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↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓↓インスタのフォローもお願いします。まだ上級者ではありませんが、更新してます!↓QRコードをクリックまたは読み込んでね!😉ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡↓イスラエルVSハマスの戦争 (またはイスラエルのハマス掃討作戦) が長期化するにつれ、観光への影響はどうなのかというお問い合わせをいただきます。ブログへのアクセスも増えています…ここで更新しないと皆さまを余計不安にさせてしまうかもしれません。とはいえ、言うことがない…。今後の見通しは誰にも読めないというのが正直なところです。通常ではないことが起きていますので、今後どんな進展になるか予測のしようがありません。すみません! こんなことしか言えません。現状をお伝えしますと、明日からいらっしゃるお客様もおられますし、最近お帰りになったお客様もおられますし、観光は普通に行われています。ただしデモの規模は大きくなっているのが現状です。またそれに伴い、イスラエルとの軍事境界線がある死海への道が封鎖されたり、アンマン市の特定のエリアが大渋滞になったりなど、それなりに影響はあります。デモは対イスラエルなので、ツーリストに被害が及ぶことはありませんが、もちろん人が多く集まっているようなところに遭遇された際はすぐに離れていただくようお願いしています。私自身は10月後半にヨルダン出張があり、ヨルダンには引き続き出入りしますが、今後の展開は読むことができません。この戦争がどれくらい長引くのか、あるいはあと少しで終わるのか全く分かりません。そのためツアーをなさるかどうかはお客様のご決定となるかと思います。しかし、パレスチナ支持のデモは中東に限らず世界各地で起きていますね。ここまでパレスチナが支持を集めるとは、イスラエル側も予想していなかったかも…。とはいえ怒りに狂った野獣を静めるのは難しいです。双方に言い分があると思いますが、双方自分たちの視点なので(当たり前ですが)、どっちも引きません。でも、イスラエルによるハマスの根絶は不可能です。これだけは断言できます。ハマスはガザ市民の一員です。ですからハマスだけを攻撃することはできません。イスラエルはそれを知っていて、「連帯責任」を負わせようとしてだれかれ構わず(赤子でさえ)殺りくしていますが、これまたなんと極端な…。ガザを徹底的に叩きつけても、アラブを世界から抹消することはできません。アラブがいる限り、第2、第3のハマスが必ず台頭します。なぜって憎しみは世代から世代へと受け継がれるから。しかもより大きくなっていきます。こうしてごく普通のアラブでさえ凶暴にしてしまうのがイスラエルの強硬姿勢なのです。もはや世界中に敵を作ってしまった今回のイスラエルの姿勢…。世界中に散らばるユダヤ人は犯罪やテロの犠牲者になることをいつも恐れなければなりません。これ、かなり大変なことです。イスラエル内でもイスラエル外でも彼らにとって安全な場所はなくなりました。さて、私の取引先のイスラエル側の日本語ガイドの一人は軍に徴集されたようで、生きて帰るか分からないと奥様から聞きました…。ガイドさんを徴集してなんになる⁇ なんでここまでするのか意味が分かりません。もうこんな不毛な争い、やめましょうよ! 誰も得をしません。そんな声を心の中で上げています。コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村↓応援したい。大変なときはお互い様ですよね↓ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2023.10.21
イスラエルはとぉってもオシャレな国。イスラエルを訪れてイスラエルに恋をしたという方も多いはず。住むと色々あるのでしょうが、中東の中でもイスラエルはなんだか洗練されていて、この不思議な魅力に虜(とりこ)になってしまう。若い頃は、自分がイスラエルという国へしょっちゅう行き来することになるとは思いもしませんでしたが…何度行っても飽きない国。日々発展を遂げる中東の先進国イスラエル。理屈抜きに素敵です。さ、そんなイスラエルで見かけたアートを感じる壁の落書き(↓)誰が書かはりましたん、この落書き❓ 素敵ですやーーーん。こういうオシャレな落書きならいくらあってもいいですよね。ドイツでよく見かけたきっちゃない落書き(↓)などに比べると、格段に質が高くてアートを感じます。それからエルサレムには素敵なカフェがいっぱい。今回は仕事でイスラエル入りしたのですが、自由な時間が比較的あり、カフェ巡りをしようと決めていました。でも見つけた1つのカフェが心地よくて結局5時間くらい滞在。 このジュースとパスタだけで5時間居座る…。程よく放っておいてくれるスタッフに感謝(笑)。このカフェはリピート間違いなしですな。「Nocturno Cafe Resto Bar」という名前です。あ、このカフェ、エルサレムで人気があるカフェ トップ10に入っているようです。やっぱりね~。ちなみに私が泊まったホテルはこのカフェから徒歩数分ほどのところにあり、立地がとても良かった。ホテル自体はそんなにお勧めできませんが、立地の良さからまた泊まるかも…。そんなわけで、またすぐに行きたくなるイスラエル。次のイスラエル入りはいつかな。まずは近々レバノン出張が入るかも…です。イスラエルにまだ足を運んだことがないという方は、ぜひぜひこの魅力的な国にお越しくださいね。ご旅行のお問い合わせ、お待ちしております。イスラエルに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/service_Introduction_Japanese.htmlお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.10.31
現在エルサレムにおりま~す! 本日お客様とご一緒にエルサレム入りしました。イスラエルは何年ぶりでしょうか…最後に訪問してから 2 年は経っているはず。久しぶりのイスラエルは相変わらず巡礼客で大変な賑わいを見せていました。ただ今日は土曜日で安息日ということもあり、ユダヤ系のレストランなどは午後20時くらいにならないと開きません。とはいえ、本日の観光は旧市街の中ではなく、オリーブ山とシオンの丘のみ。お客様は明日、旧市街の中のご観光をされる予定。今回私がイスラエル入りしたのは、普段取引をしている旅行会社がユダヤ系のために安息日である今日は動きが取れず、私が英語ガイドの通訳として同行させていただいた次第。明日以降は日本語ガイドさんがツアーを受け持ってくださいます。とはいえ私もせっかくイスラエルに来ていますので、イスラエルでしかできないことを…と思っております。でも仕事が溜まりに溜まっていますので、明日はとにかくどこに行くにもパソコンを持っていく必要があります。お気に入りのカフェでも見つけて、ガツガツ仕事いたします。エルサレムはとっても良いお天気! 気温は26度ほどで、ヨルダンより多少涼しめといったところか。明日のお客様のエルサレム訪問が良いものとなりますように…イスラエル観光に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/
2017.09.24
久しぶりのエルサレム入り! 本日のエルサレムは午後から雨になりました。強風がびゅんびゅんと吹く中をセルビスの降り場からホテルまで何とか30分歩き通しまして、ホテルでバタンキューしておりましたら、その間に雨が降り始めたようです。本日のキングフセイン橋(イスラエル側ではアレンビー橋)はアラブでごった返しており、国境越えに3時間ほどかかりました。アラブ以外のツーリストは多少優遇されており、列になるべく並ばなくてよいように配慮されていますが、それでもアラブの絶対数が多いので、どうしても待ち時間が長くなります。キングフセイン橋では、アラブと外国人が手続きをするセクションが分けられています。が、アレンビー橋では外国人もアラブも一緒くた。こんなに数が多いんかいなーとびっくりするほどのアラブたちがアレンビー橋で列を作っていました。ヨルダンでは「並ぶ」「待つ」というようなことを普段ほとんどしていないアラブたち。ですからアレンビー橋でも、素知らぬ顔をして横入りをしてくるのはアラブだけ。びっくりしている外国人をよそに、突然後ろから横から列に割り込んできます。もちろん何の断りもありません。幾人かに順番を抜かされたあと、3名のアラブの女性たちが私の前に割り込もうとしたときにはさすがに「いやいやいやいや、ちょっとそれはあり得んでしょ」と、思わずこの女性たちに声を上げてしまいました。この女性たちはニヤニヤと笑いながら元の場所に戻りましたが、私がいなくなるとさっと割り込みをしていたのを私は見た! 並ぶ必要があるのはみんな一緒。なのに我先にと自分のことだけを考えて行動する…。ほんとにもう、恥ずかしいで!さてイスラエルでは金曜日の夕刻から土曜日の夕刻までが安息日となっており、タクシーを除くすべての交通機関がストップします。というわけで、タクシーを使いたくなかった今日は、歩くしか手段がありませんでした。でも久しぶりのエルサレムの雰囲気を満喫するには、歩くのが一番! エルサレム新市街の目抜き通りヤッフォ・ストリートをゆっくりと移動して楽しみました。安息日のユダヤ人エリアは閑散としていて空っぽ。歩行者天国です。お天気が良かったら、散策にはもってこい。今日は強風のためお散歩日和とまではいきませんでしたが…。本日の夜は、取引先のイスラエルの旅行会社の方とお会いしてきました。なぜかイスラエルまでイスラム国の影響のとばっちりを受けて、今年は観光客の方が減っているとのこと。日本での大げさで誤った報道の影響は、イスラエル観光にも響いているようです。いやいや、観光には持って来いの美しい季節なのに…残念ですね~。もうこうなったら、私が皆様の分までエルサレムを満喫させていただきます(笑)。さてさて、イスラエル出張の様子は追い追いアップさせていただきます。取り急ぎ、エルサレムからの報告でした。↓応援のポチッ、一日1回お願いします。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.03.21
イスラエル情勢が少し大変なことになっているようです。ユダヤ人とパレスチナ人のゴタゴタは今に始まったことではありませんので、ちょっとしたことで緊張するのはいつものこと。今回もすぐに収束に向かうと思っていました。が…、現時点では情勢が悪いほうに加速しているようです。そもそも今回の問題の始まりは、3人のユダヤ人の若者が何者かに連れ去られ、殺害されるという事件。これに伴い、イスラエル側はパレスチナ自治区を徹底的に捜査し始めました。この段階で、パレスチナ人側からはイスラエル側の強引さに対する不満の声が上がっていました。これが6月の中旬。その後、3名の若者の遺体がヘブロンで見つかったのが6月30日。これを受けて、今度はパレスチナ人の若者がユダヤ人の過激派によって殺害され、焼死体で見つかりました。その残虐な犯罪行為に対するパレスチナ人の反発が強まり、エルサレム市では抗議運動が起きています。特にイスラエル系アラブが多く住むオリーブ山周辺では、投石や道路封鎖などが見られるようです。下の写真は、亡くなった16歳のパレスチナ人の少年の写真を掲げて抗議する彼のご家族や親族の女性たち。 <guardian からの転載です>イスラエル側は国防軍を大量に投入。エルサレム旧市街周辺は、戦闘態勢になっているということです。さらにガザ地区からは断続的にロケット弾が撃ち込まれ、昨日の夜はついにエルサレムにまでロケット弾が到達したということ。エルサレム市ではサイレンが鳴り響き、人々はシェルターの準備をしているそうです。うーーーん、こうなることをだれが予想できたでしょうか。ここまで問題が大きくなるとは…。パレスチナ問題は、ちょっとした火種で燃え上がる危険性を秘めていますが、これまではそれでもすぐに収束に向かい、事なきを得ていました。今回はどうでしょうかね…先を読むのが少し難しい状況です。ユダヤ人の側もパレスチナ人の側も、過激派の存在が事を非常に複雑にしています。大多数のアラブとユダヤ人は、ごくごく普通の人たちで平和を望んでいます。エルサレムではアラブとユダヤ人が同じ職場で働いていることもしばしば。それなのに、過激派がこうした平和をぶっ壊すことをしでかして喜んでいる。いったい彼らの目的は何なんでしょうね。ああ、過激派の存在が疎ましい!!! と怒りが沸き起こってきます。少数の過激派に踊らされてイスラエル全土が戦闘態勢になるのも合点がいきません。ユダヤ人もアラブもみんな平和を望んでいるのに…。今回のイスラエル情勢、突然の急展開ですので、旅行を計画されていた方たちの中にはやむなくイスラエル行きを決行する人あり、計画の変更を余儀なくされる方あり…。さて、この状況が今後どのように動いていくのか注視していく必要があると思います。 ↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.07.09
先日のイスラエル訪問の際に、ワイナリーに行ってまいりました! これも仕事っ、といいながら楽しみましたよ~。今回訪れたのは、「Psagot Winery」。死海からそれほど遠くないエリアにあります。聖書時代にはベニヤミンと呼ばれた部族が住んでいたエリアにあります。このワイナリーは2003年に建てられたものでまだ新しいのですが、たくさんの賞を受賞しています。年間に100,000本のワインを生産しているそうです。ここでは45シェケル(1600円ほど)でこのワイナリーで製造されたさまざまなワインの試飲ができます。ズラリと並んだワイン。 まずは白ワインから始まって、4本ほど試飲いたしました。最後は、このワイナリー一押しの高級(?)赤ワイン”Edom”で締め。このワイナリーのワインは、フルーティな味で人気があるそうです。実は恥ずかしながら私はワインへの造詣は全く深くなく…私のフランス人の友達を連れてきたらきっとジャンプして喜ぶだろうな…と思いつつ。でもここの一押しワイン"Edom"がとても美味しくて、思わずボトルを買ってしまいました。ここで試飲をして買うと割引が利きますので、最終的な値段は通常料金の約半分だそうです! それでも75シェケルしたので、2600円くらい。ワイナリーの地下もガラス越しに見学できます。 ワインが眠る樽熟庫。ここでは簡単なビデオも準備されています。このビデオはワインの作り方というより、ベニヤミン族の地に帰ってくるようユダヤ人の愛国心に働きかける、いわゆる「シオニズム」(イスラエルの地パレスチナに故郷を再建しようとするユダヤ人の運動) 思想が見え見え。ちょっと訳ありのビデオで、こんなのをアラブに見せたら怒るだろうな~と思わずアラブの立場になってみていた私。ま、こういうビデオは別として、ワインの試飲を楽しむのが一番! このビデオを観終わった頃には、すっかり酔いが回って目が座っていた私…。いやぁ、6年間の中東生活で飲む機会が全くといっていいほどない私、すっかりアルコールに弱くなりました。いやいや、いいことです。イスラエル産のワインは、じわりじわりと人気が出てきているそうです。このワイナリーのワインもコンクールで受賞をいくつかしているそうで、今後が楽しみですね。エルサレムから約1時間ほどでアクセスできるこのワイナリー。是非皆さまも、機会がありましたらご観光の途中にお立ち寄りいただければと思います。↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 12月の混載を募集しています:http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_DEC25_30_2013_html.htmlヨルダンの温泉ハママトマインの Evason Main ホテルに破格値でお泊まりいただけます。ホテルのご予約だけでもどうぞ! http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201304090000/ ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.12.09
水曜日からエルサレム入りしております! ところが本日金曜日の夕刻からは安息日に突入。先回もそうでしたが、ヨルダンでの仕事との兼ね合いで、私のイスラエル入りは週末と重なることが多いのです。ユダヤ人の安息日は、金曜日の夕刻から土曜日の夕刻まで。土曜日の明日はお店も閉まっていて、夕方以降しか開きません。今日は夕刻から安息日に入るので、午後14時半くらいからお店やレストランがどんどんと閉じ始めました。慌てて夕食になるものを買おうと探しましたが、どんどんお店が閉まっていくので、ホテルから近いマクドナルドに飛び込んでテイクアウト。しかし、イスラエルの物価は非常に高い! 写真のセットで幾らだと思われますか? 38シェケル、つまり1000円以上します。いやぁ、マクドナルドで1000円ですか? しかもおいしくなかったし…イスラエルは非常に魅力的な国ですが、物価の高さが観光客泣かせですね。ブツブツ。イスラエルで比較的安いものといえば…ビールでしょうかね。日本と比べて安いかは分かりませんが、ヨルダンと比べると格段に安い! ヨルダンで売られているビールの3分の1くらいの値段で買うことができます。 なので、イスラエル滞在中はビールを堪能できます。本日から明日にかけての安息日には、タクシーを除く公共交通機関もストップになります。タクシーのドライバーをしているのはアラブがほとんどなので、安息日に関係なく働いています。私は今回の滞在では、ホテルのインスペクション (視察) も兼ねて幾つかのホテルを泊まり歩いています。公共交通機関がストップする明日は、荷物をガラガラと引いて徒歩での移動…。イスラエルご観光をお考えの皆さまは、お日にちが限られている方がほとんどだと思います。それで金曜日と土曜日の安息日は避けてイスラエル入りされるようにお勧めいたします。安息日中はほとんどの観光地が閉まってしまいます。さて本日のエルサレムは午後からかなり肌寒くなりました。昨日までは半袖でもよいくらいの気温だったのですが…。今回は提携先の旅行会社の方に連れて行ってもらって、死海文書が発見されたクムランを訪ねたり、ワイナリーでワイン試飲などをしたりしてまいりました。またおいおいブログでもアップしたいと思います。お楽しみに~。 ↓いつもありがたう。応援のポチッ↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 12月の混載を募集しています:http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_DEC25_30_2013_html.htmlワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.11.29
本日は初夏の暑さでした~。この暑さは土曜日まで続くとか…? 10月に入って一気に寒くなりましたので、ここらでちょっと一息つけるのは嬉しいことです。しかし、また極端な気温差。ヨルダンではインフルエンザも流行り始めております。皆さまもお気をつけくださいね。今日は久しぶりにイスラエル情報です。テルアビブからほど近い場所にある"ヤッフォ"のご紹介。この街は地中海に面した港町で、聖書にも登場します。ダビデ王やソロモン王の時代には、この港に陸揚げされた輸入品がエルサレムまで運ばれていたそうです。新約聖書では、この港町は「ヨッパ」と呼ばれています。このヨッパは、聖書に造詣のある方たちにとっては外せない観光スポットとなっています。さて、ではヨッパ (現在はヤッフォ、アラビア語ではヤーファー) 市に一緒にお出かけいたしましょう!ヤッフォへはイスラエルの日本語ガイドさんに案内して頂きました。この歴史ある港町はテルアビブから徒歩圏内です。時間に余裕のある方は徒歩で十分ご移動いただけます。ヤッフォに着くと、さっそく旧市街の中に入っていきます。テルアビブからヤッフォへ歩いている途中で見つけた鳥。ブラックバードというのだそう。 まずヤッフォ観光の目玉は、これでしょう。誰の家でしょう? 皮なめし工シモンの家です。「皮なめし工?」「シモン?」と思われる方のためにご説明を加えさせていただきます。皮なめしとは、動物の生皮を皮革にして後で種々の品物に加工できるようにする技術のことです。西暦1世紀に、この家に皮なめし工のシモンという人が住んでいました。なぜこのシモンの家が観光の目玉かといいますと、このシモンの家にまつわるお話が新約聖書の使徒活動の書に出てくるからです。この皮なめし工シモンの家に、イエスの弟子であったペテロが滞在していました。西暦36年のことです。その時のお話については、新約聖書から直接抜粋します。*~**~**~**~**~**~**~**~**~*ペテロは祈りをするため第六時ごろ (昼の12時ごろ) に屋上に上った。 しかし非常に空腹を覚え、何か食べたくなった。人々が準備している間に、彼はこうこつとした状態になり、天が開けて、何か器のようなものが、ちょうど一枚の大きな亜麻布がその四隅を持って地上に降ろされるかのように下って来るのを見た。そしてその中には,地のあらゆる四つ足の生き物、はうもの、また天の鳥がいた。そして、「立ちなさい、ペテロ、ほふって食べなさい!」という声がした。 しかしペテロは言った、「いえ、それはできません、主よ。わたしはいまだかつて汚れたものや清くないものを何も食べたことがないからです」。するとその声が再び二度目に彼に言った、「あなたは、神が清めたものを汚れていると呼んではならない」。こうしたことが三度起こり,それからすぐ器は天に上げられた。さて,自分の見た幻は何を意味するのだろうかとペテロが内心ひどく思い惑っているうちに、見よ、コルネリオから派遣された人たちがシモンの家を尋ねて来て,そこの門のところに立った。そして彼らは呼ばわって、またの名をペテロというシモンがここに客となっているかどうかと尋ねた。 ペテロが幻について思い巡らしていると、霊が言った、「見よ、三人の人があなたを探しています。 それでも、立って階下に降り、何も疑わないで彼らと一緒に行きなさい。わたしが彼らを遣わしたのですから」。*~**~**~**~**~**~**~**~**~*ペテロにこの幻が現れる前に、天使がカエサリアに住んでいるローマ人のコルネリオという人に現れていて、皮なめし工シモンの家に滞在しているペテロというユダヤ人を自分の家に呼びなさい、と指示していました。こうしてペテロはコルネリオの家に招かれ、コルネリオとその家族の人たちが異邦人(非ユダヤ人) としては初めてキリスト教を受け入れて信者となりました。ユダヤ人は非ユダヤ人を汚れているとみなして接触を避けていたのですが、ペテロに現れた幻は「神が不公平な方ではなく、 どの国民でも、神を恐れ義を行なう人は神に受け入れられる」(使徒活動10章34節と35節) ということを教えるものでした。コルネリオの改宗を境に、その後キリスト教は急速に異邦人の間に広まって行きました。さてこの、皮なめし工シモンの家ですが、ひっきりなしに観光客が訪れます。実はこの家には、現在でも人が住んでいます。玄関に書かれている"ZAKARIAN Family"という名前からすると、アルメニア人の家族であると見受けられます。昔は住人が家の中を見せてくれたりしたようですが、観光客がひっきり訪れるようになった現在は、もう家の中に入れてくれることはないようです。残念です。でも新約聖書の「使徒活動の書」の舞台となったこの家を外から眺めるだけでも、なかなか興味深い。この家の屋上でペテロが幻を見たのか~などと思いを馳せることができます。さらにこのヨッパ市では、ペテロがドルカスという名の死んでいた女性を生き返らせたという記述も新約聖書に出てきます。古い歴史を持つこの港町ヤッフォ。キリスト教の揺らん期にこの町を行き来していた人々の息遣いを感じることができる素敵な町です。現在ではヤッフォにはアーティストがたくさん住んでいるようで、入りくんだ旧市街には趣向を凝らした可愛いお土産物屋さんもたくさんあります。テルアビブにいらっしゃるお客様は、是非このヤッフォにも足をお運びくださいね。10月30日から11月4日までの秋旅行の同行者、募集中です! http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310030000/ ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/↑ブログを読んでいただきましたら、ぜひ応援のポチッをお願いいたします。↑皆さまの応援がランクに反映されるしくみになっています。
2013.10.10
今日は、テルアビブで見つけた私のお気に入りのブティック・ホテル「Shenkin Hotel」のご紹介。テルアビブといえば、地中海沿いのイスラエル第2の都市。保守派のユダヤ教徒が多くて何だか重々しい雰囲気が漂うエルサレムとは違い、この海沿いの都市には開放的で自由な雰囲気が漂っています。エルサレムっ子たちも、週末になるとテルアビブに遊びに来たりするようです。私もこの町の雰囲気が大好きです。さて海に面したこの都市には海沿いにホテルもたくさんあり、海沿いのホテルを希望されるツーリストの方も多いのだそう。でも私は海にはそれほど興味がありません。なぜでしょう? 特に海を見てもときめきません(笑)。海で泳ぎたいと思ったこともないし…。泳ぐことは好きですが、プールで運動のために集中して泳ぐのが好きで、単に水の中にぷかぷか浮いて遊ぶようなことには全く興味がありません。アラブにはカナヅチが多く(98%がカナヅチでしょうな)、プールに行こうよと誘われても単に水の中に入っているだけ。ですからプールへのお誘いには一切応じず、今年も1回も水着を着ませんでした。そんな私ですので、海沿いのホテルには全く興味がわきません。という訳で、海から離れたテルアビブ市内の中心地のホテルを探しました。今日ご紹介するのは、本当に便利な立地条件にある「SHenkin Hotel」。ただし海好きの方にはお勧めできません。このホテルのホームページは http://www.shenkinhotel.com/ です。女性の一人旅に最適なホテル…ですかね。私が泊まった時は、開業して3か月という真新しさ。スタッフもまだトレーニング中。お部屋は広くないのですが、とても清潔で、モダン。特に私の泊まった部屋は Offer プライスだったのですが、一人でもちょっと狭い空間。でも、ベッドは気持ちいいし、設備は最新だし、狭さはそれほど気になりませんでした。 ホテルの外観。このホテル、市内中心部に位置しているので敷地面積そのものが狭く、とてもコンパクトです。ホテル内にはレストランもありませんので、朝食はバウチャーをもらって近くのレストランに食べに行くという方法。私も近くの喫茶店へ朝食に出かけました。 レストランこそありませんが、ホテルには、敷地内の中庭にカフェ・スペースが設けられており、宿泊客の誰もが自由に使えるようになっています。このカフェスペースが私のお気に入り。クッキーやティーやコーヒーがセルフサービスで自由に楽しめます。そして、このかわいらしい中庭。思わずどこに座ろうかと悩んでしまいます。このティースペースは独立しており、ホテルのフロントからも隔離されていますので、人が頻繁に出入りすることもありません。細かいところまで気が利いているところは、ヨルダンのようなアラブ世界では決して望めないことでしょうな。何もかもに関して、「かゆい所に手が届かない」のがアラブですから…。ま、それがアラブ世界の良さ(?)でもあるのですが。そんな訳で、このホテルには私、きっとまた泊まりに戻るだろうな~と思っています。女性のお一人旅でテルアビブに泊まられるようなことがあるお客様は、是非このホテルもチェックしてみてくださいね。そうそう、SABONのお店にも徒歩で3分くらいの距離ですよ!11月の混載募集中!http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308310000/ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.09.25
今日はイスラエル一押しのブランド「SABON」のご紹介。日本にも上陸していますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。日本でどのくらいの値段で売られているかは分からないのですが、本場イスラエルで買うとやっぱりかなりお得らしい!! SABON プロダクトの説明は以下のサイトでご覧いただけます。http://www.sabon.co.jp/products/index.htmlSABONで扱われている商品は、石鹸からボディケア・フェイスケアグッズ、お部屋のアロマなど多岐にわたります。今回私が足を運んだのは、イスラエルのテルアビブにあるShenkin Street(シェンキンストリート)にあるお店。このお店は、SABONの1号店として 1997年に開かれました。SABON プロダクトの特徴は、オーガニックであること。創業当初から自然環境を配慮し、できるだけ自然由来の成分を使いながら、地球環境に配慮した製品作りを行っている、ということです。それからパッケージが本当に可愛い!! ギフトとしてももちろん良いですが、自分用に買っても嬉しくなってしまうような素敵なパッケージばかりです。 今回私がゲットしたのは、右の写真にあるような、お部屋のアロマ2本とバラの香りの香水。お部屋のアロマは、木のスティックを液に付けこんで、ほのかに香るようにするタイプのもの。一番右の小さなボトルは、おまけで付けてくれたハニーの香りのボディスクラブ。とっても癒される香りです。 イスラエルでは、SABON ブランドは英国の「ボディショップ」的な存在で、イスラエルの女性たちが気軽に買っていくブランドになっています。店員の対応も非常によく、プロダクトに通じているので、気軽に相談できます。今回買ったバラの香水は、とってもお気に入り。とても上品な香りがします。そして飽きない香り。悩んで、かなり色々匂いをスンスンとかぎまくって最終的に決めた香水ですが、買って良かった~。イスラエルといえば SABON。どのプロダクトもちょっと重たくなってしまうのが玉にきずですが、イスラエルに来られるお客様はぜひ SABON でお買い物してみてくださいね。お店そのものが癒しと安らぎの空間になっていますよ。11月の混載募集中!http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308310000/ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.09.24
イスラエルのハイファ観光の続きです。ハイファでは夢のお寿司三昧だった私。そしてお気に入りの日本食レストラン Japanika のすぐ近くに動物園があるというので、プラプラと立ち寄ってみることにしました。動物園といっても小規模で、公園とセットになっています。マザー公園 (Mather's Park) と呼ばれるこの公園は、家族連れでいつも賑わっているのだそう。私が行った時は、それほど人が多くありませんでした。あまり期待していなかったのですが、ヨルダンでは猫以外は動物にお目見えするチャンスもあまりありませんので、私としては癒し系の空間となりました。 期待していなかったわりには、(写真には撮りませんでしたが) トラもいたし、ライオンもいたし、いろんな動物が飼育されていてバラエティ豊か。トラやライオンはお昼間はぐったりと寝そべっているだけので、シャッターチャンスも何もありませんでした。 動物園なんて、何年ぶりでしょう~。けっこう楽しいものですね。臭いだけを別にすれば…。私は動物臭がどうも苦手です。そんな感じで、ハイファではタラタラと気の向くままに街を散策。しかし、暑かった~~。ハイファはサンフランシスコを思い出させるような、アップダウンの激しい街。このマザー公園もカルメル地区と呼ばれる山手のほうにあり、海沿いの下のほうから歩いてくるのは大変。バスで移動するのが一番楽です。この日は、バハイガーデンとマザー公園など歩く距離が長かったので夕食を食べる元気がなく、ビールとおつまみでオシマイ。翌朝のアッコー観光に備えました。アッコー観光については、次のブログでお伝えいたしますね。11月の混載募集中!http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308310000/ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.09.06
本日のヨルダンもごく普通の日常でありました。ここ最近、私のブログへのアクセス数がかなり増えております。シリア情勢の悪化が報道されるものの、ヨルダンに関する情報が少ないので、木村さんのブログにアクセスしてヨルダンの現状を確かめています、というようなお客様が多いのかもしれません。それで、私としてもできるだけ詳しく現地の情報をお伝えしたいのですが、本当にごく普通の日常なので、これ以上ご説明のしようがない…というのが本音であります。とりあえず、アメリカの議会が審議を始める9月9日までは大きな動きはなさそうです。それでは、8月後半のイスラエル旅行の様子を少しずつアップしていきたいと思います。今回の滞在先は、ハイファ、テルアビブ、ナザレの三か所。特にハイファでは4泊し、予定をほとんどいれず、気の向くままにステイを楽しみました。朝起きれなかったらホテルで寝てすごそ~。もし気が向いたら観光に出かけよう~、という具合に、気ままな旅を実施いたしました。もしかして、こんな旅は初めてかもしれません。いつも気合を入れて観光するのが私流でしたから。が、今回は「副交感神経を優位にするための旅」と決めていましたので、初日は爆睡。小さなゲストハウスに泊まりましたので、オーナーが心配してお昼過ぎにドアをノックして来ました(笑)。「まだ眠っていまーす」と返事だけして、またグウグウとひと眠りしました。これでかなり元気を回復。さてハイファと言えば、これを見ずしてハイファに来たとは言えない。世界遺産にも指定されている「バハイガーデン」の観光は外せません。「バハイガーデン」とは、ハイファにあるカルメル山に建てられたバハイ信教の世界本部の敷地内にある庭園のこと。今回は、12時半からの無料ツアーに参加してきました。バハイ庭園は自由見学ができないようになっています。それで庭園の中に入るためには、このツアーに参加することが必要。英語ツアーを逃してしまったので、仕方なくヘブライ語ツアーに参加。でも、英国からのご家族がおられて、ご主人しかヘブライ語を話されないそうで、ご家族の方に英語で通訳しておられたのにジョインさせてもらいました。出発地点は、バハイガーデンの一番上の入口近くから。さあ、入って行きますよ~。 左右対称の庭園は、とてもきれいに管理されています。真ん中にある黄金のドームは、「バーブ廟」と呼ばれています。どうせならやはり無料ツアーに参加して、庭園の中に入るのがいいですね。ツアーは45分くらい。 ↓下の写真は、バハイガーデンの一番上の入り口付近から撮ったハイファのパノラマ。このバハイガーデンのあるカルメル山からは、このように地中海が見下ろせます。地中海沿いのハイファの街、異常な湿度で、乾燥しきったアンマンの気候に慣れた身にとってはつらかった!! この体中がベトベトする感じ、アンマンではほぼ経験しません。右の写真は、バハイガーデンを一番下から上に向かって眺めたもの。芝生がとてもきれいに管理されているのがお分かりになるでしょうか? さて、ハイファの街は慣れると、それほど難しくない。バスも頻繁に走っていますし、アップダウンがあるこの町を徒歩で散策するのは大変なので、バスをうまく利用することができるかと思います。ハイファの街そのものは見どころがそれほどあるわけではありませんが、ハイファを拠点にしてアッコーなどにも日帰りができます。今回の私の宿は鉄道駅にほど近い場所にありましたので、アッコー行きやテルアビブへの移動も本当にラクでした! ハイファで気に入ったレストランは、「Japanika」という日本食のレストラン。ここでお寿司をいただきました。 イスラエルでの日本食も安いわけではありませんが、ヨルダンと比べるとお得感があります。ヨルダンで食べるお寿司とほぼ同じ値段ですが、量が多い。お寿司でお腹がいっぱいになるなんて…嬉しい~!! という訳で、ランチ、ディナー、次の日のランチ、と全てお寿司三昧のハイファ・ステイでした。いやぁ、お寿司を食べるためだけにでもイスラエルには行く価値があるかもしれません。その他の観光地についても、おいおいアップしていきたいと思います。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.09.05
本日のアンマンは、暖かかった~! 冬と同じ格好をしていましたら、汗ばむ陽気でした。いやいや、春ですな。さて、バタバタとしていまして、ブログにアップできていない情報がたくさんあります。本日はイスラエルにあるエリコ観光の続き。以前にも書きましたが、イスラエルの死海付近にあるエリコという町は、聖書にまつわる見所がたくさんあるクリスチャンには外せないスポットです。小さな町でありながら見所が多いので、このブログでも何回にも分けてエリコを紹介しています。本日は、エリコにあるこの「エリシャの泉」のご紹介。エリコが荒涼とした荒野にあるオアシスだということは以前にお伝えしました。エリコがオアシスである理由は、その豊かな地下水。泉がたくさんあり水が湧き出ています。この水を灌漑 (かんがい) に利用して、たくさんの果物が栽培されています。その中でもアイン・エ・スルタンと呼ばれるエリアにある泉は、旧約聖書に出てくる預言者エリシャが「癒した」泉と伝えられています。聖書の列王第二2章にはこんな記述があります。---------------------------------------------------------------------その都市 (エリコ) の人々がエリシャに言った。「お願いです、ご主人様もご覧の通り、この都市の位置は良いのですが、水が悪くてこの土地は流産を引き起こしております」。すると彼は言った。「小さな新しい鉢をわたしのところに持って来て、それに塩を入れなさい」。それで、人々はそれを彼のために持って来た。そこで、彼は水の源のところへ出て行って、塩をそこに投げ込んで言った。「神はこのように言われた。『わたしは確かにこの水を健康によいものにする。ここからはもはや、死も流産を引き起こすことも生じないであろう』」。 こうして、その水はいやされて今日に至っている。エリシャが語った言葉の通りである。(列王第二2章19-22節から引用) ---------------------------------------------------------------------エリシャが癒した泉と伝えられているアイン・エ・スルタンの水は甘くてさわやかであると言われており、現在もエリコの畑の灌漑 (かんがい) に用いられているのだそうです。上の写真には観光客用に噴水が作られていますが、実は水源はもう少し別の場所にあります。さあ、そんなエリコにまつわるもう一つの物語については、次回のブログでご紹介しますね。エリコの見所については、以下のブログも参考にしてください。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050001/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301100002/ 3月11日から14日までのプチ・ヨルダン旅行の混載募集中!:http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_March_11_14_2013.html 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.02.18
エリコ観光の続きです。エリコの見所については、下記のブログもご参照くださいませ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201301050001/さて、エリコにはこんな見所も! イエスがバプテスマを受けてから40日間断食をした後に悪魔に誘惑された山といわれている山です。その名も"Mount of Temptation"(誘惑の山)。エリコ市内に入ると、ドドーーンとそそり立つのがこの山です。 ムムッ。山肌に何かある…? 下の写真の矢印をご覧ください。左の矢印は、ギリシア正教会の修道院。真ん中の矢印は頂上。そして右の矢印は、ロープウエイの発着場所なんです。このギリシア正教会の修道院は、40日の修道院という意味「デール・クルントゥル」と呼ばれています。切り立つ崖に建てられています。私が訪れた時は閉まっておりまして、観光はできませんでした。「誘惑の山」にはロープウエイで近づけます。値段は往復で55シェケル。15ドルくらいでしょうか。 ロープウエイからは、眼下にエリコ市内を見下ろせます。この日はイスラエル全土で雨。死海周辺のエリコでも途中から雨が降ってきて、叩きつける雨と暴風に見舞われました。。。ロープウエイがぶんぶん揺れました。天気がいい日には、エリコ市内すべてとその周辺、また死海まで見渡すことができる素晴らしいパノラマをご堪能いただけるかと思います。さて、誘惑の山などと書きましたが、一体どんなストーリーが隠されているの? という方のために、聖書から少しご説明を加えます。聖書の福音書マタイとルカにこの記述が載せられています。悪魔がイエスを誘惑しにやって来たのは、イエスが30歳でバプテスマ (浸礼) を受けられた後のことです。このイエスがバプテスマを受けたといわれるバプテスマ・サイトはヨルダン川にあり、ヨルダン・イスラエルそれぞれで観光地となっています。さてバプテスマの後、イエスは荒野へと導かれます。40日断食をしたイエスのもとに悪魔がやってきます。第1回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,これらの石に,パンになるように命じなさい」第2回目の誘惑:「あなたが神の子であるなら,身を下に投じなさい。『神はあなたに関してご自分の使いたちに指図を与え,彼らはその手に載せてあなたを運び,あなたが石に足を打ちつけることのないようにする』と書いてありますから」第3回目の誘惑:悪魔は彼をとりわけ高い山に連れて行き、世のすべての王国とその栄光とを見せて、こう言います。「もしあなたがひれ伏してわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう」どの誘惑に対してもイエスは聖書から引用して答えることにより、きっぱりと退けられます。それで福音書のこの部分は、「悪魔は誘惑をすべて終え、別の都合の良い時まで彼のもとから身を引いた」という記述で終わっています。そんな物語の舞台となったであろうこの山。クリスチャンである方には外せないスポットです。さて、エリコにはまだまだ聖書にまつわる見所がたくさん! さらなる情報は次回のお楽しみですヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.01.10
さてエリコ市に入っていきます。市内に入るとまずお目見えするのが、このシンボル。鍵のモニュメントで「We will Return」と書かれています。そうです、エリコはパレスチナ自治区に属します。エルサレムにいつか戻る…絶対に戻っていく! We will Return!! というパレスチナ人の決意が表されているわけです。以前はエルサレムとエリコとの間にチェックポイントが設けられており、通過がかなり困難だったようです。このチェックポイントは1年半ほど前に取り除かれたようで、現在はとても楽に行き来ができるようになったということです。それでも、パレスチナ人はエルサレムには入ることができません。そんな複雑なパレスチナ問題を象徴するモニュメントです。さて、エリコでまず見学するのは、ザアカイが登ったといわれているイチジク桑の木。ザアカイ? イチジク桑の木? と思われた方もおられることでしょう。ザアカイとは、聖書に出てくる人物です。かいつまんでお話しますと、ザアカイはエリコに住んでいたお金持ちです。ローマの支配下にあったユダヤ人から税金を徴収する仕事をしており、不正なことをしてお金を得ていました。イエスが亡くなるほんの少し前にエリコに来られた時、ザアカイはイエスを一目見ようと思ったのですが、背が低かったので群衆ごしに見ることができませんでした。それで前方へ走って行き、木によじ登って、イエスを見下ろす位置に陣取りました。イエスはザアカイのこの関心のほどに感銘を受けられ、ザアカイに「エリコにいる間はザアカイの家に滞在するつもりだ」と言われます。でも町の人々は、イエスがなぜ罪人の家にわざわざ行くのかと言って文句を唱えます。そこでザアカイは自分が生き方を変えるつもりであることをはっきり示します。自分が不当に得たものを4倍にして元に返し,持ち物の半分を貧しい人々に与えるとイエスの前で宣言します。…これがザアカイにまつわる話。聖書のルカ書19章に記されている物語です。で、エリコ市にあるこのイチジク桑の木がその木ではないかといわれています。なぜかというと、エリコにはイチジク桑の木がこの1本しかなく、さらにこの木は樹齢が非常に古い木だからだそうです。本当にイエスの時代から残っている木であれば、樹齢は2000年以上ということになりますね。この木の周りには、物売りがたくさんいまして、観光客を待ち構えています。が、あまり注意を払われませんように。さてさて、エリコにはまだまだ見所がありますよ~。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.05
あああああ~~っ! やはり今日は雨になりました 。昨日とはうって変わって寒ーーい寒ーーい1日。しんしんと冷え込んでおります。そして雨、雨、雨・・・。予報通りです。そんな雨の日ですが、エリコの観光を予定しておりましたので、予定通りお出かけ。死海近辺は晴れているであろうと期待しつつ…。そんなエリコ観光の様子をレポートします。イスラエルに来てもエリコまで足を延ばされる日本人の観光客の方はまだまだ少ないかと思います。でも聖書に通じている方なら、エリコは外せないスポットでしょう。ここでエリコという町の概要を少しお伝えいたしましょう。エリコとは、世界最古の都市で、世界で最も低い位置にある都市でもあります。ヨルダン渓谷内の海面下約250メートルに位置しているため、年間を通して温暖。実際、エリコの気候は亜熱帯性です。今でもエリコでは、オレンジ・バナナ・いちじくなどが栽培され、住民の75%は農業をして生計を立てています。古 (いにしえ) の時代からエリコには人が住み続けていますが、それは豊富な地下水のため。エリコは荒涼とした荒野にあるオアシスなのです。さて、そんなエリコでの見所ですが、実にたくさんあります。まずエルサレムからエリコに下る途中の道に注目。この道は「Good Samaritan Road」(良きサマリア人の道)と呼ばれています。なぜこんな名前が付けられているかと言うと、イエスが話された「親切なサマリア人」のたとえ話に出てくると思われる道だからです。この道は荒涼とした土地を縫うように続いているので、イエスの時代には、強盗や追いはぎが潜んで旅人を襲うことで有名だったようです。「親切なサマリア人のたとえ話」?? と思われた方のために、実際に聖書のルカ書からそのたとえ話を引用してみます。 ----------------------------------------------------------------------「ある人 (ユダヤ人) がエルサレムからエリコに下って行く途中で、強盗たちに襲われました。彼らはその衣をはいだうえに殴打を加え,その人を半殺しにして去って行きました。さて、たまたま、ある祭司 (ユダヤ人) がその道路を下って行くところでしたが、その人を見ると反対側を通って行ってしまいました。同じようにひとりのレビ人 (ユダヤ人) もまた、そこまで来て彼を見ると反対側を通って行ってしまいました。ところが、その道路を旅行していたあるサマリア人がやって来ましたが、彼を見て哀れに思いました。それでその人に近づき、その傷に油とぶどう酒を注いで包帯をしてやりました。それから彼を自分の畜獣に乗せ、宿屋に連れて行って世話をしたのです。そして次の日デナリ二つを取り出し、それを宿屋の主人に渡してこう言いました。『この人の世話をしてください。そして,何でもこれ以外にかかるものがあれば,わたしがここに戻って来たときに返しますから』。これら三人のうちだれが、強盗に襲われた人に対して隣人になったと思いますか?----------------------------------------------------------------------イエスの時代、サマリア人とユダヤ人は憎み合っていましたが、強盗に襲われたユダヤ人を助けたのは同胞のユダヤ人ではなく、サマリア人でした。それでイエスのたとえ話の要点は、私たちが親切を差し伸べるべきなのは自分と親しい人達だけではなく、国籍・宗教・文化などに関わりなく全ての人に対してであるというものでした。そんな有名なイエスのたとえ話の舞台となったであろう道路。またたとえ話に出てくる宿屋だったと思われる宿泊場所には、博物館ができています。奥にある矢印の建物です。→現在ではモザイクなどが展示されています。さて、ではいよいよエリコ市内へと入ってまいります。エリコ市内の観光については、次のブログでアップいたします。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.html
2013.01.05
やってまいりました~。半年ぶりのイスラエル訪問です。今回は、新しいビジネス・パートナーとのミーティングのためのイスラエル入り。日本のマーケットに関心があるパレスチナ系旅行会社との初顔合わせ+会合でした。さて、1月のお天気とは思えないほどエルサレムはポカポカ陽気。シッカリ着こんでエルサレム入りした私は、汗ベトベトでホテルにたどり着きました…。夜にはさすがに少し冷えますが、それでもあったか――い。半袖で街を歩いている人もいるほど。ここまでくると異常気象ですかいな? アンマンと比べるとエルサレムのほうが少し温暖なようです。明日以降は天気が崩れるとのこと。 アンマンでも雨が降るらしい。年末年始、本当に良いお天気に恵まれましたので、そろそろ雨が降ってもいい頃です。↑ 仕事の後はエルサレムの新市街をぶらぶらと散策しました。新市街の風景をどうぞ。ただ今日は何だか調子がいま一つ乗らない。あす以降天気が崩れるということで、気圧の変化のせいかもしれませんが、頭痛がしています。12月にいろいろ頑張り過ぎたので、疲れが出ているのかもしれません。語学学校のコースも終わったことですし! 解放感 !!! と同時に、つ、疲れが…という感じです。 そんなわけで、街の散策は早々に引き揚げ、ホテルでゆっくり休むことにしました。上の写真は、エルサレム新市街にあるローズ・ガーデンとバードウォッチング・エリアをぷらぷらと散策した時の写真。いつもなら湧き上がるエネルギー(笑)が今日はありません。明日はエリコ観光です。エリコ観光に備えて今日は早めに休むことにいたしまーす。日本の皆さまの中にも、そろそろ新年明けてお仕事が始まる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 無理せずに頑張ってくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 2013年1月13日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演の予定です。ぜひご覧ください。http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/s2_part05/index.htmlにほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2013.01.04
ラマダン終了も目前です。あと約1週間!! 断食中の皆さま、本当にお疲れ様です。断食が始まった当初はまだまだ元気だったアラブたちも、後半にさしかかる今頃はかなり疲れていることと思います。私のアパートの大家さんもぐったりと青ざめた顔で、口を開くのも苦しそうです…。さて、イスラエル関係の情報アップが遅れ気味になっております。もっともっとアップしたいことがあるのですが、時間の関係上なかなかできません。お許しくだされ~。そんな今日は、エルサレム市を走る路面電車 (トラムというそうです) のご紹介。 これはまだ新しいので、ガイドブックなどにも乗り方の説明などが書かれていないかと思います。トラムの路線図が手元になかったのですが、Wikipedia から無理やり引っ張ってきました。100%正確かどうか分かりませんが、すべて正確でなくてもよし。今回はエルサレム観光に必要と思われる駅のみ黄色で囲っています。少しメインの駅のご紹介。Damascus Gate 駅。旧市街へのアクセスに便利です。もしくは、この駅の一つ手前の「City Hall」駅で降りると、ヤッフォ門にアクセスしやすい。Manane Yahuda 駅。とても大きな Manane Yahuda Market (市場) があります。お買い物に便利。そして、この Manane Yahuda Market から道路を挟んだ向かい側にある換金所は、どこも信頼できますので、換金にうってつけ。Central Station 駅。バスの集結地点です。このバス停から、エイラットなどイスラエルの様々な場所へのバスが発着しています。Mount Herzl 駅。ユダヤ人のホロコーストミュージアムがあります。 このトラムですが、慣れると非常に便利。下の写真は、エルサレム市の目抜き通り「ヤッフォ通り」。トラムはこのヤッフォ通りに沿って走ります。電車が来ていない時は、線路を普通に横切れます。チケットの買い方をご説明いたしましょう。各駅に2つほどチケット購入の機械があります。ちょっと数が少ないのが難点。チケットを買う人が多い時は、並んでいるうちにトラムが来てしまうことがあります。まぁ本数が多いので、1本見逃しても大丈夫です。チケット代は、1回6.90シェケル(2015年3月現在)。機械にお金を投入します。20シェケル紙幣までは使えますが、50シェケル紙幣は受け付けません。ご注意くださいませ。「single trip 6.90」を選択されると良いかと思います。さて、いざトラムに乗車! 車内の入口の近くにこれまた小さな機械があります。よく観察していると、乗客は皆この機械にチケットを差し込んでいます。そうです、購入したチケットは、車内で機械に読み込ませ activate (アクティブにする) させないといけません。activate させていないと、チケットを買わずに乗車したとみなされ、罰金が科されることもあります。トラムは、チケットなしでも乗ろうと思えば乗れ得てしまう ”自己申告制”。ただし車内では抜き打ちでチケット検査が行われる場合があります。チケットを持っていないと罰金が課されます。このシステムはヨーロッパで取り入れられているシステムだそうです。そういえばドイツに行った時もこんな感じでした。ドイツでは、チケットなしでタダ乗りする人はいないというドイツ人気質を前提にこんなシステムが取り入れられています。ただしヨーロッパと同じシステムをイスラエルで採用することが賢明かどうか…ちょっぴり疑問ではあります。で、このトラムですが、1時間半以内だと次のトラムに無料で乗ることができます。つまり乗り換えに便利。あるいは、いったん電車を降りてさっと換金だけして、次の目的地へ、というときにも便利。*このシステムは2015年3月現在廃止されています。シングルチケットで乗れるのは1回だけ。エルサレム新市街は歩いても楽しいです。でも旧市街と新市街を行ったり来たりするのは大変。そんな場合は是非このトラムをご利用くださいませ。私は、荷物が多い時だけ利用しています。アレンビー橋からのセルビスは、ダマスカスゲートが終着です。このダマスカスゲートからホテルまで、大きな荷物を持って歩くのは大変なので、ホテルまでトラムを利用。セルビスの終着地点からトラムの「Damascus Gate」駅までは少し距離がありますので、ちょっと歩いていただく必要があります。徒歩で7,8分でしょうか。セルビスを降りたら、旧市街の城壁を左手に見ながら、歩いて行ってください。しばらく歩くと、トラムの線路が道路に見え始め、右手にトラムの駅が見えてくると思います。エルサレム観光、上手に体力を温存しながら是非お楽しみくださいね!!! ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 8月24日放送のNHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演予定です。是非ご覧ください。にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.08.13
以前に「ユダヤ人女性のファッションは可愛い」ということを書きました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201205190003/ この夏、イスラエルに旅行される方も多いかもしれません。ぜひユダヤ人女性のファッションをチェックしてみてくださいね。さて、結婚しているユダヤ人女性で、ユダヤ教の中でも正統派に属する人たちは、頭にスカーフをして髪の毛を覆っています。すべてのユダヤ人女性が頭を覆っているわけではありませんが、きっと皆さまも髪の毛を覆っている女性が多いことに気づかれることでしょう。髪の毛を覆うスカーフの結び方は、本当にいろいろ。とってもお洒落だなぁ、どうやって結ぶんだろう、と興味津々で見てしまいます。下の写真は、巻き方の一例。みんな思い思いの柄で、思い思いの結び方をしています。服に合わせてスカーフの色や柄を合わせるのですから、持っているスカーフの数ときたら、きっと半端じゃないはず!! すっごくお洒落~。 という訳で、私もついに買ってしまいました! 街を歩くユダヤ人女性に聞いてお店を探し当てるという執念で…(笑)。お店には様々なスカーフがあり、値段もピンからキリまで。色もデザインもいろいろで、迷ってしまいます。スタッフの女性たちもきれいに巻いています。どうやって巻くの? と聞くと、鏡の前で教えてくれました。私のようにショートヘアで、しかも頭の形がよくない場合(?)は、中に伸縮性のあるゴムバンドのようなものをかぶります。これで頭がぽっこりときれいな形に整います。それから、スカーフを巻いていきます。値段の高いものは伸縮性があって巻きやすい。でも結構高かったので、私はコットン製の物を選びました。ついに、ヤッター!!! ファッションとして十分に通用します。頭にこれを巻いて、意気揚々とエルサレム市内を歩き回りました。…が、時間がたつとず、ずれてくる…! 後ろへ後ろへとずれてしまい、ついにはぽっこりと頭から外れてしまいそうになります。これはあれですね、中にかぶっている伸縮性のバンドのような帽子が頭にフィットしていないからでしょう。私の頭の形が悪いんでしょうね~。それから、私の頭はデカイ。コロンと小さな頭だったら、素敵にフィットするのでしょうけれど ユダヤ人女性のかぶり物をヨルダンでかぶったらどうなるか? アラブは基本的にユダヤ人が好きではありませんので、「こやつはユダヤ人か?」と思われ大変なことになるかもしれません。…なんていうのは思い過ごしで、ヨルダンでこのスカーフを巻いていても誰も気にしません。ファッションの一部という感じです。日本でも十分に使えるものだと思います。女性の皆さま、ぜひ一枚イスラエルで購入してみてはいかがですか? ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ NHK BS1 の「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演予定です。8月24日の放送を是非ご覧ください。にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.08.08
8月、9月そして10月と夏から秋にかけては観光のシーズンですね。特に日本の8月と言えば大型休暇。この機会に海外旅行される方もたくさんおられるかと思います。中東にいらっしゃる方も多いかと思います。ところで、中東の8月は灼熱です!! 乾燥していますので、日本の高温多湿から比べると過ごしやすいことは確かですが、太陽の光が強烈です。是非、帽子とサングラスをお持ちくださいませ。そんな今日は、イスラエル旅行のヒントをお伝えいたします。イスラエルには観光地が多すぎて、回りきるのは大変!! しかも交通費は半端じゃなく高い。でも旅行会社でプライベートなツアーを申し込むのも敷居が高い…。なかなか難しいです。そんな方には、Bein Harim の1日ツアーをお勧めいたします。ユダヤ系の会社で、ガイド付きのバスツアーを提供しています。足の心配をせずに観光地を回ることができますので、主な観光地を網羅したい方・ざっと概要を知りたい方にはお勧め。あ、ちなみに私はこの会社と提携しているわけではありません。が、とても便利だと思いますので、ご紹介させていただきます。さて、主なツアーとしては以下のようなものがあります。 エルサレム&ベツレヘム一日ツアー エルサレム発ならお一人様 US$ 99 マサダ&死海 エルサレム発ならお一人様 US$ 100 ナザレ、ティベリア&ガリラヤ湖 エルサレム発ならお一人様 US$ 90他にもいろいろありますので、是非ご希望にあったツアーをお探し下さい。ツアーによっては曜日が決まっているものもあります。詳しくは、http://www.beinharimtours.com/ をご参照くださいませ。事前のお申し込みが必要です。ホテルによっては予約してくれることもありますので、まずはホテルにパンフレットがないか確認してみてください。さてこの会社の難点は…時間にかなりルーズ!!! とはいえ仕方ないかもしれません。エルサレムの主なホテル、テルアビブの主なホテルから参加者をピックアップしてくるので、場所によってはかなり待たされます。私が参加した時は、待ち合わせの時間に30分以上遅れてきたので、ホントに置いて行かれたのかと思いました。エルサレム市の場合は、Jerusalem Gate Hotel で待ち合わせのケースが多く、ここまでは自力で来ていただく必要があります。帰りは、各ホテルまで送迎してくれます。こうしたバスツアーは、個人での移動とは違って融通が利きません。参加者が多い場合は、ガイドの声も聞きとれない。主な観光地を駆け足で回るだけなので、じっくりとは見学できません。こうしたデメリットを理解された上で、ご参加くださいませ。私はマサダツアーとガリラヤ湖のツアーに参加しましたが、時間にルーズなことを除いてはツアーの質はとてもよかったと思います。マサダツアーはたった8名の参加だったので、プライベートツアーという感じで特にヨカッタ。ガリラヤ湖のツアーは大型バスにギュウギュウ詰めの参加者で、ゾロゾロと移動して、何だか少しもったいない気も…。いずれにしても、概要を理解するにはよいツアーです。じっくり型の方、マイペースな方の場合は、旅行会社の専用車で回るプライベートツアーをお勧めします。イスラエルは観光大国。ヨルダンとは違って、個人でも回りやすいかと思います。こうしたバスツアーなどを組み合わせて、是非イスラエルを満喫してくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 8月24日放送の NHK BS1 「アジアで花咲け! なでしこたち」に出演します。ヨルダンが特集されますので、ご関心のある方は是非ご覧くださいませ。http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=12n93 にほんブログ村←読み終えたら応援のクリックをお願いします。
2012.08.01
以前のブログで、ヤッフォ門にあるインフォメーションセンターは全然役に立たないということを書きました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201205300000/)。それもそのはず、今回のイスラエル旅行で判明したのですが、これは″インフォメーションセンター″のフリをした惑わしであることが分かりました!!そこで、今日は正しいインフォメーション・センターのご案内。イスラエル政府公認のインフォメーションセンターです。さて今回も仕入れたい情報があったのですが、役立たずのインフォメーションセンターには入りたくありません。どうしよっかなぁと思案していると、ふと目に入ったのが「i」(インフォメーション)のサイン。あれ? ここにもインフォメーションセンターが? と思いつつ中に入ってみました。 満面の笑顔で迎えられ、しかも日本語を話せるスタッフがたまたま対応してくれました。カタコトですので、私としては英語でのほうがコミュニケーションがラク…。と思いつつ、きっと相手は日本語の練習をしたいのだろうと思って、カタコトの日本語で案内を聞くことに。聞いてみると、私が以前入った″インフォメーションセンターは″偽物で、これが正真正銘の政府公認インフォメーションセンターだということ。なるほど! それですべて合点がいきます! あの対応、それから特定の会社のツアーしか紹介しないおかしなシステム。偽物だったのか~。「おかしいと思ってツアーを利用しなかった」と言ったら「エライ! 賢い!」と褒められました。何でもこの偽物のインフォメーションセンターとこの正真正銘のインフォメーションセンターの間で、火花の散る fighting (闘い) が幾度も繰り広げられたとのこと。というのは、この偽物のインフォメーションセンターは堂々と″インフォメーションセンター″という看板を掲げておりましたので、観光客はほとんどこちらに入って行っていたのです。私もその一人…。政府公認でもないのに、インフォメーションセンターという看板を掲げるのはおかしい、と何度も何度も申し入れ、やっとのことで看板を外させたのだそう。そういえば、今回は″インフォメーションセンター″という看板が確かになかったのでおかしいなと思っていたのです。取り外していたのですね (強制的に取り外されたのです)。こちら (上の写真) がイスラエル政府公認のインフォメーションセンター。目立ちませんが、ヤッフォ門を入って30メートルほど歩くと左手にあります。「i」が目印。 そして下が偽物のインフォメーションセンター。とはいえ、現在では「インフォメーション」という看板はありませんので、安心。この会社には入らないほうが無難です。「Tickets, Daily Tours」という看板がありますが、ここに入る前に、まず本当のインフォメーションセンターで情報を仕入れるほうがよいです。この偽物インフォとイスラエル政府のインフォメーションセンターは同じ並びにあります。偽物のほうは、ヤッフォ門に入ってすぐにありますので、どうしても立地的に観光客を呼び寄せてしまうのです。ご注意ください。さて、イスラエル政府公認のインフォメーションセンターの対応はとても良い。分かりやすい旧市街地図も渡してくれます。まずはインフォメーションセンターでこの地図をゲットされるようお勧めいたします。政府公認のガイドもこのインフォメーションセンターで紹介してくれます。ガイドへの電話も可能。お日にちが限られているお客様は、こうしたプライベートガイドを利用されるのも、旧市街の見所攻略の方法かと思います。日本語を話せるスタッフは、常勤。30代前半の男性で、大阪に3か月留学していたのだとか。その後もイスラエルで日本語を学び続けているそう。とても親切なので、是非彼の日本語上達のためにも(笑)、ここへ足をお運びくださいませ。徒然草の「仁和寺にある法師」では、最後の一文に「少しのことにも先達はあらまほしきことなり」と書かれています。何事にも案内の者(先達)がいてほしいものです、という意味。本当にその通り。特にエルサレム観光に”先達”は欠かせませんよ!! ご健闘をお祈りいたします。8月12日から15日までのヨルダンご旅行への参加者を募集中です。詳しくは、http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_July12_15.htmlをご参照くださいませ。ご関心のある方はお問い合わせください。 にほんブログ村←読み終えたら応援のクリックお願いします。
2012.06.24
エルサレムの歴史は、破壊と再建の繰り返しだと以前のブログで書きました。何度か徹底的に破壊され、再建も徹底的に行われました。それで、遺跡の下には遺跡が眠っていて、その下にはまた遺跡が眠っていてその下にはまた…とキリがありません。発掘作業も不可能に近い。エルサレムのほとんどの部分が発掘調査できずに終わっています。なんせ人々の居住地となっていますので…。そんななかで、旧市街のユダヤ人地区だけはダントツに発掘作業が進められ、数々の貴重な遺跡が見つけられています。これは、ヨルダンとの戦争の時にユダヤ人地区がかなり破壊されたことによります。それで再建に伴い、発掘作業がまず行われたのです。遺跡の上にどうやって新しい都市を再建するのか? ユダヤ人地区を歩くと、この難題をクリアしたユダヤ人の賢さに思わずうなってしまいます。遺跡を保護・保存しながら近代的な建物を上に建てて行く。例えば、下の写真にあるのは考古学博物館に展示(? 保存?) されている2000年前のエルサレム市の一部。家の構造や広さから、神殿で仕事をしていた大祭司の家だったといわれています。この遺跡は建物の中にあります。地下1階、地下2階へと降りて行くと、2000年前の家の遺跡をそのまま見ることができます。この遺跡の下には、さらにそれよりもずっと前の遺跡が眠っているのですが、発掘は不可能!!そんな遺跡たちを地下に数多く保存しつつ、ユダヤ人地区は整然と区画整理されていて、他のどのエリアよりも新しく開放的なイメージ。建物の中に入ってみて初めて、地下に眠る遺跡たちに出会うことができます。ユダヤ人地区にあるこの考古学博物館はとても小さな博物館ですが、2000年前の石のひんやりした感触と共にその時代を生きた人々の生活に思いを馳せることができます。私はこの博物館で、ぐうぐうと昼寝もしてしまいました。観光客が少なかったし、照明も暗くて…眠気に逆らえず(笑)。地上の喧騒とは裏腹に、ひっそりと地下に横たわる遺跡…。皆さまもぜひ足をお運びくださいませ。8月12日から15日のツアーに参加して下さる方、募集中!!!:http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_July12_15.htmlどしどしお問い合わせください。 にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.06.22
少しずつエルサレム市内の見どころをご紹介していきます。今日ご紹介するのは、オリーブ山にある″主の涙教会″。この名前の由来は、イエス・キリストがこの場所からエルサレム市を見渡して、エルサレム市が徹底的に破壊されることを予告して涙を流されたという聖書の記述に基づいています。屋根の部分を見ると分かっていただけるかと思いますが、涙の形をした教会です。→イエスがエルサレム市の滅亡を予告して涙を流されたという話はクリスチャンである方ならよくご存知かと思います。少し簡単にご説明しますと、弟子たちがイエスに近づいて「なんと素晴らしい神殿なのでしょう!」と神殿の壮麗さを褒めた時に、イエスは「石がこのまま石の上に残されて崩されないでいることは決してないでしょう」とお答えになったといわれています。そして、「エルサレム、エルサレム、わたしは幾たびあなたの子供たちを集めたいと思ったことでしょう。めんどりがそのひなを翼の下に集めるかのように。しかし、あなた方はそれを望みませんでした。見よ,あなた方の家はあなた方のもとに見捨てられています」とも語られました(マタイ23:37)。 主の涙教会の中から、エルサレム市を望みます。真ん中に見えるのが金色の屋根をした岩のドーム。この場所に神殿が建っていたとされています。イエスの予告通り、エルサレムはそれから約37年後にローマ軍によって徹底的に滅ぼされ、神殿は完全に破壊されてしまいます。主の涙教会には、ローマ軍によって流刑にされるユダヤ人の様子を描いたレリーフがあります。エルサレムが破壊されたのはこの時が初めてではありません、エルサレム市の歴史は、破壊と再建の繰り返し。そのため、現在のエルサレム市の下には、数千年も前まで遡る(さかのぼる)過去のエルサレムが何層にもわたって横たわっています。当然、発掘作業は難を極めており、ほとんどが発掘されないままに終わっています。数千年という歴史の上に建てられた現在のエルサレム市。訪れれば訪れるほど、知れば知るほど、その奥深さに驚嘆せずにはいられないユニークな都市です。皆さまもこの″主の涙教会″からイエスの目線でエルサレム市を一望し、エルサレム市のかつての栄光に是非思いを馳せてくださいね。 ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.06.03
エルサレムの旧市街は非常にややこしい! このややこしさは、ダマスカスの旧市街のややこしさを数倍(数十倍??)上回ります。見どころが多数あることがさらに物事を難しくします。たどりつけない!!!! ところでイスラエル旅行といいますと、日本の大手代理店のパッケージツアーをご利用になるシニアのお客様を別にすると、バックパッカー系の方が多いのではないかと思います。地球の歩き方を片手に、1人または2人で中東を回るガッツのある方たち。そういう方たちは、旧市街を1人でグルグルと歩かれると思いますが、せっかくエルサレムに足を運ばれたのですから、「なんか訳分からへんかったけど、楽しかった」で終わるのではもったいない。そしてこの歴史あるエルサレム旧市街で、単にお買い物だけで終わるのは、さらにもったいない。私も2日間、旧市街を一人で散策しましたが、「訳分からへん」というのが正直なところ。旧市街の名所は、左右に並ぶスーク(商店)の陰に埋もれて、容易に見つけ出せません。さらに私はお買い物には興味が全くありません。というのも、エルサレム旧市街で売られているものはヨルダンでもシリアでも売られています。ほぼ同じ品ぞろえ。それで、ひっきりなしに声をかけてくるスークの物売りには辟易。エルサレムのスークの物売り (すべてアラブです) はかなりしつこい。もちろん、中東初めての方にはかなり興味深いかと思いますが、中東在住の私にはうっとおしいばかり。さてそんな訳で、ついに3日目にはガイドを付けることにしました。まずはツーリスト・インフォメーションで情報収集。ところで、ヤッフォ門にあるツーリスト・インフォはほとんど役に立ちません。どうも1つの旅行会社と提携しているようで、この会社のウォーキングツアーだけを勧めます。交通費も含まれているので、かなり割高。しかも、私の宿泊先のホテルは小さなB&Bなので、拾えないという。大きなホテルまで歩いて行くように指示されます。この大きなホテルまでは徒歩ですと15分。車だと2分もかかりません。しかも私のB&Bはそのホテルへ向かう途中にあるので、車で1人を途中で拾うことくらいなんともないのです。交通費を払いながら、B&Bからピックアップしてもらえないというのは何とも融通の利かない話なので、やめました。(注:その後、このインフォメーションセンターは偽物であることが判明。正しいインフォメーションセンターについては、http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201206240000/ をご参照ください。)ということで、宿泊先のB&Bが勧めてくれた無料のガイディングを試すことに。これはドイツ系の会社のガイディングで、質の高さに定評あり。″Sandemans New Europe″(http://www.neweuropetours.eu/jerusalem/en/home)という会社です。実際にガイドをつけてみて、これは本当に良い! と納得。めくらめっぽうに歩いていた2日間が惜しい。無料のガイディングは、エルサレム旧市街の概要を理解するうえでとても役立ちます。ただし概要だけなので2時間半ほど。さらに詳しいツアーや、いろいろなルートを試したい場合には、お金を払って別のツアーに申し込むことになります。今回は、2つのツアーに参加。午前中はフリーツアー。午後からは″Mount of Olives Tour″というオリーブ山周辺の見所をカバーするツアー。この午後からのツアーには25ドルほどを払います。フリーツアーにはさすがにたくさんの人が参加しますが、お金を払うツアーになると人数は激減。5人ほどのプライベートツアーとなりました。ラッキー!という訳で、ぐるぐると一人で歩きまわった2日間よりずっと密度の濃い1日で、エルサレム旧市街を堪能しました。が、見どころの多いエルサレム。まだまだ足りません。フリーツアーは、ぜひ皆さまご体験下さいませ。ヤッフォ門から、上記の会社のほかに Zion Walking tours などもフリーツアーを主催しています。フリーですからどの会社のものでもいいと思いますが、お金を払う団体ツアーとなるとこの Zion Walikig Tours は割高なわりには質がそれほどよくないようです。団体ツアーは、その日の人数によってもツアーの質が左右されると思いますが、かなり割安感があります。ただしルートが決まっているので、自分が本当に行きたいところをカバーしているとは限りません。それでプライベートガイドを雇うという方法もあります。これなら、全くのオーダーメイドのエルサレム観光が可能です。ご日程が限られている方には、プライベートガイドをお勧めいたします。特にエルサレム1泊などという方は是非!! 割高になりますが、せっかく高い交通費・宿泊費を払ってエルサレムに来られたのですから、付ける価値は十分にあります。ご日程がそれほどタイトではない自由な旅人の方の場合は、いろいろなルートの団体ツアーを数日に分けてご体験なさるのも手だと思います。いずれにしても、エルサレム旧市街にガイドは必須!!! というのが私の下した結論です。エルサレム観光でケチってはならないことの一つはガイド代でしょう。皆さまも質の高いイスラエル旅行をお楽しみくださいませ。ヨルダン・イスラエルツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.30
イスラエル観光は高い!! これは何も私が利益をがっぽり取っているからでは決してありません! イスラエルのお手配で頂く手数料はホントにホントのわずかなんです。でも高い…。専用車でもヨルダンの2倍からします。だからといってタクシーを乗り継いだら安いかというと、そうでもありません。タクシーも高い。イスラエル観光の難点は費用がかかるということです。これはイスラエル側の″殿様商法″です。放っておいても観光客は集まるので、費用を抑える必要がない。中東のごたごたや″テロ″報道にも影響されません。なぜって、ここは「聖地」だから。イスラム教徒もクリスチャンも巡礼で訪れるわけです。巡礼者にテロも何もあったものではない。信仰心から集まってきます。ここがヨルダン観光との違い。ヨルダンは中東のゴタゴタの影響をまともに受けてしまいますが、イスラエルの場合は、どんなにしても世界中から人がわらわらと集まってくるのです。という訳で、「観光させたってるねんで」という精神がみなぎっています。こちらとしては頭下げて「観光させていただきますっ」と言わせられている感じ。さて、イスラエル観光を自作で仕上げようと思われる方には、旅行会社を通してのお手配はお値段の関係から敷居が高いかもしれません。何とか費用を抑えたいと思われることでしょう。今日は、まずアレンビー橋からエルサレム市へのアクセス方法について。アレンビー橋からエルサレム市へはバスやタクシーをご利用いただけます。一番安い方法はバスでしょう。乗合セルビスと言ったほうがいいかもしれません。上記の写真のようなバスですが、人数が集まれば発車する仕組み。10人乗りで、一人当たり 12ドル。これはヨイ。が、乗合セルビス (バス) に乗る! と決意しておかねば、タクシーの運ちゃんたちに丸めこまれてしまいます。タクシーにどうも乗せたいらしい。「バスだとダマスカス門までしか送ってくれないよ。あなたのためを思って言っているのだけど、タクシーのほうが絶対に楽だよ」などど、ああ、ここでもアラブ流の「あなたのためを思っている」発言が飛び出します。ほんまは私のことなんてこれっぽっちも思ってへんやろ~、自分のことしか考えてへんやろ~と心の中で突っ込みながら、あくまでもバスに乗ることを伝えます。そう、アレンビー橋でお客を待ち受けるのはアラブの運転手たち。アラブよ、君たちは本当にしたたかに、そして力強く生きているね、と感動 (?) します。バスのチケット売り場ですが、この写真のようにとてもちいさくてしょぼいもの。見逃しそうになりますので、注意してください。入国審査が終わり出口を出たら、前方にこの小さなチケット売り場があります。バスに乗り込みますが、人数が集まるまでしばらく待つ必要があります。今回はあっという間に乗客が集まりましたので、車内で待ったのは10分くらいでしょうか。さて、シートがすべて埋まったところで出発です。エルサレム市までは30分ほどでしょうか。グングンと走りまして、やがてエルサレム市内に入ります。このバスの終着地点は、旧市街のダマスカス門。突然、岩のようなものが前方に現れてびっくりしますが、「ああ、これが旧市街の城壁だ!」とすぐに気づいて胸が高鳴ります。エルサレムに来た! と感じる瞬間です。さて降ろされたのは、左の写真のようなところで、ここはどこ? という感じですが…バスを降りて左手に少し歩くと、下の写真のような美しい門が目に入ります。そう、これがダマスカス門です。 さてここですぐにでも旧市街を観光したいところですが、荷物がどうしても重い。やはりホテルに行くしかありません。ホテルの場所は事前にしっかり確認してありますので、地図とホテルからの説明を頼りに歩き始めます。皆さまも、アレンビー橋からバスをご利用になる際は、ダマスカス門からホテルへのアクセスをきちんと事前に入手されるようお勧めいたします。大きな荷物を抱えてウロウロしていても別にいいわけですが、まずはホテルにチェックインして、それから街の散策を始めたほうが効率的ですよね。ご健闘をお祈りいたします! ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.20
イスラエルにいますと、懐かしさがこみ上げてきましたよ。なぜって、あっちもこっちもユダヤ人! 英国に住んでいたときに、ユダヤ人が非常に多く、このユダヤ人の独特のファッションを常に目にしていたのです。このユダヤ人のファッションに遭遇するのは英国時代以来。そんなわけで懐かしさを隠しえません。 こうしたユダヤ人の独特の格好は有名ですよね。黒のハットに黒いコート。おひげは定番。そう、それから長いもみあげ!! →ちょいとズームしてみましょう。この長いクリクリのもみあげが分かりますでしょうか? 風になびいております。ま、もみあげはどうかと思いますが、私はこういう黒のかっちりしたファッションは個人的には好きです。ユダヤ人とひとくくりにしても、もちろん色んな″派″があるわけで、こうした黒+もみあげというファッションは正統派のユダヤ人独特のものです。ところで、ユダヤ人の女性のファッションはとても可愛いと思いました。正統派のユダヤ人の既婚女性は、髪の毛を覆っています。イスラム教徒だけが髪の毛を覆うワケではないんですね。ユダヤ女性の場合は思い思いのスカーフで髪を覆っていますが、そのくくり方もいろいろで、とってもお洒落! 宗教的な意味合いよりファッションとして十分に通用します。写真を撮ることができなかったのが残念。街を歩いていると、「素敵だなぁ」と思うヘアスタイル (覆い) の女性を多く見かけました。エルサレムでは、正統派のユダヤ人が多いのだそう。そのせいだと思いますが、慎みのある服装をしている女性が多かったです。キャミソールやミニスカートなどを着ている女性は少ない。長めのスカートに長袖が一般的。その点、テルアビブなどはもっと開放的だそうです。でもこうしたエルサレムのユダヤ人女性のファッションは、個人的には大好きです。それからみんな重ね着が上手ですね。思わず、エルサレムで私もスカートとカットソーを買ってしまいました!! 街歩きだけでも楽しいイスラエルです。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.19
イスラエルというと、どんなイメージをお持ちになるでしょうか? 先進国?? 新興国? 私の中ではイスラエルは先進国というイメージ (特に根拠なし) がありました。それから、大量破壊兵器に関しては右に出るものなし、というイメージがあります。そんなイメージを抱えてのイスラエル訪問。で…端的にいいますと、イスラエルもやっぱり「中東」なんや~、というのが私の下した結論。いえ、それならそれでいいんです。ただ″先進国″というイメージを勝手に膨らませていたので、到着したその日 (その瞬間??) から「イスラエルよ、君はやはり中東の国なのだな」と思い知らされたわけです。でもそうと分かれば、問題ありません。先進国と思っているからガクッとくるわけで、ヨルダンと同じと思えば、全然問題ないんです。ま、ヨルダンよりは多少マシですがね。何が、と言いますと、まずやはりいい加減。こうなると、アラブがいい加減なのではなくて、中東がいい加減なのだと結論せざるを得ませんね。つまり、″中東スピリット″が至る所に脈々と流れているわけです。何が起きたかと言いますと、まず予約したB&Bに迷いまくってフウフウいいながら到着したはいいものの、…閉まっている!!! あり得ませんよね。だって、フロントにすら入れないんですよ。ブザーをガンガン押しまくりますが、誰も出てくる気配なし。で、ドアが閉まっているときにはどこどこへ電話して下さい、と書いてあるのですが、イスラエルの電話なんて持ってるわけないやん! ヨルダンの携帯は使えません。ダメもとで携帯のメッセージを送りましたら、それは届いたようで、しばらくするとオーナーがやってきました。でも全然悪びた感じもない。12分しか席を外していない、とか何とか言ってましたけど、ホテルが真昼間から閉ってるなんて論外です。しかもメッセージ送らんかったら戻って来んかったやろ? と突っ込みたくもなります。それから、同じB&Bに宿泊していたご夫婦と翌日に朝食が一緒になりまして、お話する機会があったのですが、「どれくらいご宿泊なんですか」と聞くと「去年の9月から」という。へっ? 8か月も?? 聞くと、購入したマンションがまだ完成していなくて入居できないので、このB&Bに泊まっているのだそう。・・・・。マンションの建設が8カ月も遅れるって、あり得ます? 先進国なら絶対にないですよね。しかも別に怒った風もない。「It can't be possible!」(あり得ない!) と言うと、笑いながら「中東だから」。ああ! イスラエルよ、君は中東なんですね!!! この時点で私のイスラエル先進国信仰は完全に崩れさりました。さてそんな事から始まり、スーパーでの買い物には、買ったはずのものが袋に入っておらず、いったんホテルに着いてから気付いて、またスーパーに戻ってヘブライ語しか話さないスタッフに身振り手振りで説明すること数十分...。さらに極めつけは、最終日のバス。エルサレムから南部のエイラットまでのバスを予約していたのですが、木曜日と指定したのにチケットは金曜日となっている。それに気づいたのはバスに乗車した時で、「あなたの席はない」と宣言され…、信じられない!! それもこれも、ヨルダンでなら絶対に確認しますよ。でもまさかイスラエルでこんな初歩的な失敗があるなんて思ってみませんから、チケットの日にちまで確認してなかったんです。 ああ! イスラエルよ、君は中東の国なのですね! と、とことん思い知らされた旅行でもありました。でもそうですよね、だってもともとイスラエルもヨルダンもレバノンもシリアも同じ国だったのですから。今でこそイスラエルにはユダヤ人が続々と集まってきていますが、それでもこの国に流れるスピリットは紛れもない″中東スピリット″なのです。上の写真はエルサレムの旧市街で売られているスカーフたち。シリアの旧市街で売られているものとほぼ同じ。シリアとイスラエルは犬猿の仲ですが、実は同じ国だったかつての仲間たちなのです。売られているものが似ているのも納得、ですよね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.19
皆さま、ご無沙汰しておりました。GWが終わってお客様が帰られてから、今度は自分のエルサレム行きでバタバタしておりまして…更新が遅れました。実は今回のイスラエル入りは私にとっては初めてです。中東生活のこの4年間になぜイスラエルに行ったことがないのか?それは私がレバノン在住だったからです。それからシリアへもお客様のご旅行のアテンドなどでちょこちょこ出入りしていました。イスラエル入国のスタンプがパスポートに押されれば、もうレバノンやシリアに入国できなくなります。イスラエルとレバノン・シリアその他幾つかのアラブ諸国は犬猿の仲なのです。もちろんイスラエルの国境で、「パスポートにはスタンプを押さないでください。別紙に押してください」とお願いすることはできます。が、係官によっては冷たーーーーい顔で、容赦なくパスポートにイスラエルのスタンプを押してしまうこともあります レバノン在住だった時は、そんなリスクをおかしてまでイスラエル入国を決行するわけにはいきません。というわけで、近いようでありながらはるか彼方にあったのがイスラエルなのでありました。今回のイスラエル訪問では、ビジネスパートナーとも初の顔合わせを行うことができました。今後、イスラエル観光にも力を入れて行きたいと思います。さて話を元に戻しますと、イスラエルとヨルダンは友好な関係を築いておりまして、この2国は自由に行き来することができます。ヨルダン在住となった今、レバノンに行く機会は減りましたし、シリアは現在入国すら難しい状況。それで、この機会にイスラエルに行っておかねば! とイスラエル訪問を決意しました。とはいえ、パスポートにイスラエルのスタンプが押されないことに越したことはありません。国境での″尋問”(?)に備えて、回答を準備して練習しておりました(笑)。それに私のパスポートにはレバノンやらシリアやらのスタンプが数ページに渡って延々と押してあります。以前、スペイン人の友達がレバノンのスタンプのせいでイスラエルの国境で5時間ほど待たされたことがあったので、私も4-5時間待ちを覚悟の上で出かけたのであります。待ち時間のための食料と数冊の書籍をしかと携えまして…。が、アレンビー橋では呆気(あっけ)なく、本当に呆気なく通されまして…国境で想定していた″尋問”は全くなく、スタンプは別紙に快く押してもらえて、ものの5分ほどの入国審査でイスラエルに入国していたのでした。さて入国審査はものの5分ほどで終わったのですが、国境にはたくさんの人たちが詰めかけておりまして、入国審査へ進むまでには長蛇の列。ここでもアラブの行儀の悪さはひときわ目立ちます。ほんまに行儀悪いで、アラブ! このエピソードは次のブログでご紹介いたします。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.05.19
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