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2013.09.06
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イタリア、ピサの大聖堂とピサの斜塔








        塩の大切さ、農耕、人々の暮らし


            : 塩の道 (講談社学術文庫)



  塩が普通にスーパーで手に入る暮らしをしていると、かつて、内陸部に暮らしていた人々が塩を入手するのにいかに苦労したかに思い至ることがなかった。でも塩がなければ人は生きられず、大陸の乾燥地帯のように内陸で岩塩を採取するわけにもいかないこの日本で、塩を運搬するルートを切り開くことがいかに重要だったか、いかにそれを人々が心待ちにしていたかが見えてくる。そして、そのことで交流が始まり、様々な物品がやりとりされたことがわかる。




  第一部「塩の道」で興味深かったのは、「塩には霊がない」というところ。穀物の霊は古くから今も大切に祀られている。しかし塩にはそれがないと言うのだ。塩をつくった神が祀られる例はあるが、塩自体が祀られる例はないと言う。なぜだろう。その後、研究はされたのだろうか。製塩法も勉強になった。





  第二部「日本人と食べ物」では、アワは米よりも先に日本にも入ってきたのではないか、そうすると稲作以前の古い時代から農耕が行われていたのでは、と宮本先生は指摘されている。北海道では独自の文化があったのだが、そこでソバが栽培されていたという痕跡もあるそうだ。とすると、ソバのルートは朝鮮半島ルートと、北方ルートの2種類があることになる。





  第三部「暮らしの形と美」では、農耕機具や、日々の生活に使われた道具についての考察がなされている。







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最終更新日  2013.09.06 06:09:38
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Re:塩の大切さ、農耕、人々の暮らし (09/06)  
こんにちは、お元気にお過ごしの事とおもいます。


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