2015.01.19
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サッカーのメッカといえる「さいたまスタジアム2002」。実は、建設の前、平成8年6月に、県議会で今の6万人収容規模に賛成する県議は少なかった。全体の2割くらいしかいなかった。公明党だけが全員、推進派でした。
「見直しを」「4万人規模でいいじゃないか」「無駄な箱物」という空気が県議会と県庁全体を覆っていました。
僕はこの月の本会議でこう切り出し、一般質問の持ち時間の3分の2を使って、あらゆる角度から6万人規模のスタジアム建設を訴えました。
「ワールドカップうんぬんを抜きにしても、全国一の六万人収容サッカー専用スタジアムを建設するだけのすそ野の広がりが本県にはあるんです。
 ところが、こうした事実から目をそらして、六万人の見直しを唱えれば、マスコミ受けするような空気ができている。六万人建設に対して腰の引けた弱気の虫が県庁全体を覆っています」。
初当選の翌年、僕がとても真剣に挑んだ論戦でした。
この時、当時の土屋県知事は明言を避けましたが、9月に6万人規模のスタジアム建設を決断したのです。以下、当時の新聞記事です。
県営スタジアム建設、規模めぐり議論--県議会文教委 /埼玉
1996/08/03 毎日新聞

 教育局から6万3000人収容の計画通り仕上がった基本設計が報告された。常緑の天然芝で、ラインは客席から13メートルしか離れていないサッカー専用場。建設後の維持管理費の算出は光熱費などが年間1億5000万円かかる見込みで警備や管理の人件費は含まれていない。
 この日は、長峯正之委員(フロンティア)と福永信之委員(公明)らが6万推進を強調。「県民には6万なら賛成だが4万なら反対という人もいる」「6万人と4万人の規模の違いでは県財政に与える影響は年間3億くらいではないか」などと6万堅持を迫った。
 一方、柳下礼子委員(共産)は「慎重に議論するとの昨年度の委員会付帯決議を尊重するなら4万人規模でもシミュレーションすべきではないか」、高橋正平委員(社民)は「県民の意見には6万人で造ってほしいという人もいれば、いらないという人もいる。県側がどう判断し、6万人で造るんだと納得を得られるよう努力したかに関心を持っている」など、ビッグプロジェクトに対する判断や取り組みのあいまいさを指摘する声も相次いだ。
 滝瀬副次副委員長(自民)が「議会側の考え方はほとんど出て、執行部もわかったと思う。後は執行部側が自信をもって統一した見解を私たちに諮って、早い時期に実施設計に入ってほしい」と、判断を促した。【小平百恵】





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最終更新日  2015.01.20 02:09:00
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