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2005年12月22日
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カテゴリ: 友人
翌週が待ち遠しかったドラマが先日最終回を迎えた。

『海猿』の後番組で、何度も予告編を目にしていたし、
涙なくしては観られないということを予想していたので、
あえて観ないように努力していたのに。
ある日ふっと子どもがつけていた
テレビの画面から流れる美しいメロディ。
♪こなーゆきー ねえ こころまでしろくー…♪
そこからはもう画面に釘付け。

私の頬を伝い、心の中で問い続ける。
「なぜ、彼女じゃなきゃならなかったんだろう」

3年と少し前。
私は同じように泣きながら、現実の世界で叫んでいた。
「なんで? どうしてあなたじゃなきゃならなかったの?」
ある朝突然かかった電話で、生涯友でいたかった女性の死を告げられた。
彼女はワケあって夫と別れ、女の子二人を育てながら、
自身は小学校の教師を続けていた。
心の底から教職に誇りを持ち、子どもたちからも慕われ、
教師としても女性としても素敵なヒトだった。
病は少しずつ彼女を蝕み、腫瘍は取り除きにくい場所に発見され、


高校時代とほとんど変わらない、美しい笑みをたたえた遺影は、
それまでの苦しい日々を感じさせないよう、
きっと愛するご両親が選ばれたに違いない。
お別れのときに、私は彼女に謝りたかった。
こんな健康な体があるのに、

言い訳ばかりの人生を歩んできた自分が恥ずかしかった。

今の仕事が軌道に乗ったのも、いろんな場所に出かけて
人の輪を広げられているのも、みんなみんな彼女のおかげなのだ。
生きていれば、成し遂げたかった夢や、
描いていた理想もあっただろうに、
志し半ばにして倒れてしまった親友。
同じ夢を受け継ぐことはできないけれど、
私は私の想いを実現するために、
勇気を出してこれからも挑戦し続ける。
怖くて回れ右をしたくなることも多いけど、
そんなときには彼女の柔らかな微笑に励まされ、
できることから逃げないようにがんばってみよう。

彼女の死の意味を考えるとき、
「生」への感謝を気づかせてくれたのだと思うようにしている。
「生きていること」は、当たり前ではない。
「生きていること」は、それだけで尊いのだと。
何もしなくても過ぎていく人生だから、
何かを見つけて一歩一歩歩いていきたい。





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最終更新日  2005年12月22日 15時59分47秒
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