この映画を初めて見たのは高校生の頃でした。多分今見ているものと、当時見ていたものは違っていると想います。まだまだ大人になりきれていなかった私が見た「月とキャベツ」は悲しくてやりきれない、でも印象に残る。そんな映画でした。 今見返すと悲しいし切ないしやりきれないけれど、少しだけ「幸福感」が残る、そんな映画だと思います。 この映画で最も印象に残るシーン。山崎さん扮する「花火」が完成した曲を月明かりの下でピアノで弾き語る場面。ヒバナがその傍で踊るのですが、ここが一番切ないです(見ていただければ分かると思いますが・・・)。 曲は「One more time, One more chance」。この曲だけをCDで聞いてもかなりいいのですが、私は映画のピアノバージョンのほうが好きだったりします。