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2013.02.06
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宗教法人への優遇措置なくせば4兆円の財源生まれるとの試算

金融緩和否定派の手口を暴く 「隠れ日銀」の経歴にも要注意


財務省の力の源泉「国債埋蔵金」 先進国ではおかしな定率繰入

財務省はまた「埋蔵金」を吐き出した。

国債整理基金残高水準を引き下げることとし、
そのため国債整理基金を7兆円取り崩すことを決めたという。

政府予算案とともに発表された2013年度の国債発行計画では、
国債発行総額は170・5兆円となり、対前年度当初比で減少した。

一方、カレンダーベースの市中発行額(入札による市中への発行額)は、
12年度補正予算で増発する国債の発行が13年度にずれ込むことなどから増加している。

国債発行計画の中身を見ると、08年以降発行されなくなった物価連動国債について、
償還時の元本保証を設けた新たな商品性により発行を再開することとなった。

また、日銀の国債直接引受は12年度の16・7兆円から11・7兆円とされている。

国債発行計画は、一般会計政府予算案で新規国債発行額が決まると、
それに借換債や財投債の発行額を加えて、その消化方法を財務省理財局で決め、
それを示したものだ。消化方法の一つとして日銀直接引受(計画上は日銀乗換と表記)
もあるので、その部分は理財局と日銀で協議して決められている。

なお、国債発行計画ではないが、予算編成時期に財務省内で利払費をめぐる予算折衝も
行われている。予算要求側は理財局、査定側は主計局だ。

査定側は要求を削るのが通常であるが、利払費は違う。
過去の傾向を見ると、予算積算金利を高めに設定して過剰要求が通っている。
ちなみに12年度の積算金利は2%だ。実際には金利はそれほど高くならなかったので、
予算が余る。12年度も1・4兆円も余った。これは補正予算の時の財源として使われる。




その結果、国債を必要以上に発行しているのだ。
そのカネは財務省のポケット(国債整理基金)の中に入り、
補正予算などの財源となって、財務省の力の源になっている。



冒頭の取り崩しの話も似たようなモノだ。

財務省は、万が一のために国債整理基金が必要だといい、

ところが先進国で定率繰入の仕組みはない。
定率繰入のために余分に国債を発行するのがおかしいからだ。
国債整理基金が「埋蔵金」といわれる理由だ。


物価連動国債の話は、10日の本コラムで書いたように
リーマン・ショックで発行中止されたことがおかしい。発行再開は当然だ。

一方、日銀の国債直接引受は、本コラムで繰り返して指摘しているように、
一定の範囲内なら決して禁じ手ではない。対象は借換債だが、国債商品としては
新規債とは条件その他で異なるところはない。
市場の人はどちらを扱っているのか区別できないくらいだ。 

(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)





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最終更新日  2013.02.07 01:57:14
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