は一人では生きられないのですね。
必ず誰かと関わりがある。
当たり前のようですが、自分の行動が他人にどのような影響を及ぼすのか?
考えた事など、私はありません。

この本は、ぜひ色んな年代の人に読んでもらいたいです。
一番読んで欲しいのは、思春期で悩んでいる人です。
アメリカと日本では高校生の習慣などは違う部分が多いので、
一概に参考になるわけではないと思うのですが・・・







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最終更新日  2010.01.30 14:00:50
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