Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2005.07.22
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カテゴリ: ガンダム小説



歌いながら誰かが近付いている。
何かのアニメの歌のようだ。
振り向かなくても誰かすぐわかる、ユッキーだ。

「フラットちゃん、お待たせ。約束の品物届いたわよ」
「ぴったり36時間だな」
感心したようにフラットは応じる。
「35時間50分よ」
この10分は「仕事迅速」がモットーの彼女らしいこだわりだ。


ユッキーでなければこの短時間で調達することは不可能だっただろう。
フラットは心からそう言った。

「ところで・・・」
ユッキーがキラキラした瞳でフラットを見つめる。
フラットは嫌な予感がした。

「こんなもんドムに標準じゃ付けられないけど、
オプションポッド用意してあるんでしょうね?」

「・・・忘れた」

「やっぱり!フラットちゃんってホントウッカリさんよねえ。
この間のグフでの巡回の時なんてバズーカ持って行くの忘れてたし。
アレで死んでたら、ウッカリじゃ済まないわよ」



「そんなことだと思ってポッドはこちらで用意しておいたわ。
ついでに今度は忘れないようにドムにセッティングもしておいて
あげたわよん」

ユッキーの瞳は楽しそうにますますキラキラと輝いている。
この基地でミイコと双璧をなす美人なのは確かだ、しかし・・・


フラットはそう思った。
ポッドを忘れたのはフラットの落ち度だが、こちらが頼んだ時点で
ユッキーは気がついていたはずなのだ。
それなのに・・・くっそー、俺で遊んでやがる~

「なにその顔~、ホントに感謝してるの?」
やばい、手数料ぼったくられる。

「感謝しております。スピード&ビューティ、ユッキー様」

フラットは呟くような小さい声で言った。

しかし彼女の耳は褒め言葉は良く聞こえるようにできているらしい。

「ウフフ、わかればよろしいのだ~。じゃあまたあとでね~」

ユッキーを見送るフラットの肩が心なしか小さく見えた。
戦場では無類の強さを誇るフラットが最も恐れる人物・・・
それはユッキーなのかもしれない。





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Last updated  2005.07.22 12:41:35
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