丸山敦子のお買い物ブログ

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2009年09月02日
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 村暮らしを始めて間もない頃のお話です。

お散歩コースの中程に、大きな大きな胡桃の木がありました。

豊かに枝を広げたその木は、幹の直径が80cm近くもあり、この季節には、いつもたわわに実をつけていたものです。

私は、その実を拾い集め、犬は野うさぎを追いかけるのが、秋の仕事だったーそういう時期。


私は、その木の実で糸を染めるのがとても好きでした。

こっくりとした深いブラウンを、その木だけが与えてくれるのでしたから。

大きな大きな木だからこそ、若い木の実では決して出せない深く渋い色が出るのです。




けれども、或る朝、胡桃の木は、森の中でその大きな幹を横たえておりました。

しばらくすると、森はすっかり無くなって、りっぱな工場が出来ました。





今でも、草木染めのサンプル帳に、その木の色が残っています。

大きな木で染めた色
大きな胡桃の木で染めた色

若い木で染めた色
若い胡桃の木で染めた色


また、私の記憶の中にも、実に見事だった木の風格のようなものが、刻み込まれていると思います。

以上、秋になると、思い出す胡桃の木のお話でした。


木を植えましょう。

木は、素敵な友達です。

いつも庭にいて、実をたわわに実らせる友達は、やっぱりいいものです。


庭がなかったら、実を齧りましょう。




大きな大きな胡桃の木を、心のキャンバスに描きながら、リスになったような気分でー。


Enjoy your garden!!







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最終更新日  2009年09月02日 19時25分36秒


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