Flatのガンプラ製作日記

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2022.06.23
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「死神もたまには間違えるものです」です。


死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫) [ 榎田 ユウリ ]

だいぶ前にこのシリーズの1巻を読んだのですが、
かなり間が空いてしまいました。
このシリーズの死神は魂と引き換えに・・・みたいな
死神ではありません。

この本の冒頭に書かれているのですが

過ぎず、その過程に要する時間には個体差がある」
とい定義が死神の存在意義と言えます。
つまり死んでしまってもその瞬間に活動を停止する
のではなく、緩やかに死んでいく人が一定数いる。
当選本人は普通に動けているので、自分が死んで
いるとはわからない。死神はそれを分からせて、
本当の死に導くのが仕事なのです。
だから死神である余見透は相手に対して
「あなた、亡くなってます。御愁傷様」
とかふざけたことを言います。
当然簡単には受け入れられるわけもないのですが、

冷たいなどでだんだん実感していくのです。

さて今回はバスに乗っていた4人が同時にこの現象が
発生してしまいました。
4人にはそれぞれ事情があり、死んでる場合じゃない
と立ち上がるのでした。

趣味だったり、愛する家族のために長生きしたいと
思ったり。
しかしどんなに願っても、祈っても、死んでしまった
という事実は覆りません。
そして三人が亡くなり、残った高梨は・・・

なぜ高梨が最後なのかが死神から語られるのですが
そんな設定あったのかな?
1巻では触れていなかっただけ?

まあ、そういう設定なら死神が微妙に意地が悪いのも
頷けます。
そういう仕事だもんね〜

ちなみに高梨は会社では存在感薄くて名前も高橋とか
間違えられたりします。
自分が死んでも誰も悲しまないし、覚えてもいない
と言います。しかし、医師の天堂は
「自分のことは自分では見えない。相手が見ている
自分を通してしか自分を見ることはできない。
人間は関係性の生き物なのだ」
というようなことを言います。
ちょっと人生考えさせられました。

自分の名前を呼ばれて自分という存在をやっと
理解した高梨。それだけで幸せ感じるとか幸せ度低い。
でも幸せを感じながら亡くなったのは良かったと
思いたい。





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Last updated  2022.06.23 19:07:29
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