今担当している大学生向けファイナンシャルプランニング3級講座なんだけど、一番大変なのは生活感がない学生に、どうやってお金のことを理解してもらうか、ということ。
FPが扱う内容って、つまりは生活に関わることばかり。年金や保険、住宅ローンや相続、金融商品や税金のことなど。一見難しそうなことでも、よく考えてみると、人生の色々な場面で関わったことや、今まで見たり聞いたりしたことばかりを、整理整頓してみるようなもの。だから生活者の方がとっつきやすい。
これが学生となると、働いたこともなければ自分で銀行の手続きもしたことない人もいるからなかなかお金の話をしてもピンとこないのではないかと、いつも心配。
まだ働いていない学生に損得ばかりを強調していうのもイヤだし、株や為替で資産を殖やすことばかりを強調もしたくない。やっぱりまずは社会人としての基本は学ぶべきだし、自分が社会に貢献してお金を稼ぐことが一番大事だと思っているので、ついついお金の話以外のことにも話題が及んでしまう。
先日は日経の小冊子が学校にあったので、それを題材に経済の話をしたり、昨日は幸田真音の小説を紹介したり。
経済ってなんかとっつきにくいけど、生活の視点でみるとなんとなく身近に感じるし、さあ勉強と思って始めるより経済小説であったり、フリーペーパーのコラムであったりちょこちょこと読むと理解がスムーズになるような気がする。
でも受講生は立派。授業が終ってから更に勉強して資格をとろうと思っているんだモノ。私が20歳くらいの時は、将来のことなんか全然考えていなかったものね~。私の年齢のちょうど半分の学生たち。一生懸命彼等の将来のために私にできることをしてあげたい。
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