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子どもの人権講座


子どもの人権講座
おやこ劇場で、先日3回にわたって、子どもの人権講座を受けました。
「子どもとのパートナーシップを考えよう。」です。
「子供」と書くと、大人の「お供」としての子供なので、
「子ども」と書いてと言われ、意識して書くようにしてます。
子どもの権利条約も学びました。その感想です。

 1回目では、子どもの頃を思い出しました。
私も子どもの頃、出来ないことが一杯あっても肯定しているのに、
自分の子どもが同じことが出来ないと、否定的に捉えてしまうことに気づきました。
自分には甘く、子どもには厳しいんですよね。棚に上げないと、叱れないのですが・・・
また、「親の評価によって、自分までそう思い込んでしまう」という話を聞き、
私も子ども達にそうしてるのでは?と怖くなってしまいました。

 2回目では、アミティのビデオを見ました。
アミティとは、受刑者や、虐待の被害者、薬物中毒者などの
心理的ケア、再起プログラムをしているアメリカの団体です。
「子どもの頃の怒りが積もり積もって、暴力という形で外に出てしまう」
という受刑者の言葉が印象的でした。被害者が加害者になってしまう。
暴力、虐待の連鎖をどこかで止めないと、延々と続いてしまうのですよね。
母に怒られた言葉で、子どもに怒ってる自分に気付くときがあります。
嫌だったのに、真似してしまってる・・・
「親達が疎外してるのを見て、自分もしていいと思い、
ホームレスに暴力をふるってしまった中学生達」の話も聞いて、
親の態度や行動が大事で、見られてるんだなと、ひしひしと感じました。
 疎外感が人を追い込んで行く。
そうならないためにも、子どもを受け入れたいけど、
甘やかしたくはないと思ってしまいました。
どう違うんだろう?と思って質問したら、
「感情は受け入れて、出来ない事は、ちゃんと理由を言って断る」と聞き、
対等な立場で話合うことが大切なんだなと思いました。
つい一方的に駄目と言ってしまうか、仕方なく聞くかしてしまうので、
これからはそうしたいなと思います。

 3回目は、主に体罰について、話し合いました。
「3歳まではしつけのために必要」という意見や、
「いけないと分かっていても、堪忍袋の緒が切れてたたいてしまう」という意見もありました。
私は上の子が下の子をたたくのをやめさせたくて、
自分もたたかないようにしました。
「ママもやったじゃない」と子どもに指摘されたのです。
 たたかれた子は、なぜたたかれたのか分からない。
分からず、また人をたたくことになってはいけないと思ったのです。
「目には目を」では解決にはならないのですよね。
言葉でいくら言っても分からない、と言って、
暴力をふるうのは許されないのでは?
「子どもは、何回言っても分からないからこそ、
何十回も、何百回も言うんです。」と、
以前、幼稚園の先生に言われました。

子どもは言う事を聞かない、思い通りにはならないものだと痛感してます。
反抗期は自立の始まりなんですよね。
頭では分かってはいるけど、やっぱり頭にくる。
そんな時、ここで覚えた子どもの権利条約などを思い出し、
少し冷静になって、話し合えるようになれたらと思います。



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