岳南メンネルコールblog

岳南メンネルコールblog

PR

Calendar

Comments

ピピノ @ Re[1]:父が逝きました(12/14) maetosさんへ お心遣い感謝します。
maetos@ Re:父が逝きました(12/14) ご冥福をお祈り申し上げます。 前田俊幸
ピピノ @ Re:練習三昧(07/16) 受け取りました。ありがとうございました。
いわゆる先輩@ Re:練習三昧(07/16) 「ツール」、Web-Mailに送信しました。
先輩とはオモハユイ@ Re:そろそろ(07/09) 練習ツール、のちほど案内します。

Free Space














Profile

ピピノ

ピピノ

Favorite Blog

合唱祭 はざくら2005さん

声楽家のひよこ 亜沙09さん
♪音楽工房♪ -別館- 音楽工房さん
響和音の合唱講座 hibikiwaonさん
合唱道探求記~日々… 山氏@安芸さん
ちまちま草子 northern-bさん
Aug 16, 2021
XML
テーマ: 読書(8214)
『スーパーカブ』は小説投稿サイト「カクヨム」で掲載が開始され、当初は大学進学した年からはじまり、2年間を埋めるように連載されたようです。書籍版では高校2年間と大学入学当初までを発表し、書籍化の際に各巻から削られた短編エピソードを『reserve』として発表されています。そして、残っているのが『スーパーカブ大学編』となります。

『スーパーカブ大学編』は初期設定がそのまま残っているせいか、書籍版と設定が違っていたり、登場していない人物が出てきたりします。まあ、小熊はいるし、礼子も椎もいるので問題は無い。どこかで、こちらも書籍化されるのかなと思います。

初期設定のせいか、書籍版では謎設定だったものがいくつか明らかになっている気がします。

話は小熊がカブ走行中に崖から転落してカブを失うところからスタートします。書籍版ではもらい事故での全損のため、賠償金で修理したり、代替品としてスーパーカブ90をゲットしたりしますが、これは自損なのでお金のない小熊は自転車生活に戻ってしまいます。

そんなときに、失踪していた母親が現れ、失踪の原因となった男の連れ子を置き去りにする形で小熊に押しつけて、再び失踪するという衝撃の展開です。縁もゆかりも無い男の子『藜』を押しつけられた小熊は、かわいそうだからと家に入れることもせず、バイクガレージとして利用しているISOコンテナに住まわせ、飯盒と食料を与えて自炊をさせ、山梨のバイク屋から部品取り車を入手し、スーパーカブ修理の手伝いをさせます。

小熊が関わっている節約研究会や礼子も関わり、藜くんの進学先やバイト先を斡旋したり、1人の男の子を育てる姿は、母親というか父親てき存在になってきます。スーパーカブを修理した後、残った部品でスーパーカブをもう一台くみ上げたら、藜君は進学先に向かって旅立ちます。

小熊さんは、藜君の進学先を実地調査したり、バイト先で悪い虫が付かないか調べたり、藜君にアドバイスを送る姿を見ると、小熊さんは美少女の姿をしたおっさんであることが分かります。これは礼子さんもそうです。そう思って、書籍版を読み返すと納得できます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 16, 2021 06:00:07 PM
コメントを書く
[読書と映画、音楽鑑賞] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: