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このサイトを放置してそろそろ1年になりましょうか。一時期は楽しく更新しておりましたが、サボり癖がついたせいですっかり廃屋状態・・・荒れ放題ですw近況はといえば、ますます忙しい。日々の手術件数は増えてるし、検査も雑用も多い。来月は学会シーズンで準備もあるし、依頼原稿の締め切りも迫る。さらには全国区のお仕事もやらなくてはならなくなってしましましたー。そんな大それたことしたくはなかったのですが、あれよあれよと祭り上げられ話がすすんでしまいました。ここのところ手術もオペレーターもさることながら、指導も増えてきており、上司もおいらに任せるようになってきました。「もーそんな学年かぁー」と、中間管理職としての悲哀にくれております。それはそうと、こんな放置ブログにもたまに(1日15人弱)訪れる人はいるようで、はるか昔にはったままのアフェリエイトからポイントがちょろっとついていたりしてびっくり。まあ、何百円の世界ですけど。こんなこともブログを再開する気力を与えてくれましょうか。学会がひと段落着いたらがんばりますかね。(などといってもやらない可能性も高いのですが・・・)
2007.10.30
こまったことにこうしんがすすみませんな別サイトにお引っ越しを考えておりまして、こちらの記事をちょっとずつ移動中だったりします。ある程度こちらで書いた記事をマイナーチェンジして、厳選。でも、なれてるぶんだけこちらの方が管理はしやすいですかねぇ・・・まあ、しばらくは並列で。
2007.02.09
最初にお断り。これは外科医のひとりごとシリーズからはずします。なぜなら愚痴だから。癌ともあまり関係ないかも知れませんがまあ、おつきあいを。他病院での土日当直につづき本日は自分の所の当直と3連直となっております。このごろすっかりこのブログともはなれてしまっておりますが、なにせ忙しいんだな。臨床の仕事のほかに学会の準備やら、雑用やらがつぎからつぎへとおそってくるのです。空いてる時間はいそいそとテニスに行ってしまい、つかの間の息抜き。こんなことの連続であまりブログの更新をしていないので最近のカウンターの回りの遅いことと言ったらありませんね。まあ、更新されないブログなんぞ誰も来ませんから。それにしても最近のテレビなんかでよく医者不足といっておりますが、当の医者の立場から言わせてもらえれば、「なにをいまさらいってやがるんだか」てなもんです。さんざんぱら医者の事をたたいておいて、医者のやる気を奪い、医療費削減をさけび、正当な請求も削られ、すぐマスコミにたたかれ、過剰な労働時間で命を削って仕事してるっちゅうのにやってられません。やりがいがあっても、こんな状況ではキツイ小児科や婦人科、脳外科などのなり手がいなくなるのは当たり前。どこかのテレビのコメンテーターだかアナウンサーが「それもどうかと思いますがね」なんていってたけど、そんなこというならおまえがやれ!こっちはめいっぱいやってるんだ。自分たちが招いた状況なのに、いざそのツケが自分たちにまわってくるとさあ大変だと騒ぎ出してる。自分の子供が風邪を引いて病院探したらない・・・そこで初めて騒ぎだす。やっとみつけた病院でどうしてこんなに待たされるんだと騒ぎ出す。そりゃあんたと同じ事考えてみんなあつまってくるからでしょ。そこで休日・夜間返上してみてくれる奇特な先生の所に。小児科の先生の当直は寝ることなんて出来ません。ぎゃーぎゃー騒ぐこどもと、眼をつりあげた両親と一晩中格闘です。そりゃなりてもいなくなりますよ・・・。「当直」と「夜勤」はちがうんです。夜勤なら「明け」がありますね。夜の仕事が終われば帰ってねることも出来ます。当直はそのまま仕事が続きます。36時間労働なんてざらざら。ほんといまの日本人って・・・。日本の医療が医療従事者の自己犠牲に成り立っていると言うことに早く気づいてくれよ。欧米の1/10のスタッフで欧米以上の成績をあげれている理由は何かに気づいてください。すべて医者、看護婦、スタッフが「がんばっている」これだけのことです。もうみんな疲れ果てているのです。だから新卒の医者は楽な科、当直や呼び出しのない科へと流れるのです。最前線の大学病院や大病院の先生は開業してしまうのです。第一線で働いてきた人々はもう嫌気がさしているのです。だってむくわれないんですから。医者が高給取り?馬鹿いっちゃいけません。時間給にしてみたらコンビニの店員より悪いかも知れませんよ。終末の当直だけして週休5日にした方が、毎日勤務している先生よりも収入が良かったりしちゃうんです。日本の医療が、国民皆保険が崩れるのは当然なのです。ぜんぶ自分たちの身勝手な言い分が招いたツケなのですよ。良い医者はやっきになって探すくせに、自分が良い患者になろうとはしないんですよね。なにかあったらただじゃおかねえってこられて、だれがその人を喜んで診察しますか?そんな人はどこか他に行ってもらった方がありがたいんです。医療はサービス業ではありますが、レストランとかディズニーランドのサービスと一緒に考えているんじゃないですかね。ひとしきり愚痴りましたのでまた仕事に戻りましょう!またあしたから頑張ります。今週は4日間の当直がありますけど・・・
2006.11.06
先日初心者クラスから初級者クラスにあがっていいとのお言葉をいただきましたので、喜び勇んで次の日早速上のクラスを受けてみた。いやー、いきなりレベル違う。打ってる人のボールもいいし、コーチ(ちがうひとだけど)もなんだか厳しい。いきなり打てなくなってしまいましたもうちっと打てると思っていたのですがね~まだまだ練習不足。ちょろっと教則本なんか買ったりしてみたり、ネットで配信されているレッスン動画に申し込んじゃったりしてます。Tennis streamけっこう勉強になった。でも実践できるかはやってみないとわからない。それにしてもバックがうまくならないので上の動画もいろいろとみて、なるほどな~と納得。あとは練習あるのみ。
2006.10.10
このところFOLFOXをやっている患者さんにアレルギーが続発しています。FOLFOXのアレルギーは前々から言われているところですが、結構発生率が高い印象。特徴的なのは最初に出なくても回数重ねていくとでてくることがあるってことで、最初になくても安心できません。やってるところだと4回目以降には投与前に予防薬を入れたりするみたいですね。いまのところジフェンヒドラミン(レスタミン)5錠、ガスター(20)を内服させて、制吐剤の点滴にステロイド(デカドロン20mg)をいれてます。さらにオキサリプラチンの投与を2時間から6時間に延長しているのですが、ここまでながくなると正直外来投与が厳しいです。やってるところは4時間でもいいというところもありますね。CPT-11を前治療に使ってしまっている患者さんでこれが出ると使えるお薬がなくなっちゃうので厳しいです。いろいろ工夫してなんとかアレルギーをおさえつつやっている今日この頃です。
2006.10.10
先日の第61回日本大腸肛門病学会(in弘前)に参加してきました。抗がん剤の話もいくつか出ていましてやはりFOLFOX、FOLFIRIやIRISの話が多いですね。なかでもIRISに注目している私としては聞いておこうと、いそいそとそのセッションへと足を運んできました。IRISのメリットとしてどの先生も上げているのは、その投与の簡便さ。FOLFOXやFOLFIRIのようにCVポートを入れなくてよいというのは、患者にも医療者側にもやはり大きなメリットですね。わたしは国立がんセンターが出している3週1サイクルでDAY1にCPT-11を150mg/m2でいれるレジメンでやっていたのですが、どうにも副作用が強い印象でした。今回薬剤の最適な投与量を決めるphase1のスタディがいくつか報告されていたのですが、結構みんな少ないですね。CPT-11は1回に投与する量としては80mg/m2くらいの報告が多いようです。それを2週に1回やるか、3週に1回にやるかとまちまち。TS-1の投与期間も80mg/bodyを14日~21日とか、5日間投与2日間休薬を3回とかいろいろです。でも総じて効果はよいというところでまとまっておりまして、全国の数箇所で他施設共同研究がすすんでいるのでもう少ししたらまた違った結果や投与方法が出てきそうです。とりあえず、私もCPT-11のdoseは下げることにしました。副作用ばかりを気にしても効果が落ちてしまうし、ほんと難しいですね。日本は外科医がまだまだ化学療法を支えているのが現状です。はやいとこ腫瘍内科医が増えてくれないかなぁ~そうしたらもう少し、個々の患者さんにも目が細かく行き届くのですけれどもね。
2006.10.10
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テニスが上手くなりたいなーと思う。ネットでちょろっと検索してみるといろんな練習器具があるものですね。 教則本から球だし、素振りいろいろです。今のところ始めたばかりなので基本的に全部欲しくなってしまうのですが、たぶん少しやったら飽きちゃうのかな。これなら壁うちにでも行った方がやすあがりでしょうか。でも壁うちできるところも近くには少ないんですよね。オートテニスってどんなんでしょう?やったことないけどバッティングセンターみたいなものでしょうか?1本うちってことですかね。つまんないかな?おすすめの練習機や本、DVDなどございましたら教えてください。
2006.09.24
ここのところ患者さんの術後の容態がわるく病院にずーっと泊まり込みに近い状態。家に帰ったとしても本当に寝に帰ってるだけです。そんな中、研究会やら学会やらもやらなきゃならないし、上司のビデオ編集も頼まれるし、新たな患者さんは入院してくるし・・・オイラはもうダメです・・・つかれました。 そういっても逃げることもできず、現在医局でビデオ編集を続けております。今日はもう帰るのを諦めました。明日は研究会の発表をしなければならないのにビデオの締め切りは明日。今日中にやらないと明日はやっている暇がないざんす。たぶん、しばらく更新する気力出ないと思いますので宜しくお願いします。励ましのお便りをお待ちしていますw
2006.09.21
本日は朝から腹腔鏡下の大腸切除術を2件こなす。ずーっと手術室。1件目の手術は結腸右半切除。術者は上司。オイラ第1助手。腫瘍の位置は上行結腸の下の方のはずなのだが術前内視鏡でやってあるはずの点墨(粘膜下に墨汁をほんの少量注入しておく。ようするに入れ墨。早期癌など腫瘍が小さいと腸のそとからみても病変が分からない。ましてや腹腔鏡だと触感もないのでこうして目印をつけておかないとどこで切って良いのかが分からないのです。)が見あたらない。血管処理を先行した後、盲腸から肝曲部(上行結腸から横行結腸へと折れ曲がるところが肝臓の下のところなのでこういう)まで剥離する。これで十分腸が出るだろう(腸を切るときには腸を受動してぶらぶらにしたら臍あたりを4~5cm切って腸をハラの外に引っ張り出して直視下に切るのです。すべてお腹の中と言うわけではない。)と上司は言う。でもオイラはでないと踏んでいた。でもって、やっぱりでない。また腸を腹の中に戻して剥離をすすめる。再度腸管を腹腔外へ挙上。さっきよりちょっと出てきて点墨の位置が確認できた。思っていたより上の方。これでは切除して吻合するには腸の出方が足りない。結局肝曲部から横行結腸中程まで剥離する事になった。盲腸あたりの癌でも、十分に余裕を持って切除吻合を行うためには右半結腸(盲腸、上行結腸、横行結腸の右側)はすべて受動しなければ、腸管が外に出てこないと思う。今日も最初から肝曲をはずした方がいいと言っているのに上司はききゃぁしない。結局肝曲はずす羽目になりましたけどね。最初からそのつもりでやっておけばもう少し早くなるのではないかと思う。さらに今日はトロッカーをいつもは5本入れるところを1本減らして4本でやっていた。どういう事かと言えば使える鉗子の数が減ると言うことだ。鉗子を持つ手がふえた方が術野の展開は当然ながらしやすい。5mmのトロッカーなので術後の創としては後々目立たなくなるし小さなものだ。その創を付けることを躊躇するよりは、安全かつ早く手術を終わらせるメリットの方が大きいと思うのだが・・・。まあ、それで終わらせましたけどね。やってやれなくはないですけどね。でも、上手く腸が出てこないだのなんだのやってるくらいなら入れればいいのにと思う。いつもと同じ事をやった方がよい。無理してやるから大変になるし、時間もかかるのだ。 2件目は下行結腸下部の大きな腫瘍。術者はオイラ。助手は上司。どうしても自分の思うような術野の展開を得るためにはストレスを伴う。術者としての上司は上手いと思うのだが助手としてはこちらのやってほしいアシストと微妙に違う。まだまだ息が合っていないのか?つきあい長いんだけど。これはどうしても術者としての時間が上司は長いし、助手としての時間はオイラの方が長いしなので、たんに慣れの問題でしょうね。ぼちぼちオイラが術者になることが増えてきているのでだんだんと埋まってくる溝なのかもしれませんが・・・でもだんだんストレスが溜まってくると口数が減ります・・・。手術の腕前が、ちょっとくらい術野が悪くても助手のアシストをものともせずにできるほどのレベルならば良いのですが、もちろんそんなレベルではまだまだないので上司に頑張ってもらうしかないようです。<上司様へ>もし、これ読んでいるようでしたら宜しくお願い致します。最近ラパロ(腹腔鏡)が嫌いになってきている気がします。 読んでいてわかると思いますが本日の書き込みは愚痴ですw
2006.09.11
ちょっと前に紹介した抗がん剤のレジメン「IRIS」ですが、正直あまり芳しくないです。というのは副作用続出でして、吐き気と嘔吐、下痢などの症状が続出。かなり副作用対策はしているのですがねぇ・・・副作用の程度を表すのにGrade(グレード)いくつという言い方をするのですが、Grade3以上になると重篤な副作用となります。Grade3の副作用を呈している患者さんが多くって・・・少し薬の量を減量しないとだめかなぁと思っているところです。まあ、転移再発・切除不能大腸癌にたいするレジメンなのでキツイのは分かっちゃいたのですがね。FOLFIRIとくらべてどうなのかなぁ?比較試験の中間報告を薬メーカーに教えてもらおうかしら。印象的にFOLFIRIよりも副作用が多い気がしてます。FOLFIRIと比べて投与が簡便で楽なんですけれども、ちょっと仕切なおしかな。
2006.09.10
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気になるダイエット器具である「ロデオボーイ2」売れまくっているせいかなかなか値下がりしません。ほとんど定価ばかり。29800円ばかり。せめて送料無料をねらいたいところです。「ロデオボーイ」ならかなり値下がりして1万円台で売ってますけどね。先日渋谷のロフトで置いてあったのでまたがってみましたところ、「けっこうくるねこりゃ」と言うのが感想。けっこう欲しいかも。でも買ったらきっと邪魔になるんだろうな。こう言うのはブームもあるからねぇ・・・実際、どのくらいやせてるんでしょう。検索してみるとロデオボーイの体験ブログがけっこうでてきます。も少し効果のほどと、値下がりするまで待ちかな~
2006.09.10
最近テレビCMでよく見かけるB-ingのCMですが、面白いですね。かなりツボにはまっております。仮面ライダー世代にはたまりませんね。ちなみにこちらから全てのバージョンが見ることが出来ます。web限定公開のバージョンもありますよ。
2006.09.10
最近テニススクールに入りまして、奥さまと毎週通っています。いや~、テニス楽しい♪もともとオイラは中学と、大学で軟式テニスをやっていたのですが、硬式はやっぱりちょっとちがう。さらにいえば、昔と今では体型もちがったりする・・・。現役当時と同じ感覚で動こうとすると、体がオーバーロードする。簡単に言えば「足がつる」情けないですな。奥さまからもうるさくダイエットを言われていたので、ちょうど良い。体を動かすことはやはり気持ちよいです。汗っかきなので、毎週だらだらと汗をかいてシャツびちょびちょです。
2006.09.10
他の方のブログをみていたらこんなブログがありました。「がんは感謝すべき細胞です。」読んでいて話のむちゃくちゃさ加減に気分が悪くなりました。一文を引用『汚れた血液が原因ですから、汚れてしまった血液を綺麗にサラサラにしてくれる浄血装置として働いてくれているのがガン細胞です。「ガン細胞様、ありがとうございます。感謝申し上げます。私も貴方様の負担が軽くなるよう、がんばり、自然治癒力を高めるよう精進しますので、よろしくお願いいたします」と応援してあげなければなりません。』ありえない。こうしたことを真に受けている患者さんもいるのだろうか。こうした民間療法を信じて実行し、そうして治療の時期をのがして、病院にかつぎこまれた時には癌が進行しまくって手が付けられない状態になっている。そんな患者さんを何人か診てきた。このサイトの運営者はそうした患者さんにも、きっと「癌が増えているのはいいことなんですよ」とかいうのだろうか?みなさんはどう思うのでしょう?健康食品くってるだけで癌にならないんだったら世話ない。癌になったら感謝しろ?ハアッ?こんなことも書いてある。『ガン細胞も自然治癒力の賜物で、感謝すべき細胞です。』ふざけろ
2006.09.03
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外来の看護婦さんたちが抗がん剤の説明会をしてくれというので、各臓器別にやることになりました。大腸に関してはオイラにおはちがまわってきました。やっぱり説明会やるということになれば、いい加減な知識を教えるわけには行きません。いろいろと文献を当たってスライド作りまくりました。でも、面倒だった反面、知識の整理になりました。勉強し直してみて、「こんなこともあったか」と。説明してみたらもうちょっとうまくできたかな~といったところもありまして、今度病棟の患者さんに対しての説明会があるので、手直ししてもちっとうまくやろうと思います。せっかく作ったスライドなので、そのうちこのサイトでも患者さんむけに公開できるものは公開してみようかな~と思います。
2006.08.26
大腸癌関係に絞る形でブログをリニューアルしてみました。結局読んでもらう内容としては日常の馬鹿話よりは、そのほうがニーズがありそうです。まあ、馬鹿話もたまには入ってきますけど、結局はひとりよがりな日記みたいなものですのでTOPページには「外科医のひとりごと」だけもってきました。ぱっとみてみやすいでしょ♪ 9月にはいると我が医局の後輩一人が(といっても年は一緒だけなのですが)他施設に修行(というか研修)に行きます。4ヶ月という短期間ですが(わたしは2ヶ月だけでしたが)その間は昔のようにオイラに患者が集中せざるをえません。さらに下の後輩が大腸班に入ってはきたのですが、まだちょっと頼りないのです。そんなわけで9月にはいるとまたまた忙しくなりそうです。今でも忙しいのに(・・、)くすん まあ、でも、年が明ければ帰ってくるし、成長して新たな知識と技術を吸収して持って帰ってくれればと期待しております。上司と戦ってるのがオイラだけなので、文句が言えるだけのものを覚えて帰ってきてくれればいいな~なんて♪切磋琢磨していかないとね。そうして他の施設のいいところを取り入れ、うちのいいところは伸ばし、手術成績をあげていければ、最終的には患者さんに還元できるでしょう。それまでいそがしいけどがんばらないと!
2006.08.26
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最近たこ焼きが恋しくてならぬ。この前渋谷センター街の銀だこで思わずくうてしもうた。んまい♪たこ焼きっておいしいね。ソースとマヨネーズ、鰹節に青のり。嗚呼、喰いたい。喰らいたい。ハフゥハフゥ~、フーッ、フーッあひあひ(あちあち) うへぇ、口んなかやけどしちまった・・・でもおいしい。ネギ焼きもうまいよね。ビールをぐびりぐびりとやりながら、今日もたこ焼きを愛でるのである。
2006.08.21
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都内で先日まで「救命病棟24時」の3rdシーズンの再放送がありました。本放送のときに最終回を見逃していたので、録画しておいたのですが、やっとみることができました。いや~、泣けるわ。進藤先生かっこよすぎです。中村トオルの政治家の姿に感動してしまいます。みんなが22時間勤務で倒れそうになりながら患者さんを助けようとがんばる姿に、またまた泣いてしまう。実際、関東大震災がきたらこうなっちゃうんだろうか。そのときに自分はここまでがんばれるかなぁ?お医者さんという仕事に対してのモチベーションがあがったのでした。休み明けからはがんばろう!
2006.08.10
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熊本で食べたものでもう一つ感動ものにおいしかったのがだだちゃ豆です。しってますか?枝豆の王様ですね。もう、普通の枝豆とはひと味もふた味も違う。甘いんです。味が濃いんです。今日、ふつうの枝豆の結構つぶの大きなものを食べたのですが、ぜんぜん物足りない。くせになりますよ。いちど食してみてください。
2006.08.10
パッションフルーツ食べたことある人はどのくらいいるのでしょう?名前は聞いたことありますよね?でもどんな外見で、どうやって食べるかとか知ってます?最近は南国フルーツブームみたいで、パッションフルーツもちらほらと店頭で見かけることもあるようになってきました。赤紫色で、卵よりも、もう少し大きな果物です。食べ方としては、真横に半分に切ってみると、なかにオレンジ色の果肉でつつまれた緑色の種があたかもカ○ルの卵のようにくっついています。これをスプーンでこそげて、種ごとバリバリと食べます。食べる前に少し冷やした方がいいと思います。不思議な食感と、甘酸っぱい、南国フルーツ!!っていう味が口の中いっぱいに広がります。奥さまの実家が熊本なのですが、実家から「火の国パッション」というブランド名?でときどきおくってくれます。国産のフルーツはおいしいですね。数年前に初めて食べたのですが、なかなか自分で買ってまで食べようとは思わないものだったのでとてもめずらしく、新鮮な味わいでした。周りの人にあげると、だいたい「初めて食べた!」と喜ばれます。マンゴーは大分メジャーになりましたが、今度はパッションフルーツが来るのではないでしょうか。
2006.08.10
先週末から1週間の夏休み中です。久しぶりの長期休暇でございます。担当の患者さんをそれぞれ手分けして他の先生にお願いして(なにしろ私の患者さんの数が多いので、一人に頼むとえらいことになります)さよ~なら~~~~です。ベッドフリーになるとプレッシャーが違います。今回は6月にトルコに行っちゃったので、さすがに海外脱出と言うわけには行きませんで、(ふところがきびしいので・・・)奥さまの実家がある、熊本にいってきました。結婚の挨拶以来ごぶさたでしたので、むこうのご両親も大変楽しみにしていただいていたようです。着いたその日に前乗りしていた奥さまが迎えに来て、そのまま阿蘇に観光へ。初めて阿蘇山の火口を見に行きましたが、先日の大雨で火口には湯だまりが出来ていました。水色の水が煙をたてていました。火山ガスもでていなかったし、天気も良かったしでとてもよい観光日和でした。そのまま草千里をまわって、ファームランドなるところで買い物をして、温泉に入って、結構ベタな熊本観光をしてまいりました。熊本城もみてきたし、熊本ラーメンも食べたし、義父さんとはテニスもしてきたし、なかなか充実した夏休み前半戦でした。リフレッシュしないとね~。しっかり休みますと、ホント、その後「がんばるぞー」っていう気になるんです。休むときにはしっかり休むのも大事なことですね。お医者さんもスーパーマンじゃないからねぇ・・・と、自分を正当化してみたりして。(べつにわるいことしてませんけど)
2006.08.10
以前に大腸癌の手術について少し書いたことがありますが、今日は腹腔鏡での手術でした。腹腔鏡での大腸切除術ではやりやすい場所と、難しい場所があるのですが、今日の手術はその中でも難しいとされる脾曲部。横行結腸から下行結腸へと曲がるところ、左の肋骨の下あたりです。手術で腸を切るのには腸をがばちょと起こしてくるのですが、うまい層にはいると出血することもなく、ぴゃーっとはがすことができるのです。ところがこの脾曲部というあたりは、このいい層をみつけてはがすのが難しい。さらに生理的な癒着が多くてやってるうちに、どこを切ればいいのかわからなくなってしまう。まあ、開腹術でも大変なところなのですが、腹腔鏡だとさらに大変なわけですよ。今日は上司がオペレーターでオイラは第1助手だったわけですが、この組み合わせでないと今のところやりたくない。なれない下の先生とやればイライラしちゃってものすごいストレスになりそうな手術です。オイラがオペレーターでもいやだな。だって上司が思うように術野を出してくれなさそう・・・。こうしてあーしてという指示を上の先生に言うのは言いにくい。下の先生にはいいやすいんだけどね。やっぱり腹腔鏡は慣れた人間とやらないと危険だし、時間もかかるしちょっとやそっとでできるもんではないいですね。まあ、そんなこんなで手術も無事終了いたしました。患者さんには明日からはお水を飲んで、どんどん動いてもらわねばなりません。1週間で退院してもらいましょう~
2006.08.03
昨日書き込んだ患者さん。今日の採血でなぜかWBC2600と低下。まだ抗がん剤も言ってないのになぜか低下してしまいました。当然今日予定していた抗がん剤の投与は延期です。患者さんが飲み込みが悪いというので胃カメラを施行してみたところ食道にべったりと白苔が付着していました。診断:食道カンジダ症抗がん剤などで免疫能が低下すると、普段弱毒で感染するような菌ではないこうした真菌感染も起きることがあります。胃カメラやって良かったです。耳鼻科の先生にも一応診てもらっていたのですが、喉までしかみていないので口内炎、咽頭炎で終わってしまってました。胃カメラやってなかったら当然見つかっていません。抗真菌剤の内服を開始しましたが、こうしたことは気を付けて行かないといけませんね。抵抗力が落ちている患者さんには何が起きているかわかりません。早く良くなって、またご飯が食べられるようになりますように。まだまだいけるよ!きっと・・・
2006.08.02
患者さんが増えて増えて、今現在院内で一番担当が多いお医者さんになってしまっております。お陰で首が回らず、手術を1日2件とかやっているとご飯たべるひまもありません。それはまだしも、患者さんをまわりきれなくなっちゃうのが問題そんなこんなで書き込みも停滞しております。ほんと、書き込まないとアクセス激減ですね。さて、今日は抗がん剤のおはなし。現在のところ転移・再発例にはFOLFIRI、FOLFOXといった抗がん剤投与方法(レジメン)が標準治療としての地位を確立してきているようです。(それぞれのレジメンの内容については詳しいページがいっぱいあるので割愛)効果は実証されており、結構効果も高いのですが、投与方法が煩雑なのと(埋め込み式の点滴:リザーバーと48時間の持続投与が必要)薬価が高いのが難点です。月額数十万飛びますので・・・先日の大腸癌研究会でいくつか発表があったのがTS-1+CPT-11という組み合わせの投与方法(IRIS)。かなり奏功率も高く、転移・再発症例の患者さんに対して今後FOLFIRI・FOLFOXに取って代われるレジメンになるのではないでしょうか。内服のTS-1と点滴CPT-11の組み合わせですが、リザーバーを留置する必要もないし点滴も3週間に1度で済みますし、通院・点滴のしばりが減るのと薬価が安いので患者さんには優しいかな~と思っております。しかも保険の範囲内で出来るのがよいですね。しかしながら、このところ診ている患者さんで転移・再発例の患者さんが数人いるのですが、現在投与中の薬が効かなくなってきた方がいまして頭が痛いところです。大腸癌の場合は肝臓への転移が最終的に予後を決めちゃうことが多いのですが、その方もほぼ全肝にがんが広がっており、さらに増悪中。さらに肺にも転移している。つかえる抗がん剤がなくなってきてます。肺の方は変わらないのですが、どんどん肝転移がおおきくなっておりましてなんとかコントロールできないかと、肝動注を始めることにしました。肝動注は肝臓の転移のコントロールにはかなり効果が高いことが言われておりますが、残念ながら生命予後は変わらないという報告もあり、私はあまり積極的にやってませんでした。でも結構よく効くんですなーこれが。見つかったときには切除不能でも、化学療法が良く効けば切除できるようになることもあります。なので、最近は昔ほど肝転移があっても「なんとか切れるんじゃないか?」と、前向きに考えられるようになりました。ホントに大腸癌の化学療法はどんどん進んでいます。簡単にはあきらめないぞ~っと!明日からその患者さんの化学療法が始まります。効いてくれるといいなー
2006.08.01
先日の虫垂炎シリーズにつづいて現在イレウス(腸閉塞)祭りが続いております。なぜか知らないですがイレウスばっかりです。癒着性イレウスの患者さんもいれば、術後の麻痺性イレウスの患者さんも。鼻からチューブを出して歩いている患者さんばかりです。一番ひどかったのは小腸の終わりが狭窄していて、その手前で内圧が上昇して穴が開いちゃった患者さん。内科の先生から依頼があってすぐに手術したのですが、おなかの中に腸管内容(ようするにウ○コ)が出てまして、完全な腹膜炎状態でした。その日も2連直明けで、今日は帰れると思っていたところに依頼が来てしまい手術になったらどう見てもICU入室、午前様コース確定。帰るのを断念して当日当直の先生と当直を変わってもらいました。まあ、予想通り午前様になりましたが患者さんは比較的順調に開腹してきております。まだまだ具合悪いですけど・・・。そして今日。4年目の後輩が「先生~、イレウスがいるんですけど~」と話を持ってきまして、1週間保存的に見ているが改善無し、イレウス管すすまなくなっている。1日の排液量2000mlあー、そりゃやらなきゃだめだわ。なんでおれにもってくるんだよー!!ちなみにここのところ患者さんの受け持ち数病院内でNo1です。(その後さらに患者の話を上司が持ってきたのでそれは別な人間に回してもらいました)というわけでこれから手術です。(そんな時間にかきこむなって?ぐちですから勘弁してくださいね。)奥様今日も帰りは遅くなりそうです・・・。
2006.07.22
先日トルコに行ったときから鬚をのばしてみた。あごひげだけ。鼻の下は伸ばさず。 奥様には割と好評。義姉にもまあまあ好評。義姪には今いち?!職場の評判はどうなのかな・・・?ワイルドという人もいるけれど。まあ、飽きたらそればいいのですが割合に似合っているような気もするのでもうちょっと続けてみよう。
2006.07.14
占いです。こいつはなかなか当たっている!!さっちどんと奥さまはぴったりでした
2006.07.11
皆さんは耳掃除をどのくらいの間隔でやっているのでしょう?うちの奥さまは毎日やる!!と言い切るのですが、そんな毎日やってたら耳が痛くなるじゃないか。と、思うのですが・・・いいとこ月に2~3回じゃないのかなぁ?そんなに汚い訳じゃないと思うのだがなぁ。奥さまは毎日やらないと汚いといいやがるのです。
2006.07.11
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ここのところ異常なまでの新患ラッシュ&緊急手術の山でグロッキー気味です。季節柄でしょうか、毎日のように虫垂炎が救急外来に来てます。腐りやすいんでしょうかねぇ~!?天候によって虫垂炎の発生頻度に差があるっていう研究も実際にあるんですけど。毎日午前様。一日2件3件と手術してるとお昼ご飯食べ損なってそのまま手術っていうこともあり、朝から何にも食べてない~~おなか減った~~っていうのが最近多いな。ただいま夏休み期間のため交代で医者が休んでいます。それに新婚旅行に行っているやつらがいるので人が少なくて大変です。朝から連続で手術にはいると患者さんのところにいけません。病棟から手術室にばんばん電話かかってくるんですが、電話してこられてもこちらも動けませんから。朝、一度会って、手術から帰ってくるともうお消灯時間過ぎてますどうすれバインダー!!?そんなこんなであんまり更新する気力がありません。今週いっぱいはこんな調子が続きそうです。栄養ドリンクを大人買いしてみる・・・
2006.07.11

次は地下宮殿。みんな見るところが近所なので歩いて回れます。通りをはさんで隣にあるんですもの。 とても入り口とは思わないような小さな建物が入り口です。階段をおりていくとひんやりとした空気が流れてきます。ぼんやりとした明かりの中にたくさんの柱が並んでいます。宮殿と言っても貯水池の跡だそうで、今でも浅く水がたまってます。当時は天井までいっぱいに水がたくわえられていたんだとか。とても幻想的な眺めです。 ちなみに写真はオイラではありません。暗い通路を奥へと進むと1本他とは違った模様の柱が立ってます。これは「涙の柱」と言われており、涙が流れるときのような模様からそういわれており、願掛けの柱だそうです。アヤソフィアにも同じような柱があるのですが、穴が開いており、親指を入れてぐるっと360度まわすと願いがかなうと言うらしいです。 更に奥までいくとガイドブックにものっているメデューサの頭の像が柱の下側にあります。なぜか横向きと、さかさまの二つ。写真とってたら、同行の先生にこういうのはなんか写真をとると不吉だな~と言われてしまいしました。ちょっと前までは泥に埋もれていて発見されな亭無かったそうです。水が満面とたたえられて誰も見ることのなかった柱の下にこんな彫刻があったというのも驚きですが、なんでメデューサなんでしょうね?ここで昼食へ。日本の修学旅行みたいですが、どうやらツアー客が多く利用するレストランのようです。割と伝統的なトルコ料理がでてきました。味もまあそこそこ。最後にトルココーヒーを頼んだのですが、ガイドさんがトルココーヒーで占いが出来ると教えてくれました。トルココーヒーはコーヒーの粉に直接お湯を注いで作りますから最後に粉が沈んで残ります。飲み終えた後、器が冷めるのを待ってカップの上にお皿をのせて胸の前で水平に願いながら数回転させます。そののちおもむろにえいやっとひっくりかえしまして、カップにのこるコーヒーの粉が作り出す模様で占うのだそうです。面白いですが、オイラたちが見てもわかりませんからガイドさんに見てもらいました。ガイドさんもあまり上手ではないといってましたが楽しめました。午後からはグランドバザールに行くと言う予定なのですが、その前にせっかくなのでトルコ絨毯を見に行きましょうと。といってもどうやらツアーによくありがちなガイドにマージンが入るお店だったのではないかと思われます。トルコ絨毯はペルシャ絨毯や中国絨毯の元祖で、その編み方もダブルノットといって2重編みなので1重編みのペルシャ、中国よりも頑丈で長持ちするそうです。店の店員が流暢な日本語で「玄孫(やしゃご)の代までもちマース」なんていうもんですから。たしかにものは良いしとてもきれいなので見ているだけでも眼の保養になりますが1枚10万以上もするものはそうおいそれとは買えませんね。一緒に行った先生が少し詳しくて、一生懸命見ていたら狙われていました。結局買わなかったですけどね。グランドバザールはもう、4400もの店がひしめきあってますのでどこに行ったもんだかわかりません。だいたいどのあたりのエリアにどういう店があるというエリアが決まっているようですが、今回欲しいものも特にないのでお土産用にカラスミと奥様のトルコ石のアクセサリーに焦点をしぼりまして、ほどんど中をみないで決まった店で買い物です。しかしながら後でわかったことですが、カラスミ買うならグランドバザールでは買わないほうがよいです。なんだかんだいって値切ってもしょせん観光地。どうせ買うなら地元民が多いエジプシャンバザールの方が安かったです。まあ、決して味は悪くないし、ガイドさんが言うにはものはグランドバザールの私たちが買った店のほうが良いというのですけれども。でも、なんだかこれもマージン入ってるんじゃないかなぁ?まあ、よいガイドさんではあったのですけれどもね。ちょっとこの辺怪しいです。やっぱり自分でいろいろ店を回って価格を比較してって言うほうが納得がいく買い物は出来るかもしれませんし、楽しいかもね。でも時間かかりますけど。グランドバザールでもエジプシャンバザールでも日本人と見るや客引きが寄ってきます。腕を取ったりというのはないですけれど、必ず呼びかけてきます。その声のかけ方によくあったのが「オチマシタヨ」っていうやつ。日本人なら振り向いちゃいますよね。慣れてからはもう無視ですけれど。みんな日本語うまいですよ。夜は他の先生がおいしかったと言っていたシーフードレストランへいくことにしましたが、車で15分くらいと言われていたら、大渋滞で予約時間に30分遅刻です。席がなくなることはありませんでしたがイスタンブールはほんと渋滞だらけです。運転も粗いし割り込みまくり、スピード出しすぎで、のっていてほんとにおっかない。料理は一見豪華で、たしかにおいしいんですけど絶賛するほどでもないかな~。日本で食べるほうが魚介はおいしいですね。一番おいしいと思ったのがイカの焼いたのにソイソースがけ・・・醤油ですね。ようするにいかぽっぽ焼きです。ワインはトルコワインの白を頼んだのですがおいしかったです。 帰りのタクシーの運転がまた粗い。うちの奥様が助手席に乗ってたのですがヒィヒィいってたら面白がって更にスピード出したり、F-1もどきの運転をします。さわぐと喜ぶので勤めて平静を装う。こういう運転手が多かったです。気をつけましょう。
2006.07.03

朝から1日市内観光に出かける。ツアーに申し込んで総勢7名。日本語ガイドさんがついている。ガイドさんは若い女性のイーレンさん。ちょっと発音が難しいのでここではイーレンで通すことにします。本日は火曜日のためトプカプ宮殿はお休み。そこでツアー内容もちょっと変更され、大競技場跡、ブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿、グランドバザールといったところが主な観光スポット。みんな近場に集中しているので歩いて回れちゃいます。大競技場跡から観光開始。大きなオベリスクが建ってます。一番目立っているエジプト文字の入ったオベリスクはテオドシウス1世のオベリスクと言うそうですが、高さ26mあり、エジプトから運んできたとの事。しかももとはこの3倍の高さがあったそうで、1枚の花崗岩から切り出されたものだそうです。こういうところガイドさんがいたほうがいいですね。ガイドブックより詳しいです。真ん中には蛇の柱。3匹の蛇がデザインされているそうで、昔はこの柱を触ると毒蛇の毒から守られると信じられていたそうです。一番奥のオベリスクはコンスタンティヌス7世のオベリスク。ゲームのジェンカみたいに石が積み上げられています。昔はこの表面に青銅が貼り付けられていたそうですが、十字軍に金と勘違いされて全部はがされて持っていかれたそうです。この辺地球の歩き方にも書いてないですよw。続いてブルーモスクへ。正式にはスルタンアフメット・ジャーミーというのですが、装飾のタイルが青が多くて通称「ブルーモスク」というそうな。モスクの周囲には柱が立っているのですが、この柱は「ミナレ」といって、イスラムの祈りの時間になると中の螺旋階段を上って坊さんが上がり、塔の上からお祈りの時間を人々に伝えるそうです。現在はスピーカーがついていて上まで上がらないそうですが、停電の時にはあがるそうです。時間を知らせるのはアラビア語の歌のようなものを流すのですが、今でも毎回ちゃんと歌っているそうです。というかテープでやったこともあったそうですが、ブーイングがきたそうで取りやめになったとかw。ミナレの数が多いほどモスクの格が高いそうです。ちなみに6本が最多だそうです。町中のモスクの中でも一番きれいな外観だと思います。この後見たいくつかのモスクに共通して言えるのですが、やはり荘厳な雰囲気でした。こういう建物が景色の中に普通にあるのは羨ましいです。本当にきれいな建物でした。大競技場側からはいっていくと門のところに3つ股になった鎖がぶら下がってます。これはラクダにのったまま入れないように(乗ったままはいれるのはサルタンだけだそうです)かけられているそうです。門から入るとまず広いホールがあります。周りは32のドームと26本の柱があります。中央には噴水がありますが今は使われていません。イスラムの人々はモスクに入る前に噴水の水で身を清めるそうで、今は建物の横に水道があるそうです。中央には噴水がありますが今は使われていません。イスラムの人々はモスクに入る前に噴水の水で身を清めるそうで、今は建物の横に水道があるそうです。 中には靴を脱いで入ります。女性は肩や足が出ないような服装が無難。入り口で隠す布を貸してくれます。中に入ると床には絨毯が敷き詰められており、剣道の防具の臭い・・・汗とカビの匂いがうっすらと漂ってきます。ちょっとひざまづきたくはないかな。とても高くて広いドームで、とても美しい内装です。ステンドグラスもきれい。メッカのほうに祭壇があります。かなり低い位置にライトが吊り下げられているのですが、昔はろうそくだったので高いと大変だからみたい。 続いてお隣にあるのがアヤソフィア。もともとはキリスト教の建物だったのですが、現在はイスラムのジャーミーになってます。過去2回戦争やらで焼失したがそのつど建替えられてます。最初は木で作られてたそうです。こちらも大きな建物です。ドームの高さはブルーモスクより上。 中にはモザイク画が残ってます。昔は壁もモザイクだったみたいですが今は残ってるところのほうが少ないです。補修するにも金が使われてますから莫大な金額がかかるそうでなかなか進まないようです。現在ドームの修復中で、天井まで届く大きなイントラが組まれてましたので眺め的にはちょっと悪いですね。 ちょっと前に夢枕獏さんの書いた「シナン」というトルコ最高の大建築家ミマール・シナンの話を読んでいたのですが、トルコにいくまですっかり忘れていました。その中で出てくるのがこのアヤソフィア。「これがそうなのか~」と思い出しました。シナンが超えたくてもなかなか超えることの出来なかった建物として描かれています。思い出しながら見学していたらとても面白かったです。普通に読んでもおもしろいですよ。
2006.06.27

トルコにきたならやはりナイトショーでベリーダンスはみなければいけないだろう。というわけでヒルトンホテルの近くのナイトクラブで結構有名どころの踊り子さんが出ているらしく予約を取る。Kervansaray(ケルヴァンサライ)という結構有名な店。ガイドブックにも載ってます。トルコ、いや世界ナンバーワンのASENAという踊り子さんがいるらしい。店にはいると生バンドの演奏の中食事が始まり、それに引き続きショーが繰り広げられる。それにしても食事がまずい。まずい。ますいぞっ!!出てくる料理全部まずい。結構いい値段払ってるんだからもう少しまともな食事がしたいものだ。食事込みで80ユーロ取られました。飲み物だけのプランもあるようですので(60ユーロ)店に行く前に食事は済ませて飲み物だけのプランにする事を強く強くお勧めします。しょっぱなからベリーダンスが始まった。ダンサーは30代中頃くらいのお姉さんだが、ダンスはなかなか見事。おお、これがサルタンの目の前で披露されていたのかと、思わず喜び組が踊っているかのような錯覚に浸る。ダンスはベリーダンスだけではなく民族舞踊とベリーダンスが交互に披露されるプログラムのようで緩急がつけられており、のどかな民族舞踊だと思わず眠くなる。しかし後半戦に入ったところで男性のコサックダンサーグループ登場。はっきりいって期待してなかったのだが、このグループのセンターをつとめるがたいの良い、はっきり言えば太めの男性が踊り出した瞬間場の雰囲気が変わった。その巨体からは考えられないような切れのあるターン。あきらかに他のダンサーと比べてもレベルが上だ。勇壮なダンスと、そのスピード感あふれるダンスに会場が盛り上がる。いいぞコッサク!もっとやれ!興奮の後に、本日のメインイベントともいえる真打ち登場。トルコ国内でも一二位を争うというベリーダンサー、ASENAの登場だ。後からガイドさんに聞いたら本当に有名なダンサーらしく、テレビにもよく出ているとのこと。そういわれれば腰のバイブレーションのレベルが今までのダンサーとはひと味違う気がする。っていうか、どうやったらあんな腰のふりかたができるんだろう?レイザーラモンHGは1秒間に6回腰を振れると言うが、そんなレベルではない。まさに震えるような腰の動きである。しかもその場でとどまらず、そのスピードをキープしたまま動くのだから驚きだ。惜しむらくはASENAの前にでてきたダンサーのルックスでこの動きがあればなぁ~なんちって。料理は最悪でしたがショーは結構良かったのでした。お会計の時にチェックしてもらったら一人80ユーロのはずがなぜか二人分だけの請求。お、こりゃラッキーだと思い特につっこむことはもちろんしないで二人分の、向こうの言い値でお支払いをすませて帰路につく。途中7・11によってミネラルウォーターを購入。結構観光地だと買うところで値段が相当に違うのだけれど、イスタンブールは割とふつうの店ならどこでもさほど値段が変わることはないようだ。500mlなら0.5YTL、1.5のペットボトルで1YTLでした。海外に来ると下手なジュースやお酒より水が一番おいしいです。さて、ホテルに帰ろうとタクシーを拾ったところ、このタクシーの運転手が使えない。いくらホテルの名前を言っても通じないし、ホテルの名前の書いてある紙を渡しても老眼でみえないとかぬかしやがる。どう考えても違う方向に行こうとするたびに抗議の声を上げ、ふざけるなと(日本語で)叫んでると、その辺の別のタクシー運転手に声をかけ、先ほどのホテルの名前の書いた紙を渡し確認。ようやっとSWISSO HOTELと認識したのか動き出した。しかし、この道もどうも直線的な道ではなく大回りしているような印象で、やっぱりわかっていないのでいいかげんこちらも切れかける。5YTL以上は払わんぞとみんなの意見が固まったところでホテル到着。5YTLは超えなかったが投げつけるようにお金を払いホテルに戻りました。部屋に戻りきがえていると電話が・・・上司?奥様が電話に出るも、向こうが何を言っているのかよくわからないとのこと。なんだかよくわからんが、電話をかわってよくよく聞いてみると、先ほどショーを見たナイトクラブからで、結局支払いがすくなかった事がばれた様子。自分たちが少ない請求をしたことに気づいたようで、金払えという内容でした。次の日ホテルで払うと言うことになりまして、結局得することはできませんでした。
2006.06.26

朝食を食べにレストランに。ボスポラス海峡に面したとても眺めがいいテラスで食事をとる。天気は昨日に引き続き晴れ渡っており、レストランからの眺めは非常によい。豊富なメニューのコンチネンタルブレックファーストをいただく。オムレツがとてもおいしく、味付けも○である。これなら滞在中飽きずに食べれそうである。本日はまずは、何はともあれ学会に登録に行かねばならないので同じホテルの他の施設の先生たちと4人ほどで連れだって出かけることに。会場のヒルトンホテルまでは歩くと20分くらいと言われていたが、途中にスキーのゴンドラのような(まんまスキーのと変わりません)ロープウェイがあるので乗り場まで歩いていくことにした。日差しが強くてあっという間に汗が浮かぶ。しばらく歩くとあまり人気のないロープウェイ乗り場がありました。一人0.5YTLで乗車。歩けば結構アップダウンのある道を直線的に移動することができるのでなかなか快適かもしれない。乗っていたら下の道で交通事故があったらしくパトカーが出ていた。道ばたに横向きにうずくまった被害者がいて、ぴくりとも動いておらず、もしかしたら死んでいたのかもしれない。トルコの交通事情は車優先だそうで、信号が青でも安心してわたっていられない。とにかく車も多くて、渋滞がすごく、みんなそんな中を「おいおいそのタイミングでわたるのかよ!」っていうくらいのタイミングで道をわたっていくので車に乗ってるときも見ていてとてもおそろしいです。本当に気を付けた方がいいです。ロープウェイをおりるとそこはヒルトンの真裏に当たる場所でした。入り口側に回り会場発見。まずは受付をする。自分の名前を告げて学会鞄をもらい、参加証の名札をげっと。続いて発表の受付をというところで問題発生。しかも大問題。どうやらオイラの演題が受け付けられていない。おーい本気かよ~~。とてもとても困る。まあ、発表しないぶんには個人的には問題ないのだが海外まで仕事休んできていて発表もなしでは遊んでるだけになってしまうので非常にまずい。あーだーこーだと交渉して、(といっても交渉は上司任せ)その場で受け付けてもらいました。さらにそのままだと業績にならないのできちんと書面にしていただく。これでOK。あ~よかった。持ってきたポスターを貼ってきました。オイラの方はこれでよかったのですが、もうひとつ問題が発生しておりまして、そちらは上司の方なのですが、こちらは演題はちゃんと通っているのに参加の受付がされていないという。クレジットカードの記録がないらしく、事前に払い込んでいるお金がどこにいってしまっているのかわからじ。あげくにはもう一回その場でお金を払えとのこと。ふざけんな。国際学会の参加費がいったいいくらすると思っているんだ。事前登録でさえ250ドルもするんだぞ。それを当日価格でしろと言われたらしく、そうすると400ドルにもなってしまう。しかも上司はちゃんと一回払ってるわけですからそんなお金は払ってられない!結局後日クレジットの控えをみるということでその場では解決仕切れず後日持ち越し。今日は身内の発表もないのでいったんホテルに戻ってスーツから着替え、お出かけ。きたときと同じようにロープウェイでもどり歩いていると、ホテルで待たせていた奥様たちと遭遇。一緒に戻りました。さて、どこに行こうという話になり、まずは歩いてタクシム広場という中心部まで行って、そこから路面電車(トラム)に乗って新市街と旧市街との境のガラダ橋と言うところまで出ていき、ボスボラス海峡の遊覧船に乗ることにした。えっちらおっちら丘を登り、結構な距離を歩いてタクシム広場に到着。が、トラムが走っていない。というより線路があるけど電車がない状態。ガイドブックにはきっちり線路も載っているし、道には線路もあるのだが肝心のトラムが走っていないのである。なんでじゃ?(後に道路工事のため数ヶ月走らないことが判明した)イスタンブールには「アクビル」というプリペイド式の乗車券みたいなコインがはめ込んであるハンドルみたいなものが売っているのであるが、これを購入してトラムに乗る予定であった。アクビルはバスでもトラムでも水上バスでも使えるらしい。しかしながら結局買って1-2回しか使わないと結局割高になることが判明したため購入中止。かつ、ガラダ橋の近くまで歩いて繁華街を歩いて行くことにした。広い通りの両サイドにお店が並ぶ道をみんなでそぞろ歩きする。途中トルコにきたなら一度は食べておきたいのびるアイスクリーム・ドンドルマ(と発音するのかな?)を食べてみる。売り子の兄ちゃんがサービスたっぷりにいたずら混じりの販売をする。ひとりひとりに同じネタをやるのでいい加減飽きる。はじめてたべたこのアイスクリームはものすごい弾力がある不思議な食感であった。正直ふつうのアイスのほうがうまいと思う。奥様途中でギブ。仕方ないのでオイラがかたづけました。一駅地下鉄みたいな乗り物でガラダ橋までたどり着き、橋を渡ってアジア側へ。遊覧船は一杯出ているのでとりあえずトプカプ宮殿の見学を先にしようではないか、時間も4時までだし・・・それに先立ちもうお昼だから昼ご飯にしよう。と話がまとまりガラダ橋の下にならぶシーフードのレストラン(ここが客引きがまたすごい!)のひとつに入りました。シーバスの塩竃蒸しをいきおい頼むことになり、調理に30分くらいかかる、「なぜならそれはおいしく仕上げるためだ!」などと店のおじさんの熱い語りにまけて、まあ、30分くらいならいいかと注文。待ち時間はつまみとビール&ワインで過ごす。しかし待てど暮らせどでてきやしない。いい加減みんなができあがってきたくらいになり(1時間くらいかかりました)、塩でつつまれたシーバス(日本で言うスズキですね)が登場。おいおい、アルミで包んでたら塩味がしみないんじゃないのか?(サイズが小さいからだと言ってたけど。大きいやつなら直接塩で包むんだと・・・)笑えるのが、どうやらめったにでない料理らしく、店の従業員の兄ちゃんが携帯電話のカメラで料理の写真をオイラたちと一緒にとってやがる。この時点でやっぱり日本人はカモなんだろうなーと思いました。まあ、味付けは至ってシンプルながら料理自体はおいしくいただきました。トプカプ宮殿の見学にと橋を渡り宮殿のある方へと歩く。結構歩く。かなり歩く。どうやら宮殿の裏側に到着したみたいなのだが、入り口にいつまでたってもたどり着かない。どうも行き方が悪かったらしくみんな疲れてしまい見学にいく気力なくなってしまいタクシーで橋までもどりそのまま遊覧船にのることになりました。(後日もう少し登れば入り口だったと判明) 遊覧船に乗り込み、出発を待つ・・・待つ・・・さらに待つ。おいおいいったいいつになったら出発するんだよ?かれこれ30分くらい待ってようやく出航。その間に約2名酒に酔っぱらい、気持ちの良い海風にさらされ撃沈。寝てしまいましたとさ。約2時間といわれていたが1時間半で終了。待ち時間入れての2時間かよ・・・。ゆっくりと海峡をまわって乗り場に戻りました。結構混んでいるので(というか混むまで待っていたとしか思えませんが)あんまりムードはないですね。彼女とデートというのにはむかないのではないでしょうかねぇ?眺めはとても良かったです。乗り場の近くの屋台で男の子が売っていたピラフ詰めムール貝がおいしかった。0.5YTL也。レモンしぼってくれます。市内でも売ってます。橋のたもとからバスに乗ってホテル近くまで戻りました。交通機関も海外だとよくわからないからドキドキです。降り方がよくわからずガイドブックで確認しながら降りました。
2006.06.26

6/25 本日よりイスタンブールへ出発。12:50分とお昼時の出発で、現地に着くのも現地時間で7時くらいなので割合によい時間帯だ。日本とトルコの時差は約7時間。サマータイム実施中は6時間の時差となる。日本時間からその時間を引いたものが現地時間というわけだ。飛行時間は11時間半と長く、ついたのは日本時間で言えば夜中の3時とか4時の時間帯だった。イスタンブールの天候はよく、現地の7時だというのに日本の夕方くらいの明るさで、飛行機から降りるとタラップに差し込んでくる日差しでサウナみたいな暑さだ。後で添乗員が言うには日中は30度あったとのこと。日本より気温高いじゃないの。地球の歩き方には日本よりも若干低めの気温と書いてあったけどね。空港の外に出てホテルまでのバスを待っている間に吹いてくる風が気持ちよく、過ごしやすい暑さだ。夕方になり気温が下がってきているのと、日本よりもやはり湿度が低いからだろう。天気もよい日がしばらく続くようで、今回の旅行は天気に恵まれそうだ。 ホテルまでの車中、現地添乗員のサリーさんがいろいろと話をしてくれる。トルコの人口は約7000万人、そのうち1200万人がイスタンブールに集中しているとのこと。国土面積は日本の倍。大都市密集型の人工配置です。これだけ人口が多くなると、やはり悪いのもでてくるそうで「スリには十分気をつけるように」と言われた。銃は持ってない方が多いけどナイフはほぼ100%持ってるらしい。タクシーは外国人とみるや「ぜったい・100%」ぼろうとするらしい。ぜったいというのがおかしかったが、その後に続くのが「だまされないようにするのはむずかしいけど、なるべく少なくだまされるように」だって。タクシーは基本料金として乗車するとメーターが1.5リラからスタートするとのこと。夜中12時を超えると50%アップの割増料金になるけど、多いのが日中でもこの深夜料金にされたり、大回りされたりといったところらしい。せめてメーターくらいは気にしよう。まずは1.5から始まっているかのチェックを。TIPS:ホテルから乗るとタクシーの番号を控えたカードを渡してくれるのでタクシーもあまりひどいぼったクリはしないみたいでした。流しのタクシーよりも安全でしょう。ホテルはswissotel THE BOSPHORUS。5つ星ホテルで、ロビーもきれいで広い。なかなかよさげなホテルだった。昨年リニューアルしたとのこと。立地は新市街で高級住宅街のほうなのだが中心地からは少し離れている。今回学会会場のヒルトンホテルがホテルから見えるが、歩くと20~30分かかると言われた。でもスキー場のリフトみたいなのがあって、それを使うと途中まで直線的に突っ切っていけるらしく、少し早くなるとのこと。明日見に行ってみよう。でも町中までの移動はタクシーを使った方がいいですね。一度歩いたけど道が悪いので疲れました。学会は今日から開始しているので自分の発表が今日だったとしたら笑える。おいおい自分の発表時間もわからないの?と言われそうだが、学会日程表はネットで出ているだけで、しかも口演のみ。オイラは示説なのだが示説の日程表はでていないのである。いや、本当に自分の発表が登録されているのかも怪しいw。言ってみないとわからないといういい加減な状況。しかしながらたとえ登録されてなくても発表はできるらしい。なんじゃそりゃ。 日本時間で言えばもう夜も明けようかという時間帯ではありますが、少しつまんで飲みましょうと言うことになり、同じホテルの上司と他大学の先生など総勢5名でルーフガーデンレストランで待ち合わせ。部屋からはボスポラス海峡が少し見える程度で眺めが良くないのだが(これはほかの先生たちも一緒で、部屋のランクが低いらしくてしかたがないらしく、しかも満室なので変更不可とのことだった)さすがに屋上からは良い感じに眺められる。日本ほどネオンが光ってる訳ではないので暗めではありますが、かなたに見える暗い海と、ヨーロッパの町並みが異国情緒をあおります。まずはビールで乾杯。あまりおなかはすいていなかったので軽くつまむ程度に。ムール貝、揚げ春巻き、焼き鳥みたいなのをたのんだ。ワインもトルコワインを注文し、なかなか飲みやすいおいしいワインでした。良い気分になり就寝の途へ。奥様はよっぱらってしまい、バタンキュウでした。
2006.06.25
今日から国際学会出席のため海の向こうへお出かけです。約1週間弱ですが、お勉強してきます。あんまり患者さんをおいて長々と観光することは出来ないのでこんなもんですが、2週間くらいあればいろいろまわってこれるんですけどね~。いまのところトラブってる患者さんはいないので、主治医の患者さんには学会参加のため不在になること、その間、別の先生にお願いしていくことを説明してまわりました。見てくれる先生にはお土産買ってこなくてはいけません。PCは持っていくので向こうにネットがあれば写真なんかアップ出来るのですがね。ちょっとどうだか分かりません。ではでは、無事に戻って来れますように
2006.06.25
わたしの専門は大腸ですが、直腸癌の術後の患者さんでリンパ浮腫を来す場合があります。多くは鼠径部(足の付け根)のリンパ節へ癌が転移してリンパ管が潰れたり、放射線治療の影響などで起こす場合が多いです。リンパ浮腫は発症するとなかなか治療が難しく、根気よく付き合って行かねばならない病気です。そんなリンパ浮腫になってしまった患者さんがおりまして、しばらくぶりに外来に来たら左足がぱんぱんに腫れて、蜂窩織炎を起こしておりました。こうなるとなかなか大変です。まずは炎症を抑えることからしないといけません。アクリノール湿布と抗生剤の投与を開始。患者さんにリンパ浮腫がどういう病気なのかを説明し、維持療法がとても大事であることを延々と話しました。(なかなか理解が得られない患者さんなのです・・・)リンパ浮腫の治療にリンパ誘導マッサージというのがあるのですが、けっこうちゃんとしたやり方をしなければいけないのと、やるのに時間がかかるのが難点。わたしの病院で外来でしてあげることはマンパワー的にも、指導する人間がいないということからも実質的に不可能・・・病棟の看護師で主任さんが唯一できそうな人なのですが、なんとか説明だけでもしてもらえるように患者さんと調整。どうしても専門的にリンパ浮腫外来をしている病院を紹介するようになってしまいます。わたし自身も、勉強したといっても実際に指導できるほどの経験も実習も出来ていないので、どこかで時間をつくって勉強しないといけません。でも医者ひとりが頑張ってもこういう治療は難しいです。協力してくれるスタッフがいないと続きません。さっきも書いたようにとても時間がかかる治療です。なるべく早いところで勉強しなおさないといけませんね。そのうちこのテーマについてはまた書こうと思います。リンパ浮腫を調べてみる
2006.06.22

週末から国際学会参加のためトルコ・イスタンブールに旅立ちます。国際学会というからには英語です。準備が大変です。英語で発表なんて・・・原稿作るだけで一苦労です。いろんな人の手を借りまくってようやく完成しました。上司のチェックを受ければ準備完了です・・・スライドだけは。問題は英語の発表だな。原稿読むことは出来ても、質疑応答が自信ないです。そんなこんなでここ数日ブログを書く暇もありませんでしたよたかだか10分くらいの発表ですけど、準備にはえらいかかります。さて、トルコのガイドブックも読まなくては。もちろん奥さまも一緒につれていきます。おいていこうものなら何を言われるかわかりません。暴動が起きるに違いありません。二人分の旅費もヨーロッパになると馬鹿になりません。まあ、なかなかこういう機会でもないと長期休暇の取れない職業柄ヨーロッパには行けませんからね。休みで海外といっても近場の国々がどうしても多くなります。といっても、そんなに数行ってませんがね。2週間くらい休みたいなー。仕事やめなきゃ無理だなぁ・・・老後の楽しみか。学会から帰るとまたすぐに学会があります。6月7月は多いですね。7月頭に大腸癌研究会、中旬に消化器外科だっけかな?どちらも発表ですが、まだ原稿出来てませんから締め切りに追われる日々がまだまだ続きそうです。
2006.06.22
タクシーに乗ったときの話。よく車内に小さなパンフレットがあるじゃないですか。その中に今まで見たことのないものが・・・「光で胸が大きくなる」何じゃこりゃ?まあ、わたしは男ですから関係ないといえば関係ないんですが、興味を引いたので思わず手に取ってみました。なんでも特別な波長の光を当てることで脂肪細胞が大きくなってバストアップするという・・・へぇ~~~~~いろんな治療があるもんだ。1回やるだけでも効果がでるらしい。こういうのって誰が考え出すんでしょうね。でも、女性の人ってやっぱり胸が小さいというとコンプレックスに感じる人もいるんだろうから副作用もなく、持続性も良い、異物も入れないとなればとてもいい方法なんでしょうね。男性にとっても異物(シリコンなど)を入れる豊胸よりも自前のバストが大きくなる方がうれしいかなうちの奥さまには必要ないですけどねバストアップするために
2006.06.18
昨日は土曜日でした。当たり前です。うちの病院は毎週週休二日というわけではないのですが、今週は休みだったので、ゆっくり休みつつ学会の準備をしておりました。夕方からは食事に親戚といっしょに行くはずだったのですが・・・玄関で靴はいてたら電話のベルが鳴ります。かけてきたのは後輩。患者さんの具合が悪くなったのかと思って電話に出たら、なんでも私が前に担当だった患者さんが救急外来に来ているという。十二指腸潰瘍穿孔の患者さんですが、すっかり落ち着いていたはずの人。まあ、よくあるはなしデスね。で、どんな感じ?と聞くとまた穿孔起こして腹膜炎らしいありゃ~、わたし「えーと、おれいまからでかけるとこなんだけど・・・」後輩「これからもう虫垂炎の手術があって、手が足りないんですよね・・・」わたし「ふーん・・・・」後輩「・・・・・」わかりましたよ・・・もう・・・。横にいた奥さまに「すまん、いけなくなりました」とご報告。「しょうがないね」奥さま一人でいってもらうことにして、わたしは病院に向かうことに。夕方5時半のお話。CT見ると思った通り、穿孔性腹膜炎を起こしてまして手術しないとダメですねぇ。しかも、潰瘍の治療薬を内服し続けていたにもかかわらずの結果ですので難治性。前回の手術から2ヶ月しかたってない・・・以上、考慮するとやっぱり胃を切らねばならなそうです。その後手術になりまして、入室20時45分。約3時間の手術で帰宅したのは夜中の2時半でした。あ~、疲れた。そんなわけで本日は昼まで寝てました。22時からはクロアチア戦を見なくては。それまでまた、学会準備だーっ!!
2006.06.18
先日の外来での出来事。血便を主訴に外来を受診した患者様。お尻を診察しようとしたら、あらら・・・子宮脱ですね。直腸脱と同じように、子宮をささえている靱帯が加齢や怒責などで弱くなって、子宮が下に落ちてきてしまい、膣口から子宮が出てきてしまう疾病です。完全に子宮が顔をだしてしまっておりまして、血便もこれをこすってのものなのかと思いましたが、はっきりした痔核があるわけではなかったので、念のために大腸の検査として注腸検査を行いました。いや~、みつかっちゃいましたよ・・・上行結腸癌でした。こういうことがあるので血便は侮れません。あきらかな進行癌でしたので転移の検索を行うためにCTを、さらに病変評価のためにCF(大腸内視鏡)を行いました。幸いに今のところ他臓器への転移は認められず、手術すれば根治術は出来そうです。患者さんとご家族がそろって来院され、上記説明しました。診断がついた以上、出来るだけ早めの手術が望ましいということをお話ししまして、いまのところ早ければ週明けにも手術が出来るということを説明いたしました。ちょうどそこだけ手術予定が空いていたんです。その後になるといっぱいいっぱいなので7月に入ってしまうということに。すると患者さん本人は「そこは(週明け)ちょっといやだわ~」というわけです。その理由がですね、「仏滅だから」というわけですよ。いっしょにきた家族と外来ですったもんだ始めたもんですから、「あ~、外でご相談下さい。決まったら声かけてください。」と、とりあえずここまででも時間喰ってたんで患者さんがつまってまして、お外にご案内させて頂きました。うーん。やっぱりご高齢の方になるとげんを担ぐ方っているんですよね~。私なんかは、関係ないでしょ!っていいたくなるんですけれども。でも、まあ受けるのは患者さんですからいやといわれれば従わざるをえません。待てば待つだけ転移のリスクが出ることをご説明の上、納得の上で7月手術予定としました。ちょっと納得できかねますが仕方ないですね。さらに時間的に余裕がでたこの患者さんはセカンドオピニオンを希望されました。まあ、私がそういうきぼうがあればいってくださいと、セカンドオピニオンをたきつけたせいもあるのですが、某がん専門施設を受診されるとのことでした。そしたら、受診予約をとったら2日後というじゃあないですか。こちらの病院でやった検査の所見や、紹介状、レントゲン、CTなどそろえなければなりません。ばたばたとそろえました。今月まつから来月にかけて学会が詰まっているのと、今日の午後に手術が入っていたのとで、と~っても余裕がなかったのですが頑張って全部そろえました。ふい~っ・・・つかれました。まあ、ご意見伺っていただいてうちの治療でいいといっていただけるのが一番ですかね。
2006.06.15
日本のブロガーのほとんどがこの話題についてふれるのでは?とも思いつつやっぱりかいてしまう。オーストラリア強かったよ・・・あんなに攻められちゃうんじゃねぇ~さすが名監督ヘディングさん。日本のゴールもごっつぁんゴールみたいなもんだったしね。あそこまできれいにやられると実力差だなぁ~と思う。決して惜敗ではない、惨敗だよあれは。もうあかんだろうなークロアチアにも、ブラジルにも負けちゃうんだろうな。クロアチアにかってブラジルから引き分けでなんとか・・・?まあ、これから各テレビ局がこぞって分析を始めるだろうからそれみればいいか。今年のワールドカップ、一気にテンションが下がってしまいました。それでも応援しようじゃないか、がんばれ!侍ブルー!!
2006.06.13

昔は父の日、母の日といっても電話すらしてませんでした。結婚してから奥さまの影響で、なにがしかの贈り物をするようになりました。誕生日と父の日、母の日にそれぞれ。電話をして声を聞かせ、プレゼントおくったよ~と。嬉しそうな両親の声をきくと気持ちがよいですね。最近はいろいろなにを贈ればいいか悩むのにも疲れるし、だいたい親の方が金持ち出し、欲しいもの持ってるし。というのでお花を贈ることにしています。もっぱら母親の方が喜びますが、父も悪い気はしないでしょう。男が自分で花を買って飾るということはなかなかしないとは思いますが、きれいな花は心を癒してくれることでしょう・・・と勝手に思いこむことにしてますみなさんはどんなお祝いをしているのでしょう?
2006.06.11

9/6追記:美味しんぼのコミックスでも発売になったのでしょうか?数人の方が検索からここに来られたようです。そんなことを見つけたのでちょろっと記事を更新してみました♪過去の記事にアクセスが増えるのもうれしいですね。********************************************************* 前々から赤ワインとチーズに枝付き干しぶどうや白イチジクという組み合わせを美味しく頂いてきましたが、先週発売(6/5)の週刊スピリッツで「美味しんぼ」を読んだらプルーンログ、フィグログというものが紹介されていました。これはプルーン、干しぶどう、クルミ、イチジクをフードプロセッサーで砕いて蜂蜜をまぜて固めたもの。今まで食べていた組み合わせを一つに固めたようなものです。これが不味いはずはない。楽天やGoogleで検索をしてみましたがこれといったものがHITしませんでした。 喰いてぇ・・・ 買えないならつくってしまおう!!というわけで作り方も載っていたのでチャレンジしてみました。(といっても奥さまがつくりましたけど)材料:クルミ、イチジク(セミドライを使用)、干しぶどう、プルーン、蜂蜜 (量はぜんぶ適当です)美味しんぼで紹介のの作り方を簡単に書いてみますと1.イチジク、プルーンの一部を歯ごたえが残る程度の大きさにざく切りしておく。2.クルミをオーブンで香ばしくなるまでローストして、布でくるんでもみ、渋皮を取り除く 3.のこりのドライフルーツをフードプロセッサーに入れて、全部砕けてボール状になるまでにする。4.いったん平にならして、蜂蜜を加えて、また混ぜる。5.ボールにあけて、先程刻んでおいたイチジク、プルーンにクルミをくわえてまぜる。6.ラップに広げて巻きずしの要領でまく。 (9/6追記:こちらのBlogによればラップに包むと中身が乾かないらしい。 柔らかすぎたのはこれが敗因かもしれません)7.クッキングホイールで包んで冷蔵庫へ。8.2-3日後にまたとりだしてラップでぴっちり巻けば2ヶ月くらい持つそうです。今回はサラミソーセージくらいの太さにしてみました。でもって、まだ1日しかたってないけど食べてみることにしました。 左がブルーチーズ、右がウォッシュチーズです。上に載ってる黒いのが今回作ったフィグログです。カブリのプレーンタイプにのっけてます。早速試食・・・・・・・ふむふむ・・・クルミがかりっとしたアクセントをあたえているな・・・フルーツの甘酸っぱさに蜂蜜の甘さが加わり・・・チーズのクセをかくしつつ、また引き立てるうまーい♪ フライングして1日で食べたのでまだ柔らかすぎですが、もう少し固まるのでしょうかね?とても簡単なので作ってみてはいかがでしょうか。9/6追記:お味の方はばっちりです。もう少し固くならないものかな?ちょっと粘っこい感じになってしまいました。若干凍らせてスライスすると良いかも知れません。文中にも追記しましたがラップで巻いたのが乾きが悪い原因かも。検索でヒットしたこちらのかたは市販品のものです。昔は楽天市場に出店していたお店で売っていましたが、いまは無くなってしまったのかリンク切れです。アニス系のものが入っているようなので、作るときに上のレシピにアブサン(お酒)を少し混ぜてみるのも良いかも知れませんね。まあ、お好みで数種類配合をかえつつ試行錯誤してみるのが良いでしょう。良いレシピがあったら教えてください。 完成品は売ってなかったので材料です。上野アメ横小島屋、ドライフルーツ・ナッツ・健康食品の専門店です。フィグログ作ったらワインとチーズを是非合わせてみてください!!抜群の相性ですよ
2006.06.11
このところ学会やら研究会が毎週のようにあります。お医者さんというものはたいがい自分の専門領域に関係する「学会」というものに入ります。学会に参加することで最新の情報や治療法、研究などを知り、よりステップアップしていくわけです。さっちどんもいろんな学会に入ってます。その数10以上はあるでしょう。かぞえたくないから数えてませんけど。さて、この学会というものに入るためには「お金」がかかります。年会費ですね。これが高いんです。そこいらのクレジットカード会社ならゴールドカードに入れちゃうようなお値段です。それが10以上ともなれば、だいたい年間にいくらくらいかかっているか想像が付くと思います。そこいらの新卒の会社員の給料分くらい飛んでます。「医者はもうけてるんだからいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、今時のお医者さんはそんなにもうけているわけではないです。開業医や美容整形の先生の中にはいろいろと手広くもうけているやり手の先生もいるのでしょうが、一般的な勤務医なんかだとそんなでもないんです。だいたい大学病院とか、地域の中心病院みたいなところだと朝から晩まで休み時間もなしに働いて、時給にしたらコンビニのバイトの兄ちゃんよりも悪いです。これホント。だから医者の過労死とか、労働条件の厳しさがニュースになるわけですよ。そりゃ、年収にしたら同じくらいのサラリーマンよりもあるでしょうけど朝7時くらいから夜10時、11時くらいまで残業手当もなしに(タイムカードなんてありませんから、当然残業という概念も存在しません)働いてそんなもんですよ。さっきも書きましたが時給に計算したらひどいものです。昨今の小児科、産婦人科医不足も過酷な労働条件のわりにむくわれないし、すぐに訴えられるし、国は守ってくれないし・・・というところに原因があるわけですよ。だいたい日本は一人の患者さんに対しての医療従事者の数が欧米の10分の1しかいないんです。それなのに欧米以上の成績を残し、かつ国民皆保険が成り立っているのはひとえに医療従事者の「がんばり」につきます。日本の医者全員がタイムカード付け出したら人件費だけで医療が崩壊します。話がそれました。まあ、それだけお金がかかる学会ですが、学会というのは基本的に全国区です。地方会というのもありますが、多くは地域の先生方が集まる小さな「研究会」というものもあります。また、いろんな研究会があるんだなーこれが。学会の他に研究会・・・さらに学会主催の教育集会なんつーのまであります。そんなにいうなら行かなきゃいいんですが、専門医の更新のためにはある程度参加しなけりゃいけないし、同じ医局の先生が発表するというなら聞きに行くのがすじってもんです。上の先生の命令という場合もありますけど。ここのところそういうのが折り重なって毎週なんかあります。6-7月あたりは学会が集中していまして、さっちどんもまた、発表の演題申し込みしたのが軒並み採用されちゃったものだから今、その発表原稿やらスライドやらつくるのに大わらわです・゜・(ノД`)・゜・。今日も土曜日だっつーのに二つの研究会をかけもちでした。しかも一つは国際シンポジウムだったのでぜーんぶ英語。疲れました。明日は久々にゆっくりできるかな?来週は当直も多いし、手術も多いし、学会準備は終わってないし・・・泣けてきますね。
2006.06.10

ダウンタウンDXをみてたら加藤美佳ちゃんが出てました。仮面ライダー555以来、久しぶりです。って、他にもいろいろ出てたのでしょうがオイラがみてなかっただけです。ひさしぶりにみましたが、まあ~きれいになってますね。ちょろっと検索かけたらオフィシャルページがありました。ちらっとみてみたら今やってる「ギャルサー」にも出てるんですね。何回か見たけど気づかなかった。ますますの活躍を期待しましょ。
2006.06.08
本日は大腸班の手術は2件。どちらもS状結腸癌でしたが、1件目は早期癌をEMR(内視鏡で切除)したが、癌が粘膜下層まで浸潤していたのでリンパ節転移の可能性があるということで追加切除になった例。2件目は進行癌。1件目は腹腔鏡で手術しました。いつもは超音波凝固切開装置を多用するのですが、今日は電気メスを多用してみました。結構具合がよく使いやすい。上司のまねから始まる上達への道ではありますが、そろそろオリジナリティを出してもよいかな。これからはこっちでいこう。今度はバイポーラメッチェンも使ってみるかな・・・。使いやすい道具を埋もれさせておくこともあるまい。2件目はお手伝い。けっこうガチガチにくっついていて術者の先生は難渋してました。オイラはお尻の方に回って経肛門吻合&術中内視鏡をやってました。吻合は問題なく、リークテストも陰性でした。え~、あえて専門用語(下線ひいたところ)ばかりつかって書いております。患者さん向きではないですが(患者さんにはわかりやすい言葉を選んで説明するのは基本!)手術でつかってる道具のこととか、術式とか医者が勉強するようなことまで患者さんは知りたいと思うのでしょうかね?
2006.06.08

テレビを見ていましたら世界バリバリバリューがやってまして、そこでこのチーズケーキが紹介されました。ちょうどブログやってたのでいそいで検索して注文!! あー、入力にとまどってるうちに 売りきれたーーーっ!! もう買う気力なくしました。たぶんしばらく売り切れ状態が続くんだろうなーそこまでして買わなくてもいいかな。やっぱり勢いって大事。6/9追記夕べの夜にテレビでやってたロンブーの「嗚呼、花の料理人」という番組にエコール・クリオロのシェフも出てましたね。
2006.06.07

旦那さんと奥さまは食いしん坊です。しかも驚くほど食べ物の好みが似ています。片方が美味しいというものはもう片方も美味しいといい、片方がまずいといえば、やっぱりもう片方もまずいのです。これはとても幸せなことです。二人が結婚した最大の理由といっても過言ではないかもしれません。でもって、良く近所のスーパーなどに買いもに行くのですが、ハーゲンダッツのアイスクリームを買います。やっぱり美味しい。ちょっと高いけどそのスーパーだと安売りしてくれてたりするのでちょっとお得感ありです。ハーゲンダッツのアイスクリームでは、クリスピーサンドのキャラメル味がお勧めです。この品、旦那さんも最初は高いアイス最中みたいなもんだと思っていたのですが、食べてみたら、かなり美味いです。一度食べてみることをお勧めします。いや、ほんとに。だまされたと思って。アイス最中とは別次元の世界です。これ食べて「まずい」っていうならオイラその人の味覚を疑います。 以前実家の兄が買ってきたゴディバのアイスクリームを食べたことがあったのですが、これもまた美味い。チョコレートの濃さと、甘みが絶妙です。個人的にはビターをお勧めします。さすがにチョコレート味ならハーゲンダッツよりもこちらの方が上だと思います。現在、我が家の冷凍庫にビターとクッキー&クリームの2種類が入ってます。夕食後にゴディバのアイスをちょっとと、NESPRESSOでいれたエスプレッソコーヒーを飲むのが至福の時間です。お中元にも良いかも。特に子供のいるところ。あ、でも子供には100円アイス食べさせれば充分。これは大人がこっそり・・・っていうのが似合ってるかもしれないですね。なにせいいお値段しますから。でもやっぱりうまいんだな♪ スイーツランキングの売れ筋商品から美味しそうなものを♪
2006.06.06
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オーダーメイド医療って言う言葉をきいたことがあるでしょうか?たまたまテレビ見てたらガイアの夜明けをやっていまして、胃ガン患者さんの抗がん剤治療についてでした。このなかでオーダーメイド医療というものが出てくるのですが、抗がん剤はやれば100%効くというお薬ではありません。副作用も出やすいお薬です。効果が出る薬の量と、副作用の出る薬の量が極めて近いからです。効果を出そうとすると副作用まで出ちゃう。効果が出ないのに副作用ばかり出てしまうこともあります。こうした無駄なダメージを避けるために「効く抗がん剤をえらびましょう」というのがオーダーメイドセラピーの考え方。その手段というのは、実際に手術で切除した癌の組織を各種の抗ガン剤につけ込んで、癌が死ぬかどうか見るというもの。抗がん剤の感受性試験と言います。同じ胃がんや大腸がんでも人によって効く抗がん剤が違うのです。その効くであろう、効果が高いであろう抗がん剤を調べる試験です。さっちどんもやったことがありますが難しいです。いろんな理由で今はやってません。副作用はでるかもしれないけれど効果も期待できると・・・確かに理屈じゃそうなのですけれど、試験管のなかで反応させたものと実際に体内に投与されたものではまた話が微妙に違ってたりして、そのまま期待どうりの結果が出るかと言えば、なかなか難しいところなのです。研究がすすんで、もっともっと効果的な治療が出来れば患者さんには大きな福音ですね。オーダーメイド医療について調べる
2006.06.06
トップページの記載がおかしいのかいきなり変になってしまったので削除。かなりあやしいタグの使い方だったのですが、ちゃんと昨日までは表示されてたのになぜか今日になりどうやってもだめでした。ついでにバナーも貼り直してみました。とっても簡単に貼り付けただけですので、いたってシンプル。お中元特集が始まっていたのでのぞいてみたら、なかなか楽しい。とてもきれいな作りです。このところ誰かに贈り物とかいうときにはネットで注文することが多いのですが、今年のお中元もそろそろ決めなくてはいけない季節になってきました。奥様とあれはどーだ、これはどーだとやっておりますが、みてると目移りしてきてしまいますね。日にち指定、のしつけるつけない、メッセージなど自宅にいながら注文できるのはやはり便利な世の中です。心配なのは実際の商品をみてないことです。写真とどの位ギャップがあるかが心配ですね。一度使って良かったところは信頼出来るのですが・・・あとは皆さんの口コミ情報やレビューを信じるしかないです。ちなみにわたしのレビューは比較的辛口です・・・
2006.06.06
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