2017年01月の記事一覧 | テン・テン・テレツク・ステテコ・テン・テン・『おもしろ亭』にようこそ

特派員報告(2)

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・え〜、ようこそいらっしゃいました。厚くオン礼申し上げます。え〜、まいど特派員報告でございます。今回は、その第3版というわけでございまして、事実を報告してるんですが、本国のデスクは信用してくれません。外国通信社の日本特派員にとりましてはまことに骨の折れる仕事でございます。スットコ　「ニュース送りまっせぇ」デスク　　「なんだ、また、おまえか?」スットコ　「また、・・はないでしょう。ヘイ、特派員のスットコ・ドッコイでごぜえます」デスク　　「こんどはなんだ?」スットコ　「へえ、参院選でごぜえやす」デスク　　「２年前にやったじゃないか」スットコ　「へぇ、あれは衆院選でごぜえまして、こんどは参院選・・」デスク　　「まあええわ。また、笑わせるネタか?」スットコ　「へぇ、まじめな選挙でごぜえます。」デスク　　「こんどはまじめか?」スットコ　「へぇ、最大の関心事は国民をなめきっている最大与党の自民党に、　　　　　　国民がどんな審判を下すかでごぜえます」デスク　　「自民党はそんなに国民をなめているのか・・?」スットコ　「へえ、なめまくっているそうで・・。なんせ万年与党でごぜえますから」デスク　　「野党はどうした・・?」スットコ　「へえ、万年野党は何でも反対するしか能が無いんだそうで・・」デスク　　「で、選挙の争点は何だ・・?」スットコ　「へえ、なんといっても第一は年金問題で・・」デスク　　「ほう、年金汚職か・・?」スットコ　「いえいえ、そんななまやさしい問題じゃごぜえません。　　　　　　年金を管理運営している役所が何十年も滅茶苦茶やってまして、それが発覚しましたんで・・」デスク　　「無茶苦茶とは・・・?」スットコ　「へえ、国民が納めた年金源資で、自分達の天下り先のレジャー施設を全国に造りまくったとか、　　　　　　年金源資で役所の公用車やもろもろの備品を買ったりとか・・」デスク　　「アホな。経済大国で文化の高い国家の役所が、そんな未開発国のようなアホなことするか。　　　　　　おまえは又夢でも見たんだろう・・」スットコ　「せっかく保険料を払ってきたのに、存在しなかったことにされた人が5000人も・・」デスク　　「どうでもいいけど、無茶苦茶な夢だ・・。あ、夢だから無茶苦茶なわけだよな・・・」スットコ　「夢やおまへんで。その無茶苦茶を永年見過ごして来ただけでなく、責任者の追求や処罰もなく　　　　　　選挙対策用に耳障りの良い言葉でチョロまかそうという政府自民党に国民の怒りが集中・・・」デスク　　「でもって、自民党は大敗・・・か」スットコ　「へぇ、歴史的大敗だそうで」デスク　　「もう少し、おまえの夢につき合ってやろう。　　　　　　２年前には自民党が大勝したではないか。国民が変心したとは思えんが?」スットコ　「へえ、あのときは強力な小泉マジックが効いてまして・・・」デスク　　「もうマジックの有効期限は切れたのか?」スットコ　「へえ、マジックどころか、ずっこけのオンパレードで」デスク　　「誰がずっこけたんだ!?」スットコ　「へぇ、閣僚たちですがな。　　　　　　事務所経費のチョロまかしや、不透明な政治資金、不用意な失言がゾロゾロ・・・　　　　　　自殺や辞任した閣僚がゾロゾロ・・・、なんせお友達内閣でやす」デスク　　「お友達内閣？　夢の中のこととはいえ、おそまつな話しだな・・」スットコ　「夢やおまへんで。ホンマに・・・」デスク　　「歴史的大敗をした当の首相はどうしてる・・?」スットコ　「へえ、内閣を続投するんだそうで・・・。　　　　　　手始めに大敗の戦犯、バンソウコウ閣僚１人をクビにしましたが、　　　　　　それでも与党内では憤まんが治まらず、首相辞めろ辞めるなの大論争」デスク　　「ふ〜ん。首相が交替したとして、内政や外交はどうなるんだ・・?」スットコ　「へえ、そういう議論は、まったく出てまへん・・・、　　　　　　大敗の責任論とか道義論だけが飛び交っておりますでぇ・・」デスク　　「でも、続投なんだな・・?」スットコ　「へえ、それから、原爆投下を容認するとんでも妄言をした防衛大臣をクビにして、　　　　　　新たに女性の防衛大臣を任命しやした」デスク　　「ほう、女性防衛大臣・・」スットコ　「へえ、アメリカのライス国務長官に、私を「寿司」と呼んでくれというてまんねん。　　　　　　・・で、大臣に就任するや否や、電光石火で防衛省に巣くう牢名主にクビを宣告しやした」デスク　　「寿司と牢名主・・?」スットコ　「ところが牢名主も、おとなしく引っ込まないで、女性大臣と大げんか」デスク　　「女性だからってナメたんだろう」スットコ　「結局、官邸が間に入って牢名主を辞めさせ、女性大臣からも人事権を剥奪・・」デスク　　「前にも似たような話があったな・・?」スットコ　「へえ、そうこうするうちに、この内閣はダメだということになり、内閣を改造することに」デスク　　「まだ１年も経ってないだろう・・?」スットコ　「へえ、・・で昨日改造内閣が誕生しやした」デスク　　「ほう、こんどはまともか・・?」スットコ　「へえ、・・各派閥のボスたちを取り込みやして、重厚長大となりやした」デスク　　「浮沈空母を想定したんだな・・?」スットコ　「へえ、・・世間では、安倍延命内閣だと陰口をたたいていやすが・・」デスク　　「が、どうした・・?」スットコ　「早くも、閣僚の１人にカネの不正疑惑が出て、野党が臨時国会で叩くと息巻いてやす」デスク　　「改造してまだ１週間しか経ってないだろ・・??　　　　　　まともに組閣もできないほど、まともな政治家がいないということか・・?」スットコ　「へえ、政治家というよりも、そのへんのオッサンやおばはんでやすから。　　　　　　このほかにも当選した新人議員の中にも、セクハラや不倫で週刊誌に叩かれる者も　　　　　　ゾロゾロ・・・」デスク　　「国会議員のセクハラと不倫か・・?」スットコ　「へえ、セクハラの国会議員はホンマにえげつないオッサンですわ。　　　　　　不倫の国会議員は風俗嬢も顔負けのおばはんですがな」デスク　　「日本では、それでも国会議員としてやっていけるのか・・?」スットコ　「へえ、充分にやっていてはります。　　　　　　いま入ったニュースですが、こんどは安倍首相が突如辞任しやした」デスク　　「ぶふっ・・！おまえのオソマツな夢は、果てしなく続くようだな・・?」スットコ　「やだねえ。この話、ホンマのことですがな」デスク　　「閣僚がゾロゾロ辞任したあと、とどめの一発は首相の辞任か?」スットコ　「へえ、これで日本国中大騒ぎですわ」デスク　　「・・・・・オソマツ過ぎる。夢なら夢で、もっとスカーッと面白い夢を見ろ。もっと酒を呑め」スットコ　「やだねえ。この話、ホンマのことでっせえ」おたいくつさまで・・・

久々の日本人横綱誕生

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・え〜、やっとでございますでございます。日本人横綱が出ましたね〜！いよっ！稀勢の里‼︎国技でございますから外人横綱ばかりじゃねえ・・・。稀勢の里の師匠故横綱隆の里のアダ名は『おしん横綱』、その師匠の故初代若乃花横綱のアダ名は『鬼』、鬼の孫にあたる稀勢の里のアダ名はどうなんでしょうねえ？土俵上の表情からははにかんでいるようにも見えますよねえ。そうなると『はにかみ横綱』なんでしょうか・・？土俵に上がるとはにかむようですな。はにかみが最高潮に達すると瞼(まぶた)がせわしなくパチパチしますね。こうなると大抵相撲は負けます・・・。ですが、これは大関までにあった癖(くせ)でして、横綱になると消えるものなんだそうです。では春場所を乞うご期待。お後がよろしいようで

近ごろの美容室

　え〜、近頃の世の中と申しますと、ひと昔前とは大分様子が変わって参りました。　ヌード写真にしましても、昨今すっかり定着しましたようでございますな・・。われわれ男性にとってはまことにありがたいことでございます。　うちの町内の一丁目に住んでおります偉い国語学者の先生ですがな、近頃カタカナ語が氾濫してけしからんと息巻いておりまして・・。ヌードなんて言わずに、和風にしたほうが、感動を与えるもんだと申しまして・・。なるほどと感心して、あからさまな名前で出版した版元が検挙されたそうでございますが・・。言い方を違えると、結果もだいぶ違うようになるようでございます・・。　うちの町内の二丁目に住んでおります偉い鑑定家の先生の話しによりますと、近頃自分のヘアーの鑑定を頼みに来る若い女の子が、行列を作っているそうで・・。なんとも、羨ましい話で・・。なんでも、ヘアーコンテストに出場する前に鑑定してもらって、鑑定書持参で出場したいということだそうで・・・・。こないだ鑑定して、太鼓判を押してやった娘さんたちが、コンテストに見事落選してぞろぞろ戻って来ましたのでな、・・先生、ばつが悪いってんで隣町に引っ越してしまいました・・。　そうかといいますと、美容院も近頃忙しくなったそうですな・・。近頃、上と下と両方セットしてもらうお客さんが増えて来ましたようで・・。　こないだ、三丁目の美容院の偉い美容師の先生がこぼしてましたな、近頃あまり忙しいもので、上と下のデザインをあべこべにしてしまって、お客さんに怒られたそうで・・。美容師　「困っちゃうのよねぇ〜。　　　　　近頃、下のヘアーデザインの注文がうるさくて・・」インターン　「そうなんです。形が平凡過ぎるとか、　　　　　　　彼氏の好みじゃないとか・・、　　　　　　　あたしが彼氏の好みを知ってたら問題よねぇ〜!」アシスタント　「中にはね、お向かいの奥さんよりも優雅に仕上げろだって・・、　　　　　　　　どおしょ〜もない代物なのにネェ」インターン　「こないだなんか、明日、ヌードコンテストに出るから　　　　　　　なんとかしてだって。ほとんど生えて無いのにネェ」美容師　「あたしはね、そ〜ゆ〜とき、黙ってカツラを接着剤でくっつけちゃうの。　　　　　だって、無いよりましでしょ？ねぇ〜!」アシスタント　「あ・・、いらっしゃいませ〜。ようこそ、どうぞこちらへ・・」和服の着こなしの良い、美しい中年の御婦人が入って来ました・・。婦人客　「あああ、あのォ・・・」インターン　「ハイ・・?」婦人客　「きき、きょうは、あのォ・・下の・・方の・・」インターン　「はい。アンダーヘアでございますね。　　　　　　　かしこまりました。どうぞお楽にお掛けください」婦人客　「あのォ・・、わわわたくし初めてなものですので・・」美容師　「はい。ご安心くださいませ。当店自慢のシステムで、　　　　　初めての方も綺麗なヘアが直ぐに仕上がります」婦人客　「あのォ・・、わわ、わたくし、まだまだ女盛りだと思いますのよ・・。　　　　　近頃、周りでこんなことが流行っているのを見てますと、　　　　　どうも気持ちが落ち着きませんの・・。　　　　　そこで思い切ってチャレンジしてみようかしら、と思いまして・・」美容師　「えぇ、奥様はたいへんお若くていらっしゃいますわ。　　　　　ご自身のお美しさをもっともっと磨かれてごらんなさいまし・・」インターン　「はい。では失礼して始めさせていただきます。　　　　　　　お召し物の前をはだけていただきます」婦人客　「まあ、ちょ、ちょっと、そんなことやるの?えええっ・・！　　　　　まあああ、恥ずかし・・！」インターン　「・・・」アシスタント　「なに・・?」インターン　「・・、ハタキを持って来て・・」アシスタント　「・・・?・・あ、・・はい」婦人客　「あああ、そ、そんなに開らいたら・・　　　　　きゃあああ、恥ずかしいィ処が丸見え・・！」美容師　「直ぐに慣れますわ・・。　　　　　なにか別のことをお考えなさいまし、あっと言う間に時間が経ちますわ・・」インターン　「盆栽用ハサミ」アシスタント　「・・・?・・はい」婦人客　「わ、わたし・・、こんな処で、こんな格好をしてるなんて・・、　　　　　きゃあああ・・・信じられないィ・・！　　　　　きゃあ・・・、ウィンドウの向こうは、ひひ人が歩いているわ・・！」美容師　「ご安心くださいませ・・。　　　　　このウィンドウは、マジックミラーになってますの。　　　　　内側から外はよく見えますが、外側からは鏡になってまして、　　　　　店内は見えませんの・・」インターン　「次、・・ペンチ」アシスタント「・・・?・・はい」婦人客　「で、でも・・、あんなに人が立ち止まって、　　　　　こちらを見てますわ・・！わたしとめめ・・目線が合ってる・・」美容師　「いいぇ、あれは、みなさんそれぞれご自分の姿を鏡に映してるんですのよ・・」インターン　「次、・・バリカンと電気カミソリ」アシスタント　「・・・?・・はい」婦人客　「で、でも・・、あああ、こっち見て、　　　　　かか・・カメラを構えて笑ってる・・！　　　　　わわ、わたし、こここんな格好をしてますのよ・・！　　　　　お願い!! 電気消して・・、かか・・カーテンを閉めてぇ〜！」美容師　「大丈夫ですわ・・。あれは自分達の姿を写真に撮ろうとしてますの」インターン　「次、絵の具と消しゴムと糊・・」アシスタント　「・・・??・・はい」婦人客　「ああ・・、わたくし、こんな処で、　　　　　こんなあられもない格好をして・・・、　　　　　人様に見られて笑われているような感じだし・・、これ現実なのね・・。　　　　　スリル満点だわ！・・なんだか癖になりそう・・」美容師　「もう直ぐ仕上がります」インターン　「はい、お待たせいたしました。どうぞ鏡でご覧ください・・」婦人客　「まあ・・、なんと美しい！　　　　　わたくしのヘアがこんなに美しく生まれ変わって！　　　　　夢のよう・・、まあ・・」美容師　「ヌード雑誌にお載せになられますか・・?」婦人客　「・・、あ、あのォ　・・・ヘアだけ載せます」おたいくつさまで・・▼あなたの性格診断はこちらあなたの性格を診断してみる

大奥姫始め

テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン・の・テケ・テン・トン・・・え〜、こちらは、江戸城の大奥でございます。きょうは恒例の『姫始め』でございまして、平素は男子禁制の秘所でございますが、この日ばかりは無礼講で御構い無しだと・・・勘違いするお局さまもいましたようで・・・勘違いの局『そなたは呉服屋の性衛門じゃな』性衛門『へい、平素は商売のご贔屓ありがとうございます』勘違いの局『もそっと、こちらへ寄れ・・』性衛門『へい、でも見つかったら事です』勘違いの局『きょうは無礼講じゃによって、花魁の姿にした』性衛門『へい、お美しい花魁さまで・・・』勘違いの局『きょうは四十八手のヒキガエルとやらを試してみたい』性衛門『へい、あれをお局さまとできるなんて・・・』