大腸肛門専門外科医のひとりごと

大腸肛門専門外科医のひとりごと

2006.10.10
XML
テーマ: 癌(3567)

このところFOLFOXをやっている患者さんにアレルギーが続発しています。

FOLFOXのアレルギーは前々から言われているところですが、結構発生率が高い印象。

特徴的なのは最初に出なくても回数重ねていくとでてくることがあるってことで、最初になくても安心できません。やってるところだと4回目以降には投与前に予防薬を入れたりするみたいですね。

いまのところジフェンヒドラミン(レスタミン)5錠、ガスター(20)を内服させて、制吐剤の点滴にステロイド(デカドロン20mg)をいれてます。
さらにオキサリプラチンの投与を2時間から6時間に延長しているのですが、ここまでながくなると正直外来投与が厳しいです。
やってるところは4時間でもいいというところもありますね。

CPT-11を前治療に使ってしまっている患者さんでこれが出ると使えるお薬がなくなっちゃうので厳しいです。いろいろ工夫してなんとかアレルギーをおさえつつやっている今日この頃です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.10.11 08:35:38


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: