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ピピノ @ Re[1]:父が逝きました(12/14) maetosさんへ お心遣い感謝します。
maetos@ Re:父が逝きました(12/14) ご冥福をお祈り申し上げます。 前田俊幸
ピピノ @ Re:練習三昧(07/16) 受け取りました。ありがとうございました。
いわゆる先輩@ Re:練習三昧(07/16) 「ツール」、Web-Mailに送信しました。
先輩とはオモハユイ@ Re:そろそろ(07/09) 練習ツール、のちほど案内します。

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Feb 8, 2022
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​​上橋菜穂子のファンタジー小説「鹿の王」のアニメーション化作品を見に行きました。上橋作品は「精霊の守り人」、「獣の奏者」とアニメ化され(精霊の守り人は実写化されましたね)、いずれも素晴らしい作品だったので、期待しました。


鹿の王 上 生き残った者 / 上橋菜穂子 ウエハシナホコ 【本】

長編小説の映像化ということで、三部作になるのかなと思っていたのですが、どうやら続編の「鹿の王 水底の橋」の最後くらいまで一気にまとめてしまったようです。短い時間に圧縮するためにかなりの原作の改編がされていて、敵味方といった人間関係から起こっている問題の深さとか元々の世界観だとかまで手を加えてしまっていて、原作を見ている私には話がどこに行くのかすらわからなくなってしまいました。

東乎瑠帝国とアカファの民の関係とか、黒狼熱と毒麦(映画では登場しない)の関係とか、鹿の王とは何?と言った設定の説明もないため、そもそもの問題がどこにあって、主人公達は何を解決しようとしているのかが曖昧になっている。

【原作では】 過去に猛威を振るったが現在は伝承化されている程度の黒狼熱が再流行の兆しがあり、既存の医療技術では対処できない高致死性の「新しい黒狼熱」であるとわかる。この「新しい黒狼熱」に罹患して生還した主人公はこの病気の抗体をもっている可能性が高いと、医師ホッサルは主人公たちの捜索に乗り出す。ホッサルが放った捜索隊が従者マコウカンと跡追い狩人の娘サエである。サエは捜索途中で怪我を負い、湯治の最中に探していた主人公ヴァンと逢う。

この温泉のシーンは好きなんだけど、物語のターニングポイントでもあり重要だと思っていて、このシーンは期待していたのですが、そもそもホッサルとヴァンは一緒に旅しているし、サエは敵の放った刺客だし、一応混浴っぽいしシーンだけど、サエとヴァンの絡みはなく、どうやって大団円に向かうのかわからなくなってしまいました。

まあ「裏返る」シーンは、まあこんな感じなのかなって思う程度です、「玉眼訪来」の映像は少しびっくりしましたが、結局「山犬の王」となったヴァンが山犬を連れて行くラストの意味が全然伝わってこないし、それじゃ「鹿の王」って何って感じました。

まあ、ヴァンの血液から抗体を抽出する際に、試験管を手動の遠心分離機で回すシーンが良かった。あれ、大変なんだよなぁ・・・。​​





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Last updated  Feb 12, 2022 11:19:22 AM
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