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今度の選挙の結果は、小選挙区制では一人しか出ないという選挙だから、民主党が大敗して次点で残っていた自民党の古い顔に交替したことになった。
私は民主党はだめとはいうものの、80から100位は残ると思っていたが、56まで減るとはおどろきだった。民主党が自党を犠牲にして消費税の増税をやったことは長い目でみたらよいことだったと思っていたからある程度は評価していた。しかし民主党には入れなかった。だれかが評価するだろうと思っていた。しかしみんなそう思って他党に入れたから雪崩現象が起きた。中国と摩擦したのはマイナスで野田氏はあまりにも未熟で無知だった。
一方、民主党の票は小さな党に分散してほとんどが死票になった。だから、今度の選挙結果は民主党を拒否した点で民意を反映したが、それ以外の民意は反映しなかった。国民は自民党の言う憲法改正に賛成したから自民党に入れたわけではない。
選挙前はなんと11党が名乗りを上げた。日本の党は結局のところ小さな固まりのあつまりにすぎないことがわかった。民主党はバラバラの党派が集まってできていただけだった。だからすぐ仲間割れした。
自民党でも内部はバラバラだが、この党はバラバラでも世俗的な個人商店のあつまりで、あまり理屈をとやかくいわないから、党内権力闘争は禅定主義というか、カワリバンコにやる方式で表の1党の看板を守る知恵だけはもっていた。民主党はそれができなかった。
安倍政権は強い国にするとか、尖閣に公務員を常駐させて実効支配するとかいうのはとたんにおろしてしまった。沖縄の普天間も石破氏は県外もあり得ると否定しなかった。安倍と石破の間で早くもひびが入っている。
夏の参議院選挙までは安全運転だというが、その間に景気を改善できなかったら、やはりナーンダということになろう。またぞろ古い顔が復活した自民党に国民はまたいやけがさすだろう。
こういう小党、小会派のあつまりの政治はこれからどうなるかというと、テーマ別、項目別に多数者が法案に賛成して決めていくしかないだろう。反官僚主義で野党は固まっているから、そこがどうなるかが視点のおきどころである。