St. George's Crossと呼ばれるこのイングランドの国旗、日本から遊びに来ていた友人がスイスの旗と間違えたくらい、日本人にはなじみのないものかもしれない。 やはり日本ではイギリスの国旗と言えばユニオンジャックが有名。特に「イギリス」と言うあいまいな名称でこの国を呼んでいるのだから、イングランドとブリテンの違いがはっきりしなくても仕方がない気がする。日本から来る手紙のあて先にはEnglandと書かれる事も少なくない。
BritainもしくはUK(正式にはUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)というのがEngland、Scotland、Wales、Northern Irelandという四つの地方を統合した正式な国名であって、Englandは一地方の名称に過ぎない。だから正式な国籍名もBritishとなる。でも逆にスコットランドやウェールズに行くと自分たちがBritishだという意識は薄く、必ず自分たちはScotishやWelshだと言う。侵略者側だからなのかたいがいイングランド人はそう言った意識に欠けていて、みんなブリティッシュだしそれでいいじゃないか、と言う感じ。でもスコットランドには独自の通貨があるし、ウェールズではいまだにウェールズ語が話されている。彼らの意識化ではいまだ別々な国なのだろうし、各国のアイデンティティを守ろうと必死のようだ。
話を戻すと、そんなわけでこのUnited Kingdom of Great Britain and Northern Irelandという王国を代表するのがユニオンジャック。その成り立ちも三つの旗を合わせたもの、ということになる。なぜかウェールズは独自の旗を守り、ユニオンジャックには取り入れられていない。