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八木哲郎

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2009/11/07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
アフガンがいよいよベトム化してきた。ちょうど20年前にソ連が追い出されたような事態になってきた。タリバーンの兵士の中には相当程度全イスラム地域から来ている者が増え、自爆テロの脅威をもはや防ぎきれない。アフガンの米軍死者822人となり、イラク戦争と合わせると、合計5161人である。イラク人の死者は20万にも達する。


一方、アメリカの健康保険問題では無保健者4700万人の保健化問題も暗礁に乗り上げている。アメリカの保健問題は複雑なのでなかなか呑み込めないが、医療の赤字が日本同様深刻になり、無保健者が保健料を払っても赤字を補えきれずに、全体の保健料が上がることが必至だということで猛烈な反対運動が起きているようだ。
アメリカの平均的な所帯が払っている健康保険料は年間100万円というから相当な額であるが、これが無保健者が加わることによって、全体の医療費が増え、20万円ほどアップするという試算がされていることが反対の理由だという。
なぜこれほどアメリカの医療費が高いかというと、医者の報酬があまりにも高く、製薬会社の利益も大きいからだという。
したがって貧しい人がひとたび重い病気をすると、家を売らなければならないか、大変な借金を背負い込むか、死ぬしかなくなる。こんな先進国があるだろうか。
ニューヨークタイムスに乗ったコラムでは、日本など儒教圏では昔から貧乏人に対する医療は「医は仁術」という哲学があったことが、医者の報酬が低く押さえられている理由でこの点、儒教圏は立派だと書いてあった。
アメリカは何事も自己責任、貧乏は無能の証拠だといい、無保健者に同情する気持ちがあまりにも少ない。
オバマがこれをどう乗り切るか。アフガンの問題と合わせ解決すれば歴史に残る偉大な大統領になるが、失敗すれば第2のカーターということになるだろう。


こんなにも日本が情けなくなったのは、日本がアメリカに守ってもらっているという一部の政治家や言論人などの思いこみがあまりにも強いからである。
根本的な解決は戦争が起こらないような世界環境をつくり、アメリカに防衛を依存しないようにするしかない。日本人が自分の国は自分で守るという体制をあと10年かけてもつくりあげるしかない。その間の過渡期は忍耐することもあろうが、日本人全体がそのような意識に変わらない限り日本という国はだめになるばかりである。





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Last updated  2009/11/07 10:55:07 AM


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