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Apr 20, 2007
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カテゴリ: 犬と動物のはなし
駅から家に向かって歩いていたら、かわいいプードルを連れた男の子に会いました。が、犬の話ではありません。男の子の友達も二、三人いたのですが、なんか様子が変。男の子たちの目線の先を見ると、ハトが羽根から血を流して歩いていました。うぎゃ。

弱肉強食

男の子が私に向かって「血が出てる」と言っています。そ、そうだね…。こんなとき、どうすればいいのでしょう。男の子たちは明らかに、“大人”である私に助けを求めています。たぶん、ここでハトを保護して動物病院にでも連れて行ってあげれば美談なんでしょうけど、私にはそんな余分な財力はありません。ハトだけど、野鳥だしなぁ…。

「かわいそうだね、飛べないのかな」と言ったら、「飛べないよ! カラスにつつかれたの!」と男の子。カ、カラスぅ!? カラスってハト、食べるんですか? 男の子たちはその現場を見てたらしいです。

うーーーむ。“大人”としてこのまま見捨てても良いのだろうか~。 オダギリジョーのCM みたいになってきました。「どーするよ、オレ」。

でもさ、しょうがないよね。と、いうことで私は立ち去ることにしました。冷たいね。

男の子たちも仕方ないと思ったのか「あとでもう一回様子を見に来る」といいながら立ち去ろうとしました。……そのとき、カラスが舞い戻って来てまたハトを攻撃しはじめました! おーー。なんかNHKでやってる自然番組みたいじゃ。

男の子たちは、すごい勢いでハトを助けに行きました! おーー。君たちの正義感におばちゃんは感動したよ。しかし、よく考えてみればこれって弱肉強食じゃないの。カラスが食べるためにハトを攻撃してるんだったらば、だけど。だとしたらハトを助けるのは必ずしも正義じゃないぞ、少年たちよ。カラスだって食べなきゃ死んじゃうんだから。

で、その喧噪に背を向けて家に向かって歩いていた私の横を少年の一人が「やっぱりカラスが戻ってきたよ」と言いながら自転車で通り過ぎて行きました。ほかの子たちはハトをカラスから守るために現場に残った模様。自転車少年は誰か呼びに行ったか、ハトを入れるものを取りに行ったのかもしれません。そんな少年たちに、私はきっと冷徹な大人と映ったでしょうね~。はぁ。大人って大変なのよ。



しかし、カラスはいました。そして、別のハトも。カラスはそのハトを狙っているようでした。結局、犠牲になるハトが増えるだけなのでは、と思いました…。無情だわ。

現場には血痕も残ってましたが、刺激的過ぎるので羽根の写真だけ載せておきます。事故とかで怪我をしたのなら別だけど、野生の動物同士のやりとりで人間が介入するのって必ずしも正しいとは限らない気がします。最初にハトを見たときにはそこまで思い至らず、少年たちにそう言えなかったのが悔やまれます。でも少年たちにとってはいい思い出になることでしょう。ハトが助かればいいのですけど。若いっていいなぁ(遠い目…)。

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最終更新日  Apr 20, 2007 05:26:00 PM
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