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八木哲郎

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2009/08/04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この前、グーグル的子供の夢として、日本にいる完全失業者(たまたまいま仕事がないというのではなく、仕事が永久にありつけそうにない人たち)を救済するために、中国に行って住むか、日本のある地域に中国並みの物価超激安地域を人工的に作ってそこに住まわせる案を書いたが、中国からも日本で農作業時給300円くらいでもいいとやってくる人が後を絶たない。日本で3年くらい働いて200万か300万円貯めて帰れば、向こうで豪邸に住めるという話だ。

こういう物価が10倍もちがう格差現象は戦争直後の日本とアメリカとの間でもあった。それで日本人でアメリカに流れた人が多い。
もっというと、朝鮮戦争のとき、アメリカ軍兵士の死体処理のアルバイトのうわさがあった。グアムとか済州島かどこかで秘密に行われていたらしい。一日10万円。これを嗅ぎつけた私の学生時代の友人が八方探して、一攫千金を夢見たが、とうとうわからずじまいだった。やがて、そういうアルバイトをした人間はアメリカ軍の秘密を握ってしまうから、そのうちに自分も死体になってしまうという噂で沙汰やみになった。それくらい金が入るとなったら、人間は顔色が変わる。

しかし、戦前の話をすると、天津や上海は東京の物価の2倍半くらいしたから、日本から中国に出稼ぎに行って金をためて日本で土地を買うということが実際にあった。今と逆である。なぜ向こうが高かったかと云うと、向こうは工業生産物がなく、ほとんど輸入していたから。モノ不足で物価が高かったわけである。

そこで、中国からくる人にはもっと時給を上げて、たくさん来てもらって、日本人がいやがる仕事をしてもらって、金を貯めて帰ってもらう。向こうで小金持ちを増やせば、向こうの経済成長になるかもしれない。その代わり、日本で最低の年金暮しの人を住まわせてもらう。こういう人はブラブラしないで向こうで何かを教える。中国では日本の商品の品質の良さが評価されてよく売れている。ローテクで十分である。あるいはteki 日本語を教える。こういうバーターをすればいいと思う。





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Last updated  2009/08/04 06:01:58 PM


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