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カテゴリ: 雑記
昨日は終戦記念日。夜、憲法九条について討論しているNHKの番組を背中で聞きながらパソコン作業(見ていたのは父)。

チワワの丸焼き

ちゃんと全部見てなかったのだけど、ニートらしき男性が、ニートのまま死んでも誰も感謝してくれないけど、兵士として戦って死ねば英霊じゃないけれど感謝されて死ねるからそのほうがいい…。というような事を言っていてびっくり。家族を守って死ねるならいいというような趣旨だったかも。彼の頭のなかではとても美しいことなのかもしれないけれど、美化しすぎなんじゃないかなぁ。南方戦線ではワニに食べられて死んだ人だっているんだよ…(←水木しげる「 総員玉砕せよ! 」)。

家族を守って死んでも、家族は悲しむよ。そんなに志高く命をかけてまで人の役に立ちたいのだったら、今のままでももっといろいろ方法はあると思うけど。

折しも戦争についての記事が新聞にもたくさん載っていて、太平洋戦争で死んだ日本兵のうち、7割は飢えや輸送船の沈没などで亡くなっていたという記事を読んだばかり。特攻隊など、いかにも華々しく死んだ(華々しいと思うかどうかは人によるだろうけど)兵士はごく一部なのだそうです。

憲法九条、改正したほうがいいのかどうか、はっきり言ってわかりません。わかりませんが、戦争は絶対にしたくないし、するべきじゃないと思います。戦争しないのだったら、軍隊はいらないし(戦争しないために抑止力としての軍隊が必要と言う人もいます)、その軍事費や人材を、周りの国と仲良くすることに使ったほうがいいんじゃないかと思います。戦争なんてする気が起きないくらい周りの国と仲良くすればいいのに。「みんななかよく」って、簡単そうで、簡単じゃないのかな。

軍事費って税金ですよね。軍隊持ったら、いくら増えるんだろう。軍隊に入る人材は集まるんでしょうか。徴兵制になるのかな。軍隊が強くなっちゃったら、逆に日本が他の国を攻めたくなっちゃったりしないのかな。

憲法九条を改正して軍隊を持ったほうがいいと言っている人たちは、もちろん、自ら率先して軍隊に志願するんでしょうね。自分が守られる側にいられると思っていて、最前線で戦うのは別の人だと思ってるんじゃないでしょうね。

司馬遼太郎の「 竜馬がゆく

日本はお金は出すけど人は出さないなんて言われたっていいじゃないですか。お金で解決するなら出せばいい。兵士は出さなくても、技術者を出せばいい。国民を一人も戦争で死なせない国なんて素晴らしいと思います。

ちょっと話は逸れるけれど、原爆についても新聞記事を読みました。英字版の記者(外国人)がヒロシマとナガサキの被爆者を訪れて話を聞いたそうです。多くの外国人はなぜ日本人がそんなに「原爆」にこだわるのかわからないのだそう。

久間元防衛相の「しょうがない」発言も、擁護するような投稿が多かったそうです。曰く「戦争で多くの犠牲者を出したのは日本だけじゃない」「日本が開戦しなければ原爆は落とされなかった」などなど。外国人記者も被爆者の話を聞く前はそういう外国人の一般的な認識とあまり違わなかったそうですが、話を聞いてからは日本人が「原爆」にこだわる理由が理解できたそうです。

つまり、「原爆」はただ単に多くの一般市民を殺しただけではなく、被爆者は戦後何年も肉体的にも精神的にも苦しんで来たのです。戦後60年以上経った今でもその苦しみは終わっていません。

映画にもなった「 夕凪の街 桜の国 」では生き残ったことに後ろめたさを感じながら戦後を過ごしてきた主人公が被爆後10年経ってから亡くなります。「てっきりわたしは死なずにすんだ人だと思ったのに」「十年経ったけど 原爆を落とした人はわたしを見て 『やった! またひとり殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」そんな言葉が悲しく胸に響きます。

そして、母が被爆者だという理由で結婚を断られる被爆二世。過去の話ではありません。今、現在の話。被爆者は被害者でありながら、長く差別にも苦しんできたのです。

被爆者に限らず、戦争を生き残った人というのは、少なからず「生き残って申し訳ない」という思いがあるようです。戦場で生き残った人というのは、その惨状を見ていたり、自らが敵を殺したり、心の傷もあるでしょう。だから口が重いのだと思います。生き残ってよかった、これから思う存分楽しむぞ! っていう思いだけではないようです。生きても地獄、死んでも地獄なのですね。

戦争なんてしないで、みんななかよく平和に楽しく幸せに暮らしていけたら一番いいと思います。戦争する勇気よりも、しない勇気を持ちたいものです。

竜馬がゆく(1)新装版
↑「この本が人生を変えた」と言っている著名人も数多くいます。一般人を含めたらどれくらいの人がこの本で人生を変えられたんでしょう。 文庫で全8巻。

夕凪の街 桜の国
↑薄い本なのですぐに読めます。でも内容は濃いです。(コミックです)

憲法九条を世界遺産に


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最終更新日  Aug 16, 2007 03:33:00 PM
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