癌食の記録

癌食の記録

November 9, 2017
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癌食を始めたばかりのころは、
とにかく「癌食に必要なもの」と思われるものを
色々買いました。
良いと言われる食品や調理器具、サプリメント、本など、
うちは「控えめ」な方だったと思いますが、
それは資金力がなかったのと、
そういう購買に対して私たちが慎重
(主人は自分にお金をかけることに申し訳ないという想い
私はそんなに「何もかも」はできないだろうという想い)だったせいで、

それでもやはり「藁にもすがる」状態ですので、
貧乏な家ですが貧乏なりに、お金に糸目はつけないという状態だったと思います。

食事療法はある種の潔癖症の強迫観念のように
○○してはいけない
○○でなければならない
がありますので
全然違うレールの上を快適に走っていた「日常の生活」という電車を
一度停めて、
またレールを敷き直すようなもので
かなり大変なことだと思います。

調理器具、保存容器、

それに「新鮮で<正しい>野菜」
さらに本当は掃除用品、服、寝具まで
食事療法は広がりを持っています。
なぜこの食事がいいのかという理由の部分が
命の営みの回転としての、

それは確かに、思想的には、そうなってくるわけです。
幹が変われば枝や葉や果実まで変わるように。

ただ、これには、問題もあります。
この食事療法のために消費行動をしているということ自体が
ある種の満足感につながっているのです。
満足感というものには程遠いかもしれません。
とにかく不安なので
その不安で空いた心の穴を埋めるように
購買せずにはいられない。
そういう人をたくさん見てきましたし、
私もそうだったと思います。

でも「買う」ということが「治す」ということではない。
「買う」というのは玄関マットのようなもので、
そこから家に入り、階段を上り、また降りて、
「そこ」で暮らしてみなければならない。

大抵の人が「買う」でお終いになっているような気がするのは、
そもそもこの消費社会の構造が
癌に深く関わっているのではないか。
癌を治すということが、
消費社会と反対のベクトルであるのを薄々感じるからこそ
「消費」を共有したいと思うのではないか。
そして「消費社会の中での癌患者」が本当のサバイバーとして
勝利を収めた例があまりないのではないか。
と思うのです。
つまり、消費しつくして、一文無しになって死んでしまうか
癌ビジネスで儲けるか
どちらかしか表に出てこない。
ごく普通に消費しない方向で生きていくということは
表に出てこないのだろうな
と思います。





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Last updated  November 9, 2017 10:18:15 AM
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ganpochi @ Re:癌ぽち家の秘密のおまじない(05/04) Nishiyan 様 コメントありがとうございま…
Nishiyan@ Re:癌ぽち家の秘密のおまじない(05/04) いい「おまじない」ですね。 (偶然、旦那…
癌ぽち@ Re:あけましておめでとうございます(01/01) hanaさんへ なんと実は10年目でした。笑え…
hana@ あけましておめでとうございます 癌ぽちさーん、ご無沙汰しておりますhana…
癌ぽち@ Re:お元気ですか(01/02) faiさんへ ご無沙汰しています。 いかがお…

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