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日韓の住まいあれこれR1
<日韓の住まいあれこれR1>
図書館で『日本人の「住まい」はどこから来たか』という本を手にしたのです。
なんか既視感のある本だけど、再読に耐える本という見方もできるわけだし、まっいいかと借りたのです。
帰って調べてみると、今年の2月に借りていることが分かりました(イカン イカン)。
いやというほど韓国に出張してきた大使は、とにかく、日韓の「住まい」とか韓屋の建築的造形に関する本を読んできたのです♪
良洞の観稼亭
安東の義城金氏宗家
…結論として、韓国と日本の住宅の違いは、何といっても韓屋にマルとオンドルがあり、日本には無いことだと思うのです。それから、日本家屋の畳は特異である。
ということで、これまで読んできた日韓の住まいの本、記事を並べてみます。
・日本人の「住まい」はどこから来たか(1986年刊)
・韓国現代住居学(1990年刊)
・韓国の住宅(1991年刊)
・住まいの伝統技術(1995年刊)
・日本建築は特異なのか(2009年刊)
R1:『韓国現代住居学』を追記
『日本人の「住まい」はどこから来たか』1
:日朝の縁側についてp66~68
『日本人の「住まい」はどこから来たか』2
:日中における風流の思想p163~167
『日本人の「住まい」はどこから来たか』3
:引戸主体の形式こそ日本独自p305~309
『日本人の「住まい」はどこから来たか』4
:日朝の住まいの違いp26~29
『日本人の「住まい」はどこから来たか』5
:日朝の住まいの違いp36~37
『韓国現代住居学』1
:両班の屋敷
『韓国現代住居学』2
:日式住宅のその後
『韓国の住宅』
:マルとオンドル、他
『住まいの伝統技術』1
:伝統的な暮らしの装置
『住まいの伝統技術』2
:見た目がきれいな芝棟
『住まいの伝統技術』3
:萱葺き屋根の技術
『日本建築は特異なのか』1
:「はじめに」
『日本建築は特異なのか』2
:「第2章 中国・韓国・日本の住宅比較」
『日本建築は特異なのか』3
:儒教の施設、神社とは何か
【日本人の「住まい」はどこから来たか】
吉田桂二著、鳳山社、1986年刊
<「BOOK」データベース>より
歴史をちょっとひもとけば、日本人の衣食住は中国や朝鮮の影響ぬきには考えられないはずなのだが。では、おまえは日本以外の東アジアの家がどうなっているのか知っているのか、と自問して愕然とした。何も知らない。建築の専門家ずらをしてこんなありさまだ。―町並み保存運動に情熱を傾け日本各地の伝統的な民家を訪ね歩いた旅の建築家である著者は、日本人の住まいの源を求めて海を渡った。韓国、中国、タイ、マレーシア、インドネシア…。そして彼の地で触れた人々の生活と住まいに驚くべき類似性を発見する。日本の伝統とは何かを問う異色ドキュメント。
<読む前の大使寸評>
なんか既視感のある本だけど、再読に耐える本という見方もできるわけだし、まっいいかと借りたのです。
帰って調べてみると、今年の2月に借りていることが分かりました(イカン イカン)。
…で、この記事を(その4,5,6)としています。
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日本人の「住まい」はどこから来たか
【韓国現代住居学】
ハウジング・スタディ・グループ著、建築知識、1990年刊
<カスタマーレビュー>より
これまで読んだ韓国の建築の本の中でも非常にわかりやすい。
著者が日本人だからなのか…
絵(図面)も写真もたくさんあり、せつめいも非常にわかりやすく、韓国の建築について調べたい人はおすすめです。
<読む前の大使寸評>
安東の両班の里、オンドルと畳の違い、林立する高層アパート群、ソウルの「月の村」など写真も豊富で、見どころ満載でおます♪
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韓国現代住居学
【韓国の住宅】
金光鉉著、丸善、1991年刊
<「BOOK」データベース>より
大地の身体として息をしている韓国の住宅を訪れ、生活と物体の存在性が自然と合一しながら透明な空間に化する建築を発見する旅。本書は、古い伝統と、それに培われた建築的造形と空間が、どのように建てられるかという意識を超え、荒い土地の上に生み出してきた生活感覚をイメージとして描き出す。
<読む前の大使寸評>
両班の古民家のカラー写真が多く載っているが・・・とにかく、その建築的造形が美しい♪
日韓で古民家を比較しても、好みかもしれないが、韓国に軍配を上げるのである。
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韓国の住宅
【住まいの伝統技術】
安藤邦広×乾尚彦×山下浩一著、建築資料研究社、1995年刊
<「MARC」データベース>より
地域特有の自然条件が生み出した住まいの形、木や土など材料の耐久性や維持・メンテナンスを考えて作り出された技術など、日本の住まいの伝統技術を集成。その土地の特性に応じて多様に、豊かに盛り込まれた先人たちの知恵。
<読む前の大使寸評>
追って記入
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住まいの伝統技術
【日本建築は特異なのか】
歴史民族博物館編、歴史民族博物館、2009年刊
<企画趣旨>より
神社・寺院、御殿・住宅、城郭・民家・茶室などによる日本の建築文化は、縄文・弥生にはじまり、古代・中世・近世と日本列島内で受け継がれてきたもので、日本独自であり、日本固有のものであると考えられています。しかし果たして本当にそうなのでしょうか?
東アジアに視野を広げてみると、中国や韓国の建築と日本建築はよく似た部分も多く、日本建築とは何が独自で何が固有のものなのか案外わからなくなってしまいます。このような観点にたって、あえて「特異」という言葉を使って日本の建築文化を考えようというのがこの企画展示の試みです。
中国建築、韓国建築と比較して日本建築の何が独自なのかをまず考え、そこから東アジア建築の共通性、普遍性という問題を考えようとしています。
<読む前の大使寸評>
韓屋に惹かれる大使は、先日『韓国現代住居学』という本を読んだところだが・・・
その勢いで、この本を借りたのです。日本建築の何が独自なのかを考えてみたいということでんな♪
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日本建築は特異なのか
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