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タカラトミーが発売していたデジタル・インスタントカメラ xiaoの写真部屋の本棚の整理をしていたら、こんなアルバムが出てきました。何のアルバムだろうと思って見てみたら、2008年11月にタカラトミーから発売されたxiaoで撮った写真が貼られていました。【中古】タカラトミーTAKARA TOMY コンパクトデジタルカメラ TIP-521-MG xiaoシャオ マゼンダ楽天で購入エスネットショップ楽天市場店▲これがタカラトミーが販売していたxiaoです。xiaoというカメラは、撮った写真を、その場でプリントできる500万画素のデジカメで、プリントにはZINKフォトペーパーを使用します。ZINKフォトペーパーは裏面がシールになっています。それをアルバムに貼ってあったのです。xiaoの写真ですが、どんな写りをするのか、それをお見せします。以前、韓国人の友人と行った江ノ島周辺の写真です。撮影時期は2010年5月です。※このブログ記事に載せた写真は、MicrosoftのスマホのスキャンアプリであるOffice LENSでスキャニングしたものです。写りですが、どことなくレトロで、昔のポラロイドカメラで撮ったような感じです。このアルバムには、いろんな写真が貼ってあって、それを見ていると、今はパソコンやスマホで写真を見るのが普通になり、写真をプリントする人が少なくなりましたが(私も、好きな写真以外はプリントしないので、その一人だったりします)、実際にプリントしたものを見るのはいいものだと思いました。さてタカラトミーが販売していたxiaoは、デジタルインスタントカメラと呼べるカメラです(このカメラ、金欠だった時期に売ってしまい、今は手元にはありません)。このカメラがデジタルインスタントカメラの第一号なのかなと調べてみたら、そうではありませんでした。チェキのフィルムのinstax miniを使用する「FinePix PR21 Princam」(プリンカム)という富士フイルムが1999年に発売したカメラが第一号です。ただその後、後継機は出ることはありませんでした。なのでxiaoは、おそらくデジタル・インスタントカメラの第二号になると思われます。ただこのxiaoもそんなに長く発売されませんでした。その後、ポラロイドとかがデジタル・インスタントカメラを販売するものの長くは販売されることはありませんでした。販売されても、長くは販売されることがないということの繰り返しでした。当時は珍しいけど、それほど需要がなかったので、そうなったのでしょう。そして今ですが、かなり状況が変わりました。一時期は売上が低迷していた富士フイルムのチェキが再び人気となったことでインスタントカメラに注目が集まるようになり、また、スマホで撮った写真をその場でプリントできるモバイルプリンターを多くの会社から発売される状況になったことで、デジカメだけどその場でプリントできるデジタル・インスタントカメラが発売されるようになりました。その代表は以下です。富士フイルム instax SQUARE SQ20 BLACK ブラック楽天で購入コジマ楽天市場店フジフイルム ハイブリッド インスタントカメラ instax mini LiPlay エレガントブラック楽天で購入カメラのキタムラキヤノン CANON インスタントカメラプリンター iNSPiC CV-123-WH ホワイト[CV123WH]楽天で購入楽天ビック(ビックカメラ×楽天)コダック Kodak インスタントカメラプリンター C210 イエロー[C210YE]楽天で購入楽天ビック(ビックカメラ×楽天)チェキのフィルムのinstax miniを使用するもの、ZINKフォトペーパーを使用するもの、その他ペーパーを使用するものなど、いろいろ出ています。これらデジタル・インスタントカメラが、パソコンやスマホで写真を眺めるというのが普通になってしまったことによって忘れられた、プリントした写真を眺めるという、昔は当然だったことを復活させてくれるカメラになったら嬉しいな、と思います。にほんブログ村▲良かったらクリックして下さい
2020年05月21日
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【モバイルプリンター pomini】モバイルプリンター pominiで、ゲームボーイのポケットカメラで撮った写真をプリントしてみた【モバイルプリンター】2020年06月26日のブログ記事「【ゲームボーイ ポケットカメラ】2020年6月の紫陽花が咲く六辻水辺公園【デジタルカメラ】」で、ゲームボーイ用ソフトのポケットカメラで撮った写真を載せました。【送料無料】【中古】GB 任天堂 ゲームボーイ ポケットカメラ イエロー 本体楽天で購入買取ヒーローズ1号店ゲームボーイ用ソフトのポケットカメラは、ゲームボーイをデジタルカメラにしてしまおうというソフトです。画素数がたったの1万4000画素なので、写りは粗いの一言です。ただこの粗さは、他のデジタルカメラにはない変な味があり、それが私は魅力を感じたりします。さてそのポケットカメラですが、ゲームボーイ用のプリンターであるポケットプリンタでプリントすることが出来ます。【送料無料】【中古】GB 任天堂 ゲームボーイ ポケットプリンタ ピカチュウイエロー 本体楽天で購入買取ヒーローズ1号店プリント用紙は専用のものでロール状の感熱紙で、黄色・黒印刷、青色・黒印刷、白色・セピア印刷の3色が用意されていました。1本500円ほどで販売されていました。裏面はシールになっていて、当時人気だったプリント倶楽部などのような、印刷された写真のシールとして楽しめるようになっていました。現在では、ポケットプリンタの専用用紙は販売はされていません、ただレジに使う感熱紙を代用品として使うことで印刷は出来ます。しかしこれらは裏面がシールになっていませんので、当時楽しめたプリント倶楽部のしょうな感じにはなりません。ポケットプリンタを使用しないで、プリント倶楽部のようなシールになった写真を作れないものかと思い、モバイルプリンターのpominiを使用して作ってみました。GK GLOBAL KEY MA-100P モバイルフォトプリンター pomini(ポミニ) ピンク [スマートフォン専用][MA100PP]楽天で購入楽天ビック(ビックカメラ×楽天)pominiに使用するZINKフォトペーパーは裏面がシールになっています。pomini用ポミニ専用用紙 シールタイプ(30枚入) GK12300.JPN楽天で購入コジマ楽天市場店ですから、これを使用すればプリント倶楽部のようなシールになった写真を楽しめると思ったのです。ただこれを行うには、ポケットカメラで撮った写真をデジタルデータ化する必要があります。(この方法は、今回のブログ記事の最後に載せます)。今回、それを行うことで、ポケットカメラで撮った写真をシールにすることが出来ました。今回のブログ記事は、2020年06月26日のブログ記事「【ゲームボーイ ポケットカメラ】2020年6月の紫陽花が咲く六辻水辺公園【デジタルカメラ】」に載せた、ゲームボーイ ポケットカメラで撮った写真をシール化した写真を載せます。pominiでプリントすると、赤が強い写真に仕上がりますが、これでゲームボーイ ポケットカメラで撮った写真を、プリント倶楽部のようなシールになった写真に出来ました。これを実際にアルバムに貼り付けてみました。実際にプリントしてみると、ゲーム機などの画面で見るより、写真という感じがしていいなって思いました。これは、今のデジタルカメラのプリント写真とは異なる味があるので、今後、ポケットカメラで撮った写真は、pominiを使ってプリントして楽しみたいと思います。ゲームボーイ専用ソフトのポケットカメラをデジタルデータ化する方法ポケットカメラですが、SDカードのようなメモリーカードが使用できないため、本体ではブログ記事に載せれるデジタルデータは作れません。なので私は、特別な方法を使って、デジタルデータ化して載せました。その方法をご説明します。最初に以下のようなビデオキャプチャを使用してスーパーファミコンとパソコン(私の場合はMacです)を接続します。MacBook対応ビデオキャプチャー Windows・macOS両対応 USBキャプチャー ビデオ/VHS 8mm DVD ダビング コンポジットビデオ(RCA) S端子対応 Mac対応映像転換器 EZCAP159楽天で購入ライフセレクトスーパーファミコンでゲームボーイ用ソフトを遊べるようにする周辺機器であるスーパーゲームボーイの差込口にポケットカメラを差し込んで、電源をオンにします。【送料無料】【中古】SFC スーパーファミコン スーパーゲームボーイ 本体楽天で購入買取ヒーローズ1号店そうするとパソコンの画面にポケットカメラの画面が表示されるので、撮った写真を選択します。それをスクリーンショットします。そして画像加工ソフト(私はPhotoshopを使用しました)で、切り抜いたりして、最終的なデジタルデータにします。最初は面倒ですが、慣れるとすぐに出来るので、今後、ポケットカメラで撮った写真を乗せる場合は、この方法を使用するつもりです。にほんブログ村▲良かったらクリックして下さい。
2020年06月29日
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今日の写真ですが、秋葉原で2014年4月頃に行われていた交通安全のイベントの模様です。トイデジのYASHICA EZ-F531で撮りました。ゆるキャラ(?)たちが、多くの人に安全のことをアピールしていて、特に子供らは真剣にそれに応じようとしていましたから、こういうキャラクターの存在ってとても大きなものだなって思いました。▲交通安全のイベントには多くの人が集まっていました。▲ゆるキャラ(?)は大人気でした。【今回の使用カメラ】★割引サービス対象外★【必ず別途修正で送料「800円税別」発生】【YASHICA(ヤシカ) EZ F531 551万画素タッチパネル液晶デジカメ】デジタルカメラストレージクラス対応デジタル5倍ズーム撮影★ポイント10P27May16価格:8618円(税込、送料別) ヘルシー救急BOX本来のトイデジとは、デジカメ創成期の頃に、余りに高価だったため、「ちゃんとしたデジカメが高くて買えないけど…デジカメが欲しい!」という人のために、制作費を安くして作ったデジカメのことです。そのため、画質も悪ければ、色の再現性も悪かったんですが、それが逆に奇妙な感じの写真を写し出すため、一部で人気が出ました。現在、この基準でデジカメを作っているのは、Vista Quest社だけと言われています。今は沢山のトイデジがありますが、それはトイの意味を、制作費を安くしたため玩具並の品質になってしまったというものではなく、玩具のように遊べるという意味で使っており、一種のアクセサリーとして製造されたものです。そのため安さが売りだったトイデジが、光学メーカーが作るコンデジより高いという現象が起きています。昔、日本にVista Quest社のような感じでデジカメを作っていたメーカーがあります。エグゼモード社です。現在はデジタルカメラ製造から手を引いたため作ってませんが、このメーカーが作るカメラはとにかく低価格のものばかりで、安い制作費で作られたから変なカメラになってしまったとしか思われないものが多くありました。今回、このYASHICA EZ-F531もその1つです。往年の有名なカメラメーカーであったYASHICAのブランドのエグゼモード社製のカメラです。液晶タッチパネルで操作出来るという低価格デジカメで、この点は非常に作る側の意欲を感じるのですが、肝心の写りというとトイデジならでは、というか独特な写りをするというか、変なのです。紫っぽい描写の写真を写し出すのです。紫っぽい写真を写せるカメラはそうそうありません。なのでこのカメラはとても変わったカメラだと思います。まぁ〜フィルムカメラでもフィルムによっては変な色合いの写りになりますから、フィルムカメラのフィルムにあたるセンサーが、こういう写りをするように出来上がってしまった(これは制作費を安くしようと作った結果、偶然そのような色合いの写りになってしまったのでしょう)と思ったらいいでしょう。なおこのカメラですが、エグゼモード社がトイデジ部門から完全撤退してしまったため、製造は終了し、今では入手が困難になっています(リサイクルショップやネットオークションとかでないと手に入らないと思います)。▼良かったらクリックして下さい。にほんブログ村【Vista Quest社の手のひらサイズのトイデジ】売り切りSALE!通常販売価格の56%OFFVista Quest (ビスタクエスト) VQ1005 (2008年モデル) トイデジカメ ブラック 【楽ギフ_包装選択】プロキッチン【トイデジ/トイデジカメ/トイカメラ】ミニサイズのトイデジ、ノスタルジックな写りが楽しい【トイデジ/トイデジカメ/トイカメラ】VISTAQUEST VQ1015 ENTRY イエロー 【toy digital camera】【トイデジ/トイデジカメ/トイカメラ】ミニサイズのトイデジ、ノスタルジックな写りが楽しい【トイデジ/トイデジカメ/トイカメラ】VISTAQUEST VQ1015 R2 モモ【toy digital camera】カメラLIFE応援Shop -Photo M-
2016年07月10日
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画像加工アプリ PicsArtで写真を絵画風にする上の画像ですが、一見、絵画のように感じられると思います。しかし、そうではありません。写真を画像加工したものです。私は、創作する際にiPadをよく使用します。持っているのは、最新型…ではなくiPad mini2という古い機種です。昔、中古で購入したものですが、まだまだ故障することなく使用できています。iPadですが、画像加工アプリが充実しています。その中でよく使うのがPicsArtです。このアプリ、基本的に無料で使用できます。このPicsArtには、マジックというエフェクトがあり、これを使うと、写真を絵画風にすることが出来ます。iPadしか使用できないんじゃって思う人、いるかと思います。ご安心下さい。このPicsArtはiPhoneやAndroidといったスマホでも使用できます(iPod touchでも使用可能です)。今回は、このPicsArtのマジックというエフェクトの使い方を、以下の写真を使用して、ご説明します。▲ピッカリコニカの名前で昭和の大ヒットカメラとして人気を集めたKONICA C35 EFで撮った与野公園にある与野天祖神社を、PicsArtで絵画風にします。 ▲今回のブログ記事を動画にしてみましたので、記事を見るのが面倒な方は、こちらを御覧下さい。画像加工アプリ PicsArtで写真を絵画風にする方法(1)PicsArtで写真を開くアプリを起動するとホーム画面が出るので、+マークをタップして下さい。そうすると写真や動画などを選択する画面が出てきますので、その中から、お好きなものを選んで下さい。(2)エフェクタからマジックを選択エフェクトをタップして下さい。マジックをタップして下さい。(3)お好みのマジックを選択マジックは、37種類もあります。その中から、お好きなマジックを選択して下さい。それで写真が絵画風になります。▲無料で使用できる画像加工アプリということが信じられないだけの種類のマジックがあることが分かって頂けると思います。カメラで撮ったものが写真だと私は思っていますので、私はこのように加工したものは画像加工作品だと思っています。画像加工したものは、アート作品と呼ぶべきものでしょう。昔はこのような作品はパソコンでPhotoshopなどを使用して、面倒な作業で作っていましたが、今はタブレットやスマホで簡単に作れます。便利な時代になったなって思います。ただマジックは、37種類もありますが、どうしてもこれだけに頼ると、ワンパターンな画像加工作品になってしまいますので、自分しかできないものを作りたい方は、これで作ったものを他のアプリで加工して下さい。以下の作品は、IOS(iPhone&iPad&iPod touch)、Androidで使用できる、無料のお絵かき&画像加工アプリのibisPaint X(アイビスペイント X)で、加工したものです。このブログでは、このような画像加工作品も、ドンドン載せていくつもりです。にほんブログ村▲よかったらクリックして下さい。
2020年04月21日
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【FUJIFILM CLEAR SHOT S AF】アナログ銀塩プリントとデジタル銀塩プリント【フィルムカメラ】今、タカラトミーが発売しているプリントスでプリントするのにハマっています。このプリントスは、スマホの写真をレンズを通して撮影してチェキのフィルムのinstax miniにプリントする(現像する)という、アナログのインスタントカメラの原理のモバイルプリンターです。プリントスでスマホに転送したフィルムで撮ったもの、デジタルで撮ったものをプリントしているのですが、これが非常に楽しいの一言です。プリントスで現像された写真を手にして眺めるということが楽しいのです。このプリントスを使うことで、写真をプリントして手に取る、その面白さを改めて知った感じです(昔は当たり前だったんですけどネ)。それで、私は再びプリントというものに興味を持ちました。私はデジタルカメラだけでなくフィルムカメラでも写真を撮りますが、フィルムの撮った写真をプリントする場合、2つがあることを思い出しました。デジタル銀塩プリントとアナログ銀塩プリントです。これは、デジタルカメラが存在しなくフィルムカメラしかなかった時代を過ごした人なら知っていると思いますが、つい最近フィルムカメラを始めたという人は、知らないという人は多いと思います。デジタル銀塩プリントとは、現像されたネガフィルムをデジタルスキャナーで読み取り、それをプリントする方式です。アナログ銀塩プリントとは、レンズ焼きとも呼ばれるもので、フィルムに直接光を当て、レンズを通して印画紙に焼き付ける方式です。私の世代では、子供の頃はアナログ銀塩プリントで写真はプリントされていました。しかし、今はデジタル銀塩プリントが主流となっています。理由はデジタル銀塩プリントを行う出力機がデジタル写真とフィルム写真の両方のプリントに対応しているからです(アナログ銀塩プリントの出力機はデジタル写真のプリントが出来ません)。ネガをスキャンしてデジタル化してプリントするだけなので、デジタルプリントと全く同じプリント方式になるため、短時間でプリントすることが出来るという利点があります(フィルムに直接光を当てるという作業は、スキャンに比べ時間がかかります)。そういう理由から、今ではアナログ銀塩プリントを行うお店は少なくなっています。さて今回のブログ記事では、アナログ銀塩プリントでプリントした写真とはどんなものなのかを知っていただくために、アナログ銀塩プリントでプリントした表参道の写真を載せます。ただアナログ銀塩プリントの写真だけ載せると、そのプリントの特徴が分かりにくいと思います。なので同じ写真をデジタル銀塩プリントしてもらったものも同時に載せます(使用カメラはFUJIFILM CLEAR SHOT S AF、フィルムはNATURA 1600、撮影時期は2009年10月頃です)。※デジタル銀塩プリントの出力機は2つあります。富士フィルムのフロンティアとノーリツのQSSです。前者は「色が濃く鮮やかな仕上がり」で、色合いがとても派手なのが特徴です。後者は「自然な発色」に特徴があります。今回使用したデジタル銀塩プリントの写真はフロンティアのものです。※アナログ銀塩プリントは、プリント作業にデジタル工程がないため、当然写真のデジタルデータが存在しなく、手元にあるのは印画紙に焼かれた写真だけなので、それをスキャンしたもの載せました。【アナログ銀塩プリント】【デジタル銀塩プリント】【アナログ銀塩プリント】【デジタル銀塩プリント】【アナログ銀塩プリント】【デジタル銀塩プリント】写真を見比べると、デジタル銀塩プリントの写真は、「色が濃く鮮やかな仕上がり」で、色合いがとても派手という特徴が出ていて、赤が強く出すぎていてなんか不自然な感じです(人の肌の色などにそれを感じます)。また被写体の輪郭がくっきりしていています。デジタル写真とあまり変わらない感じがします。アナログ銀塩プリントですが、このデジタル銀塩プリントに比べると色はおとなしい感じになっていて、被写体の輪郭などが柔らかい感じです。さてどちらが自然の色に近いでしょうか。ハッキリ書きますが、アナログ銀塩プリントです。アナログ銀塩プリントの特徴は、撮った写真の色を確実に再現できる点にあります。それはデジタルでは表現できない色もフィルムという媒体が読み込むためです。デジタルで表現できる色は1677万色と言われていますが(これだけでも凄い数字です)が、自然界の色は、それ以上存在し、それをアナログのフィルムは記録するのです。アナログ銀塩プリントでプリントした写真ですが、それでも撮った時に見た色は、デジタルより確実に再現されていて、よく見るとフィルムならではの粒状性が確実に出ていました。このデジタル銀塩プリントとアナログ銀塩プリントの差について、実際にアナログ銀塩プリントをお願いしたお店の方とメールでやり取りをした際に「デジタルでのプリントは、オペレータの腕にもよるが、大半はRGB値がおかしく仕上がっていて、それを見ると昔のフィルム写真を知っている人間として悲しく思う」というお返事をいただきました。フィルムで撮った写真をプリントするなら、撮った写真の色を確実に再現できる点から、私はアナログ銀塩プリントをおすすめします。ただ…それはプリントに関してのお話になります。今の時代、つい最近フィルムカメラを始めた…特に若い方々の大半は、フィルムで撮った写真をデジタル化してプリントはしないようです。フィルムで撮った写真をパソコンで眺める、またはSNSにアップする、ブログに投稿するというのが普通であって、プリントは必要がないようです。これはデジタルカメラが出現し、携帯電話にカメラ機能が搭載されるようになり、そしてスマホのカメラ機能が進化して、プリントしなくても見ることも見せることも出来るようになった今、プリントに何の意味もないのでしょう。デジタルカメラの良さは、プリントしなくても撮った写真をパソコンなどで見ることが出来る点にあります。だからフィルムカメラを撮る前に、デジタルカメラで撮っていた人からしたら、プリントする概念が元々なく、人に見せるにはパソコンやスマホ、またはSNS等なのだから、デジタル化となるのでしょう。以前、ネットで35mmフィルムで写真を撮ったところで、ミニラボではフィルムスキャンしてデジタル化する方式になっているのだから、これではフルサイズデジタルカメラ(35mm判フィルムと同じサイズのセンサーのカメラのことです)で撮っているのと変わらない、なんて書き込みを見たことがありますが、最終的にプリントではなくデジタル化が目的となると、その意見もそうなのかも知れないなって思ったりします。それはそれでいいのではないかなって思います。今、フィルムの多くが生産中止になり、残ったフィルムも値段が高騰しています。市場は確実に縮小しています。そんな昔のように気軽くフィルムを購入できなくなっている中で、フィルムカメラを使って写真を撮るという文化を守ってくれているのは、フィルムカメラを始めたデジタル世代の若者たちなのは確かなので(私はフィルムでも撮るけどデジタルでも撮るので、彼らのようにフィルムの方が素晴らしいとか言うつもりは全くありません…両方いいのです、としか言えません)、この方々がプリントをしないで、フィルムスキャンしてデータ化してパソコンなどで見るという方法で、フィルム文化を守ってくれるんだと思います。なので、楽しい趣味の世界の話だし、フィルムで撮ることが楽しいことと思って、たくさんフィルムで写真を撮って欲しいと思います。にほんブログ村▲良かったらクリックして下さい
2020年05月31日
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