ガラコバス

ガラコバス

2010.03.22
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大学理事長が失踪したと捜索願が出された。しかし捜査を始めると母親の態度は一変、非協力的に。大学関係者も言を左右し、状況は遅々として掴めない。一方、女性の遺体が仙台で見つかり、法月の担当していた大学職員の失踪者だと判明した。胸に爆弾を抱えながら、自分を苛めるように捜査する法月を気遣う高城だが…。

警視庁失踪課シリーズ三作目
どうなんだろう、実はこの作家の作品はこのシリーズが初めてなんですが
警察小説の割にはライトノベルに近いような…読みやすいことは読みやすいんですけど
佐々木譲や横山秀夫あたりを読んでから読むと物足りない感はあります

内容感想 ネタバレ注意
法月の娘のはるかをやたら登場させたせいで事件自体の印象が相当薄くなってるような…
元妻と同じ弁護士で一回り以上年下のはるかに作中ずっとフラフラしてるし

法月を倒れさせるために事件を作った感も否めないような流れがちょっと
事件をまとめるのにこの長さがいるのかなというのは、
この作品の感想書かれてる他の方と同じで
やたら酒や食事の描写が多いのが…嫌いではないんだけど多すぎると思う
捜査相棒の明神愛美との会話が多くなってくるはずなのに、一作目から逆に単独行動が
増えてやたら独白が多いんじゃ、コンビ組んでる意味がなくなってくるぞ
キツイ性格の女性ばかり出てくるけど、作者も内心書きにくいと思ってるんじゃないかと
邪推してみたり
明神は大分丸くなってきてますけど、喧嘩や皮肉みたいな会話ばかりだと、
読者も飽きるし疲れてきますからね
法月が無理した理由が退職を勧められたからという単純なものだったのも残念

合コンに遅れると言いながら遅れた仕事はきちんとやって帰る
六条舞が一番まともに見えるという不可思議さ
なんだかんだいってもこの子結構仕事の手は早そうですよ
明神は嫌ってますが文句言いながら仕事しないよりはまともだよな
邂逅ってはるかとの邂逅って意味じゃないよね?w


なんかキャスト見て唖然とした
高城は仕方ないかってとこなんですが、なんで室長が別人なのさ
原作は女性で野心家、私生活が謎っていう人なんですが、男のうえ別人28号になってるw
他の登場人物も似ても似つかぬような人物になってるし
変人ぞろいのお荷物部署がどうやったらこうなるんだかw
おまけに六条舞がおらんがな
しかも原作とは全く違う話になるようだし
一話完結で失踪事件片付けるって無理があるんじゃないかね

で、話題作りなんでしょうが、明神愛美役はプロアマ問わずオーディションで、
という変わったスタイルをとったみたいなんですが…
なんかその役に押尾の元カノが決定したっていう噂ってほんとなんですかね
本当なら見ませんよ 視聴者なめんなと言いたい

この作者の別作品で鳴沢シリーズを別の局でやるみたいですが
そっちも主演の相棒が矢田亜希子だし 原作はママさん刑事なので変えたんでしょうけど、
見たときはおいおいって思いましたよ どうなってんだか





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Last updated  2010.03.23 03:49:40
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