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tajim

tajim

Dec 13, 2005
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やってしまいました。

大体、いまどき「早い者勝ち」で並ばせるというのがひどい。
抽選にでもしてくれたらよっぽど簡単に諦められたのに…

水曜日に、ロンドン市内の書店でポールマッカートニーのサイン会があると言う情報が入ったのは先週末。でもそこはやっぱりいまだにファンを多く残すポールのこと。当日の大混乱を避けて、月曜日の朝7時半から入場券代わりのリストバンドを配ると言う話だった。朝7時半?ってことは、この田舎から普通に家を出ても6時?でもポールの人気を考えると二時間前くらいについてないともらえないかもしれない。ってことは家を出るのは朝4時とか?そんな時間じゃ、電車も動いていない。

そんな風に考えて、今回はあきらめるつもりだった。
私は昔からの大ファン。こんなことめったにあることじゃないし、イギリスに住んでいる特権とも言える。一昔前だったら迷わずに行っていた。でも、結婚もした今、そして年末の帰国前に論文を二本終わらせようと必死の今、そんなバカなことはできないと自分に言い聞かせていた。

日曜日の夜10時半。同じくポールファンの友人からテキストが入った。彼女はたまたまロンドンにいたので、リストバンドが配られる予定の場所を通ってみたらしい。すると、なんともう30人近くの人が並んでいると言う!まだ全日の夜。彼女は一回帰るつもりだったのをやめて、今から並ぶことにしたと言う。一人では心細いから、ぜひ来てくれと言ってくる。

…そして、行ってしまいました。始発じゃ間に合わないけど、終電なら確かにまだある。そうして家を出てロンドンに着いたのは夜中の12時半。街中の通りにテントや寝袋と共に黒い人だかりが見える。着いてみると私は61番目でした。寒い中、新聞紙とダンボールを地面に敷き詰め、ごろごろとねっころがるホームレスさながらの人々。知らない人が見たら何事かと思うだろう。オランダからこれだけのために来た、というファンがいて、スキーにでも行くような格好をしていた。ポールと同世代と思われるおばあさんもいた。一人で来たらしい。もう5枚もサインを持っているというファンもいて、「最初の20人くらいじゃないとポールの手が疲れてサインがいい加減になる」などと言っていた。私はそんな贅沢は言わない。もらえるだけで十分。

企画者を呪った。

fans2fans

テントや寝袋でしっかり寝る人々(上)と、朝まで話し込む人々(下)(携帯画像なのでちょっと汚いです)


寒くてとても寝られないので、私は持ってきた本で勉強をしていた。もともと徹夜は得意な方。冷たくて硬い地面に座っているよりも立っているほうが楽だった。ホームレスの人の気持ちが分かる気がした。24時間営業のパブでもあるかと思ったけど、日曜日の夜中のロンドンは閑散として静かだった。トイレを求めて遠くに一軒だけ開いているマックに行く人々がいた。時々どこから来るのか、列の後ろに人が増えていく。朝4時過ぎから一気に人が増えた。

とうとう7時半。ごついガタイをしたバウンサーと思しき黒づくめの人々が5、6人やってきた。長蛇の列を見て、「200人しかリストバンドもらえないって知ってるのか?」と聞いた。もちろん知らない。200人なら始発で来ても間に合ったかもしれない。でも、今、列の最後尾にいる人たちはもらえないだろうな。かわいそうに。

そして、貰えました、リストバンド!

wristband

これで水曜日にサインをもらえるのは確実。
もらった紙には12時半にサイン会が始まるので11時半までにくるようにと書いてある。「最初の20人」に入りたいファンは、水曜日も並ぶと言っていた。
また、徹夜するんだろうか?
私はもう、汚いサインでも構わない。並ぶのはごめんだ。





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Last updated  Dec 14, 2005 12:49:56 AM
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