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日曜インタビュー:フィリピン人牧師・ホセ・マリアーノさん /福井

毎日新聞


 ◇母国の出稼ぎ女性を支える--ホセ・マリアーノさん(59)
 ◇夫婦間問題、文化の差異、金銭... 心の悩み、一緒に考える
 国内に20万人弱いるとされるフィリピン人。興行ビザ(ショーダンサー)で来日し、母国に仕送りを続ける女性労働者が、その大半を占める。高収入を得るために若くして母国を離れ、言葉も文化も違う異国の地で生きる女性たち。その生活を精神面で支えているのが、国内で活動するフィリピン人牧師たちだ。福井県内でフィリピン人のメンタルケア活動をしているホセ・マリアーノ牧師に、女性たちが抱える問題や活動内容について聞いた。【松井聡】
 --活動の目的を教えてください。
 マリアーノさん フィリピン人女性たちの心労を少しでも取り除くことが大きな目的です。彼女たちの大半は貧しい家庭の出身で、フィリピンの家族に仕送りし、家計を助けるために日本に来て働いています。高いレベルの教育を受けているわけではないのでダンサーなどとして働くケースが多く、社会的な立場は決して高いものではありません。母国から離れ、見知らぬ土地で生きていくにはストレスも多い。そんな彼女たちが、社会的にも精神的にも安定した生活を送れるようにするのが私の役割です。フィリピンでは旧宗主国のスペインやアメリカの影響で、キリスト教徒が多いです。彼女たちにとって、幼いころから親しんでいるキリスト教は心のよりどころなのです。
 --どんな種類の悩みの相談が多いですか。
 マリアーノさん 最も多いのは夫婦間のトラブルです。彼女たちの多くは日本人の男性と結婚しています。しかし、夫とは育ってきた環境も習慣も全く違いますから、すれ違うことが多い。理解し合えずに、離婚に発展することも珍しくありません。次いで多いのが、日本の文化になじめないという相談ですね。分かりやすく言うと、フィリピンはかなりおおらかな気風ですが、日本は非常にきっちりしています。個人的には、日本人の勤勉さは尊敬に値すると思っていますが、その違いになじめない人も多い。3番目は経済的な問題です。フィリピンへの仕送りに加え、子供の教育にお金がかかることや、仕事がなくなったことによる金銭面での悩みが中心ですね。
 --活動する上で大切にしていることは。
 マリアーノさん 不平不満ばかりを言うのではなく、まず現状を受け入れ、どうすれば置かれた状況で幸せに生きられるかを、彼女たちと一緒に考えることが重要だと思っています。私は女性たちに金銭的な支援ができるわけではありませんし、政治的な力で彼女たちの置かれている状況を劇的に変えることもできません。しかし、「考え方」という、生きる上で最も重要な部分は変えることができます。私自身、牧師になる以前はトラブルを抱えていました。しばしば人とけんかをしていましたし、酒浸りになることもありました。けれど、考え方を一つ変えることで人生がまったく別のものになりました。要は、人生で起きるさまざまなことをどう受け止めるかという心の持ち方が重要なのです。
 --今後の活動の予定を教えてください。
 マリアーノさん 私は4年前に来日しました。それまでは韓国やブルネイなど、日本のようにフィリピン人労働者が多い国で牧師をしてきました。どこの国でも同じですが、活動の中心は日曜の礼拝と木曜、金曜に行う説教です。そこで、女性やその子供たちが集まり、互いの悩みを話し合う。地道な活動ですが、大使館にはできない草の根の活動です。これからも地味ですが、彼女たちの力になっていければと思っています。
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 ■人物略歴
 1949年6月30日、フィリピン・ルソン島中部のヌエバ・エシハ州ギンバ生まれ。現地の大学卒業後、ホテル支配人や軍を経て、84年に牧師になる。同国に本部を置く福音派キリスト教団体に所属し、4年前に来日。福井県内の福井、敦賀、越前の各市で活動している。

1月11日朝刊

最終更新:1月11日13時1分



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毎日新聞





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最終更新日  2009年01月12日 04時11分55秒
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