March 21, 2006
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カテゴリ: きものと帯
「きものはどこか少し寂びた感じがいい。」と先日、草木染の帯を見ていた時にちょっと耳にしたお話。草木染のいいところは、自然な優しい色合いがいいのはもちろんなのですが、経年の風合いによる、寂びてくる色がなんともいいのだそうです。

人工的な染料は、何年経っても全く色が変わらない。寂び感がないというところで、良し悪しが別れるようです。新しい状態だと、キレイすぎてよくわかりませんが、年数が経つほどいい感じになるなんてホンモノでないとありえません。
草木染というのは、そういう良さがあるのね~としみじみ見直したのでした。
「帯はいいものにしなさい」とよく言われる理由の一つがなんとなくわかったような気がしたのでした。
そう考えると、あまりにも真新しい帯やきものより、少し使い古したものの方が着る人に馴染んでいて、いい感じだなあと思います。


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