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tajim

tajim

Apr 12, 2006
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意外に知られていないけれど、英語には二種類のLの音がある。

London, Milk, Wall, Kill, Killer...など、口にしてみると分かるかもしれないが、ルールは簡単。シラブルの頭ならClear L、シラブルのおしりならDark L。
LondonはClear Lで始まるし、WallはDark Lで終わる。
Clear Lは日本語のラリルレロにも近い(発音方は違うけど)それこそ「クリアな」音がするのに対して、Dark Lは口の奥のほうで出る「ダークな」音。むしろウに近く聞こえるかもしれない。
舌先が上につくかつかないかの違いだ。

もともと舌先を口の上の方につけて、でも下の両側を空けてそこから息を漏らすという、Lの発音方はなんだかややこしい。これがDark Lになって舌先もつけづに下の両脇から息を漏らすなんてことになると、口の中が引きつってしまう。最初にイギリスに留学したとき、どうしてもWallという発音が出来なくて苦労したことがあった。今でもDark Lの発音は苦手だと思う。

そんな日本人に朗報。
ロンドンの下町、コックニー訛りではこのDark Lの発音をしないことが多い。

つまり、Milkはミゥク、Wallはウォーゥとなる。これならLの発音よりもよっぽど簡単。
私も昔この音でLを代用していて、「まるでロンドン訛りみたいね」と言われたりした。
いいのか悪いのか分からないが、通じないよりはマシ。

でも、最近気づいたことがある。
本当のコックニー訛りはLをWで代用するだけじゃなく、そのWの前に来る母音の発音まで変わってしまう。Wにつられて母音まで変化してしまうのだ。

例えばTellがテゥとなるように、Girlはガーゥになるかと思うとそうじゃない。なぜかガーゥがゲゥとなって、TellがGirlと韻を踏むことになる。
同様に、Paulもpullもpollみんなポゥとなって同音異義語になってしまう。
きっともともとの長音や二重母音にさらにWがつくと三重母音(?)となってしまい、発音するのが大変になる。だから短くしてしまえ、ということらしい。

さらにやっかいなことに、英語では変化形のシラブル構造が元の語と変わってしまうことが多い。
KillのLはシラブル末なのでダークだけど、Killerになるとシラブルの頭になるのでクリア。
Girlの終わりはダークだから発音はゲゥだけど、GirlyになるとLはシラブルの頭。母音までガーリーに戻る。なんだか前よりもややこしい。







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Last updated  Apr 13, 2006 02:52:31 AM
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