2019.07.05
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カテゴリ: 京の見どころ
  青葉・青もみじ ・青苔(5)



 5. 曼殊院門跡(マンシュインモンゼキ)   洛北・一乗寺にある天台宗の寺院でご本尊は阿弥陀如来です

 門跡寺院とは、皇室一門の方が代々住持となる寺格の高い寺院のことです、青蓮院・三千院・妙法院・毘沙門堂と合わせ天台宗五門跡の1つに数えられます

 ↓「勅使門」元々天皇及その使者勅使のみが通ることの出来る門で、今も一般の通行はできません


700年代の終りに、宗祖伝教大師最澄(サイチョウ)により鎭護国家の道場として比叡の地に創建されたのが始まりとされ、北野天満宮共々の管理の為別院を建立ののち1656年八条宮親王の皇子良尚(リョウショウ)法親王が入寺され、現在の地に堂宇を移し造営されたのが曼殊院だと説明されています

 ↓勅使門から続く塀に引かれる五本の白い筋はお寺の格式の高さを顕しています
その勅使門から参道へアーチのように高く囲う青もみじに癒されます 右斜面は先にゆき苔に替ります


良尚法親王は天台座主まで務められて仏教者であると同時に、茶.華道・和歌・書道等に通じられた文化人で、ここ曼殊院で「侘びの美、さびの美」の世界を求められ過ごされたと謂われています

 ↓両側背の低いさつきが植え込まれもみじが覆う石畳みの参道です


 ↓「山門」です 通常はこちらが出入り門です


 ↓庫裏奥にある坪庭 掃き描かれた砂と苔地に可愛い燈籠の庭です、じっと見れば味のある蹲踞が置かれています


書院前に広がる枯山水庭園は、所謂寺院の庭でなくまた武家好みの庭でもなく、宮廷風の雅やかな公家好みの庭と謂われています

 ↓石組みは蓬莱連山を模してあります 左から瀧水が流れ落ち石橋を潜り、左にサツキの山右に苔地の陸地を眺め水分石を経て流れ白砂の大海に至ります


 ↓庭園を望みます 水の流れを顕した砂の中に手前小書院前の亀島、向うが大書院前の鶴島が配されています 


 ↓「鶴島」 名の通り鶴を表現した島です、前方に松の木が鶴の首のように長く伸びています


 ↓前に伸びた松は樹齢400年と言われる立派な五葉松です


 ↓「亀島」同じくこの島は亀に似せてあります、丸く刈ったサツキの植え込みが甲羅のように綺麗に並んでいます


 ↓庭の奥に立っているのは、曼殊院型と謂れるキリシタン灯籠です


 ↓五本線の築地壁の前に光が差し込み みどりの葉が輝いています


 ↓帰りに再度勅使門を見上げると門より青もみが迫ります


 ↓背後には比叡山です 山頂まで望めました


 後注
 良尚法親王と書いていますが、法親王とは皇族の男子で出家後に親王宣下を受けた者を称するとされています
 教養人とされる法親王「貧しい中にも豊かさを、まずい中にも美味しさを、苦しい中にも楽しさを」のメッセージを残されています

 曼殊院の以前UPの記事は
新緑と深紅が映える...枯山水庭園......曼殊院門跡  キリシマツツジが鮮やかで
す、お暇に・・・

                 次回は、青シリーズ最終回 修学院離宮です

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最終更新日  2019.08.11 10:03:25
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