来週の参議院選挙の争点は年金だけではないでしょう。恐ろしいほど切り捨てているこの法案。これが「美しい国」のすることでしょうか?たくさんの高齢者や病人が来年から急速に亡くなられそうです。低所得者層を直撃することは間違いがないと思います。
「後期高齢者医療制度」
2008年4月から導入される法律 です。
高齢者優遇制度ではありません。
75歳以上全ての高齢者から医療保険を取る制度 です。
そのうえ、65歳~74歳でも障害があれば対象 となります。
人によっては、介護保険料より高い保険料が、介護保険料と合わせて年金から天引きされます。一年で18万円の年金の人も医療保険だけで11160円とられます。その上病院窓口でも1割(3割の人も)とられ退院後のガーゼや包帯交換なども自分でしなければならず、自宅で使う医療用品は自分で買わなければなりません。
保険料を滞納したら、保険証は取り上げ、「資格証明書」というものが発行されるという罰則がかかります。
また 75歳以上の医療費は包括性 になる予定です。
そうなれば、治療中の中身も、ひとそれぞれの病状にあわせて治療されるのではなく、病気によって付の総額が決まってきます。思わぬ重篤な症状でも、心療回数や薬の量に制限がかかります。いろいろな医者に一度に行くこともできなくなります。
まだ中身に不明な点が多く、何が出てくるかわかりません。
もし、脳血栓や心筋梗塞、癌で倒れたら、今の医療制度では最低必要なリハビリさえ受けられません。3ヶ月のリハビリで満足な結果が出せるでしょうか?でもそれ以上になると医療費がどんどん削られていき、病院にとっては迷惑な患者になります。医療費のかかる療養病床は23万床削られました。
自宅に戻るか、医師のいない老人保健施設に入るかです。 大変高い特別個室に入り、リハビリも介護も治療も私費で払えるなら 、もちろん病院から大歓迎されます。
混迷社会 2007.07.27