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Nov 24, 2024
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テーマ: DIY (3476)
カテゴリ: DIY
さて、本日の修理はコチラ。

ポケモンキッズ指人形 トロピウスです。

羽の付け根部分に、どうやら過去に修理した跡が見えますが、その修理箇所もろとも割れちゃったようです。








じゃあどうしてこんな壊れ方しちゃうのかと言えば、そんなの


羽を無理矢理バタつかせて遊ぶからに決まってます。


もう間違いありません。100%です。


だって、子供ってそういうもんだし。



というわけで、この部分を何度修理しても、どうせまたバタバタやるんですよ。

そして、バキっと逝くんです。


そうならないためにはどうしたら良いか?


それは・・・





最初から羽がバタバタ動くように改造すれば良いのです。 ​​




というわけで、とりあえず羽をぶった切ります。















ここまでやって長考しました。

どうやって羽を動かせるようにしましょうか。


最初は真鍮のパイプを埋め込んでヒンジを作ろうかと思ったんですけど、きっと子供たちの暴力的な遊び方に耐えられず、絶対にヒンジが壊れてしまいます。


さて、どうしましょう・・・。


悩んだ結果、羽と胴体の接続にゴム板を埋め込むことにしました。


で、買ってきたのが幅10mm、厚さ2mmのゴム板。
予備も含めて20cm分買ってきました。税込み44円也。






このゴム板を羽に埋め込むために、羽の根元の穴をリューターで拡大します。







左が加工前、右が拡大したところ。







で、広げておいて、羽を1/3程カットします。







拡大した穴の太さに合わせて、ゴム板を加工し、I状にします。









羽の内部でゴム板が引っ掛かるように中を加工します。







で、これをプラリペアで覆います。









胴体に空いた穴を埋めるため、型取りくんを温めて胴体表側に被せたら、







裏にプラリペアの粉末をまぶして液体を垂らします。







裏側のプラリペアが固まったら、表側の型取りくんを剥がして、今度は胴体にツライチになるようにプラリペアで整形。




実はこの部分がキモで、元々の羽の根元はとても分厚いので、可動するように改造しても、羽の根元が胴体に干渉しちゃってほとんど動かすことができません。

何せ元々の羽は、根元に行くほど太くなるというデザインだったので。

羽の可動域を確保するには、羽の付け根をなるべく薄くして、羽を動かした時に胴体と干渉しないようにする必要があります。可動の構造と合わせてこの辺りをどうやって処理するのか決めるのに長考が必要だったのでした。







羽に取り付けたゴム板の反対側を胴体に埋め込むため、新たに穴を開けます。








次は塗装。

今回使用したのはデイトナグリーンとルマングリーン。







塗装が終了したら乾燥機で2時間放置。







塗装が乾いたら羽を胴体に埋め込みます。







裏側のゴム板の固定は、プラリペアにするか迷いましたけど、いつでも再加工できるようにホットボンドにしておきました。







というわけで、改造完了です。









羽も開くぜ~!!








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Last updated  Nov 26, 2024 01:06:52 PM
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