高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2011.02.04
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   【 アジア41日目 11/28 プノンペン(9年前日記) 】



6時起床。7時半まで本を読んだりして過ごす。


お手伝いのシェンラーちゃんに、朝ご飯(久々にトースト)を作ってもらい8時半に出発。


最初バックパッカーが集まる安宿の“キャピタル1”にベトナムビザを取りに行く。
ラオスのビザの代行取得の料金を聞くと、「翌日渡しで40ドルだよ~ん」との事。


『直接取得すると翌日取得で35ドルでげすよ』と情報誌に載っていたので、
「そっかそっか5ドルの儲けか…。」という事で、ラミさんにラオス大使館に行ってもらう。


大使館で直接料金など聞くと、
『今日中の発行は45ドル、明日・明後日40ドル、4日後35ドルだぜ!』と胸を張られる。



面倒なので翌日までの取得でお願いする。


あっ今、日記を書いていて思い出したが、証明書というか領収書をもらってなかったよ
…明日は大丈夫か?




その後、トゥールスレン博物館に連れていってもらう。見せ方が、なんとも言えず怖い。


何というか、誤解を恐れずに言うと、「事実がむき出しに、転がっている感じ」
胃が縮み、上がってくる。


当然、「その『事実』を、どう見せるか?」という政府の「演出」があるのだろうが、
そんな「演出」をも飛び越えてくる。心が止まる。


「キリング・フィールドに行きたい。」とラミさんに言うと、
「あそこは穴があるだけだし、余り行きたくない。」的な事を言ってたけど、
お願いして連れて行ってもらう。





キリングフィールドは、静かなところであった。欧米人が10人ほどいた。


皆、静かにどこかをぼんやり見つめている。


「皆が同じ想いだといいなぁ。」と思った。



《中略》



その後、ギョーザを食べて、ネットをやってフレンチフライ



19時半 Sさん帰宅。一緒に食事。22時過ぎまで、たっくさん話をする。とてつもなく楽しい時間。


彼女は余所の国ではあるが、地にしっかり根付いていて、キラキラ生きている感じがする。


Sさんという存在(何というか、“魂が存在する場所”)と居場所(“今住んでいる場所”)が、
一致している感じ。


旅人である自分だからそう勝手に感じるのか?敏感に察知できているのかわからないが…。


余所の国で生活している(日本)人のたくましさってのは、ホントに美しいね。


「『生きてやるぞ!』的な生命力(強さ)」って、それだけで惹かれるね。


善悪どちらに転ぶがわからないけど(笑)



※この日ベトナム要人が来ていたようだ。
 そのせいか(反対派が)ベトナム人住居地で放火したらしい。





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最終更新日  2011.02.04 19:21:33
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