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September 23, 2007
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テーマ: 本日の1冊(3748)
カテゴリ: 本・CD

池波正太郎「真田もの」の集大成!! 「真田太平記」は読み応えあり!!

真田太平記 秋の訪れを感じられるようになってきましたね!

さて秋といえば、やはり 読書の秋 でしょうか・・・。そんなわけで今回わたしが選んだ本は、池波正太郎の『真田太平記』です。

池波正太郎と言えば、TVでも人気のあった『鬼平犯科帳』など時代小説でたいへん有名な作家ですが、わたしは、今まであまり池波作品は読んでおらず、以前に高田馬場の決闘、忠臣蔵の二大事件で有名な 『堀部安兵衛』 を読んだくらいでしょうか・・・。

『堀部安兵衛』もあっという間に読み終え、とても面白かったので次はぜひ池波代表作品の1つ『真田太平記』を読んでみたいと前々から思っていたのですが、全12巻ということもあり(^^ゞ、ついつい先送りしていた歴史小説でした。

さて、この『真田太平記』ですが、第1巻(天魔の夏)、第2巻(秘密)、第3巻(上田攻め)と読み終えたところです。甲斐の虎・武田信玄の突然の死、そして武田軍の滅亡という戦国波乱の中で、必死に真田家の生き延びる道を探る真田昌幸(父)。源三郎信幸(兄)、源二郎幸村(弟)の兄弟や取り巻きの家臣、草の者(忍者)の活躍とともにストーリーは目まぐるしく展開されていきます。

また、それぞれの人物の心理描写や会話の1つ1つに秘められた思いなども、この小説に深みを与え、時折描かれる登場人物の色恋沙汰も長編小説の息抜きとなって、サクサクと読み進めることができます。まさに大衆娯楽歴史小説といった趣です!

いよいよ第4巻(甲賀問答)からは、豊臣秀吉の朝鮮出兵から始まります。天下人となった豊臣秀吉にも綻びの兆しが・・・。豊臣vs徳川の風雲急を告げる激動の時代の中で真田家もまた翻弄されていく運命に・・・。また、真田と言えば、忍びの者の活躍も欠かせませんね。徳川方の甲賀忍者vs真田の草の者との壮絶な闇の戦いも楽しみの1つです。

天下分け目の関が原の戦い、そして大阪冬の陣、夏の陣と次から次へと真田家の前途には苦難が待ち構えています。全十二巻の大作ではありますが、多くの方が一気読みできてしまうと言われているように、本当にドンドンはまって読み進めることができてしまいますね。

歴史好きの方や真田家に興味のある方には、おすすめの歴史小説ですよ。

第1巻 第2巻 第3巻 第4巻 第5巻 第6巻
天魔の夏 秘密 上田攻め 甲賀問答 秀頼誕生 家康東下

第7巻 第8巻 第9巻 第10巻 第11巻 第12巻
関が原 紀州九度山 二条城 大坂入城 大坂夏の陣 雲の峰


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Last updated  April 4, 2009 10:08:59 AM
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