「はいはい、櫂くんごっこするまえに日記書いちまおうぜ」
「闇櫂くんですか」
「いやー、なんか面白くてつい」
「あれ?何か呼ばれた?」
「ロークじゃないっす!呪縛(ロック)っす!」
「あぁ、リンクジョーカーだっけ?」
「ロークと言えば『デジモンワールド Re:Digitize Decode』が出ましたね」
「何で俺で思い出したんだよ…」
「確か前作は買えなかったんですよね?」
「前作は売り切れてて、そのまま諦めてましたね」
「今回は買えたのか。 んで、どうなんだ?」
「何かね、すごく面白い!」
「へぇ、初代のデジモンワールドに近いんだっけか?」
「あれもやり込みましたからねぇ…今作にハマらないわけがない」
「どれどれ? お、マリンエンジェモン! 究極体じゃねぇか!」
「今回思ったより簡単に進化してくれるんで、何も意識せずとも三代目では普通に究極体までいけましたよ。 因みに今は5代目」
「シナリオはクリアしたんですか?」
「おそらくそろそろラスボス…ってところで止めてます」
「何でですか? クリアしちゃえばいいのに」
「ラスボスに挑むからには特別好きなデジモンに進化させたいじゃないですか」
「サクヤモンとか?」

「って、おい! このマリンエンジェモン、名前が『ローク』なんですけど!」
「はぁ!?」
「いやぁ、パートナーの名前決めるとき、これしかないって! なので今は『5代目ローク』」
「か、勝手に人の名前を…!」
「でも…マリンエンジェモンって…ぷぷっ」
「笑ったら失礼ですよ…クスクス」
「おーまーえーらー! 先輩をおちょくるな!」
「中にはエンジェウーモン(ローク)もいましたよ」
「なっ!?」
「エンジェウーモンwww」
「~~~ッ!!」
「もうやめて、俺の精神的ライフは0よ…」
「大丈夫! レナモンに進化しそうなら『レナ』ってつけますから!」
「じゃあクダモンに進化しそうなら『レイカ』でお願いします。 マグ先輩は?」
「俺はパスしとくわ。 レディデビモンとかに進化させられたらたまったもんじゃねぇ」
「ごめんねローク。 君はオリジナルデザインのデジモンだからゲームには登場しないんですよ」
「知ってるよ! だからせめて完全体はメガドラモンにしてくれよ…」
「さーて、6代目はどんなロークになるかな~?」