Flatのガンプラ製作日記

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2022.10.10
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋」です。


後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋(3) (角川文庫) [ 篠原 悠希 ]

元々病弱だった遊圭だが、全巻で無理をしすぎて死ぬ
一歩手前。何しろ、液体ですら、吐いてしまうほどで
栄養補給ができない。
胡娘と明々の献身的な介護のおかげで、徐々に快方に
向かうものの、治ったら治ったで、皇帝のもとに

女性でないことがバレないように細心の注意を払って
皇帝と謁見するが、そこで族滅法の廃止を願い出る。

皇帝からは当然色良い返事はなかったが、あまり強く
押すこともできない。男であることがバレるのも
まずいけど、星家の生き残りてあることがバレるのも
マズイ。まあ、どっちも死罪なんだけど。
しかし、謁見の中で、女性たちが医生の試験に合格
できたら、族滅法の廃止という言質を得る。

こうして彼女たちの戦いが始まります。
しかし、彼女たちが戦わないといけないのは試験だけ
ではありません。「女が医者なんて」という世の中の

男性の学生から嫌がらせされるだけでなく、教授
からも嫌がらせされちゃいます。

彼女たちが図書館で本を借りて勉強できたのは親切な
留学生がいたからでしたが、彼も彼の思惑があっての
行動です。

感情のまま動くから大変な目に遭うことに。

ラストで遊圭は明々の故郷に帰れることになったわけ
ですが、皇帝である陽元が遊圭のことをどこまで把握
していたかは明らかにはされませんでした。
後宮に男が入ったら死罪。外戚である星家は死罪。
遊圭は二重に罪を重ねているわけで、それを両方とも
承知の上で、まったく罪に問わず、さらに星家の者
として生きていけるように族滅法を廃止したのかなあ?

皇太后や敵対していた大臣などを排斥できたのは遊圭の
功績だからかもしれないけど、妹である麗華の心を
救ってくれたことも大きかったのかなとも思います。





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Last updated  2022.10.10 20:10:11
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