同法を巡り、与党は修正協議に日本維新の会、みんなの党を取り込むなど、野党の分断に一定の成果を上げた。一方の野党は、民主党が国会対応で迷走したほか、維新、みんなも立ち位置がぶれ、党内に不満を抱える結果となった。
みんなの党の渡辺代表が同法への賛成に前のめりだったこともあり、修正協議は与党ペースで進んだ。同党との修正がまとまると、埋没を危惧する維新の会も歩み寄った。野党との交渉にあたった自民党の中谷元衆院議員は7日午前のTBSの番組で、「限られた時間で、かなりの成果は出た」と語った。ただ、最後は自公だけで成立させる展開となり、世論の批判をかわそうとの戦略には狂いも生じた。
民主党は、独自の対案を提示して与党に受け入れを迫ったが、拒否されると「抵抗野党」路線を鮮明にし、安倍内閣不信任決議案や法案を担当する森消費者相の問責決議案などを乱発した。
ただ、国会対応はちぐはぐで、6日深夜の参院本会議では、参院執行部が採決の棄権を決めて一度は退席したものの、異論が相次ぐと議場に戻って反対票を投じる結果に。海江田代表は同法成立後、「参院の戦術は参院が考えること」と答えるのがやっとで、他党からも「野党第1党として毅然と対応すべきだ」(社民党の吉田党首)など厳しい声が相次いだ。
(2013年12月7日16時52分 読売新聞)PR
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