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19日の続き、書きました。
2004.11.29
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今日はとにかく、帰ってきたという報告だけしておきます。19日の日記から書いて行きます。仕事が溜まっていて、時間が足りません。ア、イソガシイソガシ・・・
2004.11.27
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一日間違えたから、22日に書いていたのは21日に移動させた。 月曜日だから日光も昨日よりうんと空いている筈なのに、ショータンはホテルを出るとすぐにカーナビを御殿場へセットした。走る、泊まる、しか頭にない。どこへ行っても、周辺観光はあまりしない。昨日の中禅寺も、中禅寺湖まで行って寄らずに帰るつもりだった。二荒神社もそばなのに、寄らなかった。 ま、早く山梨へ行って、富士サファリで写真撮るのもいい。今日も快晴。富士山がきれいだろう。 栃木から茨城まででも、かなり距離がある。横浜の中華街でお昼食を食べてもよかったのに、高速道路から出る気など全然ない。エリアでラーメンを食べた。何処そこへ行ったら必ず○○の店で××を食べなければと拘る人がいるが、ショータンは土地の名物を食べようという趣味はない。ハナシの種にということもない。 2時を過ぎると雲が増えて、うっとうしくなった。「また富士山見えへんみたい」「そうや。今日はもう、サファリへ行ってもあかんな」 最初から行きたくなかったんだ。厚木辺りでまた晴れてきた。それでも御殿場へ真っ直ぐ。 高原ホテル・ブケ東海へ到着したのは3時40分。ここは、富士ビューの部屋を予約していた。 上睫が上瞼にペタッとついてびっくりしたみたいな顔のフロント・ウーマンがいろいろ説明してくれた。「温泉は、ここを出まして、あちらの白い建物になっております」「え? 外ですか」「はい。ですから、浴衣とスリッパでは行けないいんです。この半券をお持ちいただきましたら、何度でもお入りになれます」 と切符をくれた。部屋へ入ったらすぐに浴衣に着替えて温泉へ行くのが楽しみのショータンはがっかりした。「1遍ずつ服来て風呂へ行けるか!」 部屋は、窓からちょっと斜めに遠い富士山が見えた。温泉は夕食後にしようというのに、「服着たままで待ってられへん」とショータンが言うので、5時に行った。 行く道に、イルミネーションがピッカピカ点いたアーケードが見えた。「なんやろなあ」と言いながら、寄らずに白い建物へ行った。別館ではなく、別の温泉だった。ここも宿泊出来るらしく、男性は青、女性は黄色、子供は薄紫の同じ型の半パンパジャマを着て、館内をうろうろしていた。私服でいるのは、外部からの客らしい。廊下に、「2歳未満のお子様お断り」と書いた張り紙があった。外部からの人はフロントでお金を払っていた。ロッカーも、宿泊客用と普通のに分けてあった。 露天風呂は大きかった。 外へ出てショータンは言った。「こんな風呂、晩も朝も来られへんな」 風が少し寒かった。 夕食はホテル内のイタリアン・レストランでということだった。これがまたひどかった。 受付にチケットを見せると、「あ、少々お待ちください」と引っ込んで、ウェイトレスがあたふたと出て行った。5分ほどして戻って来たのに、「どうぞ」と言わない。「なんやろ?」「お前が、和洋セッチュウやなんて言うからや」 そう言えば、インターネットで予約したとき、そんなことを書いたような……そうか。イタリアン・レストランで和洋折衷は難しいんだ。 ロビーのソフアで新聞を読んで待った。8分待たされて「どうぞ」とボーイが呼びに来た。奥の隅のテーブル。窓のないレストランだ。「お飲み物は、なにに致しましょう」 ワインの味などわからないので、ビールを頼んだ。足の長いグラスに入ったビールとチーズで作ったオードブルが運ばれて来た。ビールが無くなるまで次の料理が来ない。仕方ないからショータンは、黒ビールを追加した。黒ビールと一緒に来たのは、牡蠣の味噌焼きが2個ずつ。生臭い。1個しか食べられなかった。食事が済んだら外のイルミネーションを撮りに行きたいので、「先に食べとって」と4階の部屋までカメラを取りに行った。戻ってきてもテーブルの上はそのままで、次の料理が出ていない。「あ。なんで?」「お前の方に牡蠣が1個残ってるからやろ」 横へ移動させた。ウエイトレスが来た。「虹鱒の包み焼きです」と置いて行ったのは、ホウの葉にしっかり包んだものだった。葉っぱを少し開けるとプーンとイヤなニオイ。「あ。クサイ。こんなんキライ」 すぐに横へ。魚好きなショータンは、全部食べた。次に小鉢に入った納豆が出た。これも臭いから私は食べない。その次はピザの切ったやつ。これも臭いからきらい。隣のテーブルに外人の老婦人と日本人5人のグループが座った。みんなワインを取って、楽しそうに話しながら飲んでいる。 後ろのカップルのテーブルには、大きな皿が並んでいる。「ウエイトレスに、次はなんですかと訊いた。「次は、ご飯です」 そうか。ご飯にはおかずが3皿はつくだろう。と思ったら、小ぶりの鉢に入った雑炊とお漬物だけだった。雑炊の上に、生臭い魚の身のほぐしたのが乗っていた。ちっともお腹がふくれない。結局、食べられたのはお漬物だけ。 兎に角みんな不味いのだから、ほかの物を注文しようという気もしない。「写真撮りに行くわ」と廊下へ出た。ウエイトレスが、「デザートがございますが」と言ったので後戻り。 金属の皿に入ったアイスクリーム。アイスクリームは少しお腹の足しになる。一口食べて驚いた。サカナアイスだった。ゲーッ・・・・ ショータンは部屋へ帰ってテレビを見ると言うので、一人で外へ出た。イルミネーションはもう消えていて、人もいなかった。ライトアップの紅葉だけを4、5枚撮って帰った。 部屋で、お茶を飲みながら持って来たお菓子を食べた。
2004.11.22
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布団は薄いしコタツはないし、6時にトイレへ行ったら寝るのが辛くなった。ベッドのそばの窓のカータンを開けた。と、すーっと風が入る。窓ガラスが閉まってないではないか。寒かったわけだ。昨日の夕方部屋へ来たときカーテンが閉まっていたから、窓も当然閉まっているものと思っていた。U子は夏でも窓やカーテンを開けるのがキライだ。階下の、隣の庭に続いた庭に面した部屋の窓をこの季節に開けておくなんて、考えられないではないか。「おはよう」とみいちゃんが来て、自分の整理箪笥から洋服を選び出して着た。 今日はミッチーが家族を連れて温泉プールつきホテルへ1泊旅行だということだ。「もう、みんな起きた?」「うん。起きた」「あ。ENちゃん泣いてる」 みいちゃんは首を傾げて曖昧に笑った。女の子なのに、みいちゃんは余計なことは喋らない。。 ダイニングのドアの前へ行ったら、U子さんの叱る声がした。「紙くずじゃないの。ゴミ散らかしてはダメって言ったでしょッ」 昨日、私が作ってやった紙のおスモウさんをU子が捨てて、ENちゃんは泣いているらしい。 暫くして部屋へ入ると、ENちゃんはサロンテーブルの下へ隠れてすねていた。ミッチーはソファで新聞を広げていた。「あ。ENちゃんどうしたん?」 ENちゃんは勿論、ミッチーもU子も答えなかった。 朝食は雑炊だった。昨夜の鍋の残りで、私の鉢に、魚が2切れも入っていた。グヘー。ミッチーは先に済ませたというので、U子のおかあさんと3人で食べた。朝はパン食と決めているショータンは、黙って食べ、食事が済むとすぐに部屋へ行ってクスリの袋を持って来た。1回7錠ぐらいのを1日3回分に分けてケースへ入れる。「あ。お水」とU子のおかあさんが気を利かせて、グラスに水を入れてターブルに置いた。とたん、U子が険しい声で言った。「水ぐらい、勝手に汲んで貰いな。召使いじゃないんだから」 東京弁というのはきつい。子供を叱るのも、「お皿の上のものは残さず食べなッ」と言っている。おかあさんは「はい」と言って2階へ逃げて行った。こんなこと私は言わないけどもし言ったとしたら、私の母だったら「そんなこと言うもんやない。おとうさんが水くれと言わはったんやないで。私が勝手に水汲んだんや。お母ちゃんに文句があるのやったら内緒で、『余計なことせんでもええやろ』と言うたらええねん」と私を嗜めるだろう。「はい」とはなんだ!? ショータンどんな風に怒るかな? と思いながら、私はショータンと私の使った茶碗を流しへ持って行って洗った。「そんなこと、せんでええぞ」 ショータンが私に言った。「お前はここの家で厄介になってるのと違うねんから」「うちの母は、ミッチーさんの厄介になってるんじゃないですよッ」 U子が目を三角にして、ショータンに食ってかかった。「1年もおるいうやないかっ。養うてもうてんのと違うんか」「違います。母の食費は私が出してますッ」「子供もよう育てんくせに、大きな口たたくな!」「子供、ちゃんと育ててるじゃないですか」「乳飲む時分から高い金出して預けて、他人さんに育ててもうてんやないか。子供を他人任せにして、ええ年して学校学校いうて、なに習ろたんか知らんけど、学校もミッチーに行かしてもうたんと違うんか」 七年も前からの不満を、ショータンは並べた。「子供をどんな風に育てようと私の勝手ですッ。どうこう言われることないですよ」「子育てばっかりか、料理、洗濯、掃除、なんにもでけへんくせに、なに言うてんねん」 私は急いで荷物を車に運んだ。「帰ろ帰ろ」 ショータンは玄関へ行って靴を履いた。U子は追いかけてきて「そんなに言われたくないわ」とわめいた。おかあさんが2階から降りてきた。「あんた、娘どんな育て方しなはってん。なんにも教えてへんから、常識もおまへんやん」「え?」「家事なんにもでけへんし、言うてええこと悪いことの区別もつけへん。大学院なんか行ったかて、なんになんねん」 ミッチーはU子の横に立って、なんにも言わなかった。マス0さんか、あほ。見合い5回のあとU子に捕まったのだからアトナイヨの大事なヨメさん。わかるけど。おかあさんも、何も言わなかった。新婚で百坪の敷地に家建てて貰って、舅姑抜きで自分専用の自動車もあって、言いたいしたい放題で、1年に1遍しか来ない夫の親父とケンカするか? 嫁10点。母15点。ミッチーの家20点。 予約のホテルは栃木。日光へ行った。東照宮の駐車場はいっぱいで、入らずに中禅寺へ行くことに。日光は綺麗と聞いていたけど紅葉も撮らなかった。 中禅寺湖を挟んで聳える男体山を撮ったけど、肌禿げ禿げできたなかった。 鐘楼に昇って、願いをこめて鐘を撞いた。降りてから立て札を読むと、一つめは世界平和のため、二つ目は先祖供養、三つ目は願い事と書いてあった。知らなかった。 22日にミッチーの家へ戻って26日までいるつもりだったけど、もう帰ろうということになった。26日予約の御殿場のヘテルへ電話して、22日に変更して貰った。「泊まるとこなんか、なんぼでもあるわ。下田へ行ってもええし、浜松にしてもええし……ネ」 この日の予約は、厚生年金の保養施設ウェルサンピア栃木。やっぱり大きいところはいい。 トロン温泉で、8時ごろまで外部からのお客さんが来ているけど、ほかは言うことない。部屋のトイレもウォッシュレットだった。 ここは老人ホームが敷地内に建っていて、ショートステイも出来るという。体験宿泊はホテルの半額だ。 窓からは、夕日も山も川も見えないから、終生住むのはどうかなあ。お月さんも見えない。北向きの窓か。珍しい。 しかし夜中、でっかい大熊座が見えた。 朝の露天風呂も満足。ここまでは80点。 しかし、ウォッシュレットに問題が… お湯が出ない。ちゃらちゃら音がするのにおかしい、と覗いてびっくり。二つ並んで、先がきゅんと下に向いていた。馴れない人が度々水浸し騒ぎを起こしたりするので、上へ水が出ないようにしたのだろう。で、60点。
2004.11.21
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昨夜、テレビ朝日の「弟」を見ていた。慎太郎も裕次郎も、ミスキャスだった。あのアニキになっていた方の役者、顔に険があるからきらいだ。浅見光彦もやっていたけど、あれが出ると見ない。「弟」は、兄が主役だった。 朝、6時半にお風呂へ行った。やっぱりダレも入った形跡がない。湯船に浸かってびっくりした。ほとんど水だった。ボイラーがガーガーいってるから、沸かしなんだ。ニオイがしない筈。浸かるとき、なんで気がつかなっかか、って? 入った所は、(少しぬるいかなぁ)ぐらいだったのだ。腰から下は冷たくて、お湯の落ち口へ行って上下かき回してみたら水が勝ってしまった。大きな湯船のお湯全部が40度になるまでまだ何時間かかるか見当もつかない。 浸かっていればいるほど全体に冷えて来る。温泉へ来て朝っぱらから水風呂に入るなんて、もう死ぬまで経験出来ないだろう。 温もらずに飛んで出た。廊下にショッパンがいて、「おはようございます」と言った。「お風呂、水ですよ」「え?」 ショッパンは慌てて男湯へ入って行った。ごめんも済んませんもなしに。なにも言いようがなかったんだナ。先に部屋へ帰った。 ショータンが戻ってきて、「風呂、水や、言うたったん?」と言った。「水やったやろ?」「うん。あいつ、入ってきて水に手ェ突っ込んどった」「手ぇだけ? 身体全部入れやな判れへんのに」 7時半に食堂へ行こうとエレベーターに乗ると、若い女性客があとから乗ってきた。私達だけかと思っていたけど、泊まっている人あったんだ。タオルを持っている。「お風呂、水ですよ」「あっ。そうですか。さっき、主人もそんなこと言ってました」それでも、浴室の方へ行った。 昨夜と同じテーブルに食事の用意がしてあった。他のテーブルも昨夜のままらしい。お風呂へ行った女は素泊まりのアベックか。味噌汁とご飯を運んでくるショッパンに、「女の人は休みでっか」 とショータンは訊いた。「あ。はい。休みです。お客さんの少ないときは休んでもらってます」 忙しい時って、あるんだろうか? 身支度をして、8時過ぎに部屋を出ると、向かいの部屋のドアが開いていた。おばさん従業員が片付けている。覗くと、狭い部屋の大きな窓から富士山が見えた。なんだ。富士ビューの部屋もあったんだ。 フロントに女がいた。じゃらんのポイント分1割、加算された。ポイントって、じゃらんがこっちへ付けてくれるのではなかったんだろうか? 落店経由のホテルはポイント分やサービス料金は取らないけどなあ。入湯税も加算された。でも、水風呂の詫び料は、請求しなかった。関西からわざわざ富士山見に来ている客に、余っている部屋に入ってもらうという気もきかないオヤジが仕切っているホテルでは、客は2度とこないだろう。さびれるのもムリない。 ま、いろいろある方が旅は面白いけど。 河口湖の北側から、湖に映る富士山を撮ろうと廻った。雲ひとつない青空で、富士山がくっきり綺麗だった。富士山は無料で観るに限る。 「ここで、停まって」と言うのに行き過ぎて、停めてくれたら富士山が無い。うまく見えるところまで移動したが、漣があって、逆さ富士は見られなかった。 山中湖の方から高速に乗って、東京で降りて何処かへ廻ろうと思っていたのに、ショータンはバカーナビにミッチーの家を入れた。到着予定時間、15時27分と出た。そんなに早く行ってどうするんだ!? 山中湖のそばは通らずに高速道路に入って、すぐに出て丹沢湖へ寄った。なんのこともない湖だ。山も紅葉もない。芦ノ湖の方がましみたい。展望台のトイレを借りた。「こんなとこでうろうろしてられへんぞ。また6、7時間走らんならんのに」「そんなら早よ行って、牛久の大仏さん見るわ」 一昨年、雪の降る日に行って、顔の無い大仏さんの写真を撮った。珍しいから、ヒトの画像つき掲示板に貼り付けたら、「こんなもん送って来るなッ」と怒られた。 茨城に入ったのは3時だった。看板を見て、「この道右!」と言うのにショータンはまっすぐ……「今の道、右と書いてたのに」「道ぐらい、なんぼでもあるッ」 バカナビは「まっすぐです。およそ10キロ行って右です」とミッチーの家を案内している。 道路脇に駐めて大仏までセットしなおした。64キロ。 遠くから大仏さんが見えた。雪の日はなんにも見えなくて、辺りをぐるぐる廻ってから浄園へ入ったのだ。細いけど赤い葉っぱの樹もあって、きれいな写真が撮れた。「ソフトクリーム食べよか」「要らん」 ショータンはヒトリで買いに行った。入り口の前のベンチに腰掛けて待っていたが、ショータンは来ない。入園料500円と書いてある。チケットを買おうとしたら、ショータンが来て「おれは入れへんぞ」と言った。ソフトクリームを私が買わなかったからふくれているんだ。「きれいな花咲いてるかも知れへん。小動物もおるらしいし」「そんなもん----」 ここでもトイレへ行った。高速のエリアでも二か所で行った。朝の水風呂が祟っていたとは、私もショータンも気が付かなかった。 ミッチーの家へ着いたのは4時をだいぶ廻っていた。留守みたいにカーテンが閉まっている。インターホーンのボタンを押すと、みーちゃんとENちゃんがにこにこして出て来た。驚いたことに、嫁さんのおかあさんも出てきた。昨年、「来ている」と聞いていたが、まだいたとは思わなかった。「朝から、いつ来るの? ばっかり言って待ってたんですよ」 みーちゃんとENちゃんは踊って私達の周囲を廻った。1年以上会わないのに、よく覚えているものだ。 ママのU子さんは料理が出来ない。掃除も洗濯も好きではない。子供たちを生後2ヶ月めから保育園に預けて学校へ行っていた。勤めにはない。学生。おかあさんは病気勝ちで、孫のお守りは出来ないということだった。保育料は一人1ヶ月10万円。「40にもなって、なんで今更大学や。若ぶって、子供他人任せで遊んでるのと違うか。資格とってええ人見つけて、子供置いて出て行かれたら、ミッチーどうするねんやろ?」と私達は心配していた。 子供二人は私に付き纏って離れない。ENたちゃんに、紙の相撲取りを作ってやった。ミーヤマやエン川やジイラやバアラやゴリゴリやドラドラなどと名前を書いて、夕飯まで紙スモウで遊んだ。 夕飯はケチ鍋だった。私達二人が家でする水炊きの1/3ぐらいの分量の野菜。小鉢1杯ずつの盛りきり。味がついている。サバが入っている。汁ものにサバは、キライだ。先月行った城之崎のホテルも魚ばっかりでウンザリしたんだ。「おかずは、要りまへんねん。白いご飯とお漬物だけあったらよろしいねん」 ショータンが言った。「でも、手間はかかってませんから」「これ、なんの鍋でっか」「ちゃんこです」 へええ。平皿に、鯖寿司が1本。私達の前とミッチーの前とに置いてある。「どうぞ、これも食べてください。美味しいですよ」 U子のおかあさんが勧める。1切れだけ食べた。U子とおかあさんは、「美味しいねえ」「美味しいねえ」としきりに言い合っている。林家一家が三平のラクゴをほめているみたい。私達はビール。ミッチーはボジョレヌーボ。ワイングラスに半分注いでくれたけど、味はわからない。下戸のショータンは、「梅酒の方が美味いな」と言った。 べったら漬け一本が、1センチの厚みに切って大皿1面にペタペタ並べたのが出た。「ミッチーさんの出張のお土産。美味しいですよ」 で、またまた「美味しいねえ」「美味しいねえ」。呆れたショータンは魚好きのくせに鉢のお替わりもせず、早々に部屋へ引き上げた。白いご飯は無し。 子供たちの部屋で寝ろという。どうせいい布団がないだろうと思ったとうり、掛け布団の衿は汚れていた。前で懲りていたから、毛布持参だ。下の毛布を取り替えて、布団の衿へ折り曲げた。お風呂は断った。テレビが無いから、ショータンはすぐにベッドへ。私は持っていた文庫本を読む。 ミッチーとENちゃんはリビングでゴジラを見ていた。ゴジラにあまり興味のないみいちゃんが来て、絵本を読んでとかお話してとか、30分あまり。 寒い部屋だった。ベッドに枕スタンドがない。布団の中で本を読むには暗い。1時間読んでいたけど寒くて、仕方なく寝た。夜中、4度もトイレへ行った。ショータンも何度も行っていた。「腹冷えてる。アイスクリームかなあ」「水風呂やわ」
2004.11.20
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天気予報は「曇り」だったが、出発したときは良い天気。知っている道は、バカーナビを相手にしないでと言っているのに、ショータンはゴール河口湖のホテルとセットした。思うような道順を案内する筈ないのに。540キロ、到着予定時間は16時27分と表示。 国道24号線をまっすぐ東へ走って法隆寺ICから西名阪に入るのが一番早いのに、24号線をまたいで北へ行けと言う。「ほら。やっぱり吹田のインターチェンジや。こっちの道の方がずっと空いてるのに」 金曜日の朝など、大阪へ行く道路は平均40キロも出せない。何度バカみたら懲りるんだろう。「まっすぐです」と言うのを聞こえないふりして東へ。「この先、左です」 2つ目の辻でも3つめの辻でも、いや辻毎に「左です」と言うのを無視したら、10キロ先で「右です」と言った。左の曲がる道が無くなったから、右へ曲がって川を渡り、また右へ曲がって家の近く30キロぐらいの所まで戻って大阪方面へ行けというわけだ。強情なバカナビ。 もう法隆寺ICまで30分ぐらいというのに「左です」と繰り返した挙句、到着予定時間を17時8分にし、高速の入り口で「大阪方面へ左です」と言った。 鈴鹿あたりから雲が増えた。「やっぱり今日は、富士山は見えないみたいやねえ」 静岡へかかった頃は空一面雲ばかり。富士川でも、富士山どころかなんの山も見えない。でも、予定時間は16時20分になった。 ホテルは河口湖の南側だから、御殿場まで行く方が判り易いのに、広見で高速を降りた。降りてすぐ右へ曲がるのを行き過ぎた。「7キロ先を右です」 後戻りしろとは絶対に言わない。右へ曲がってまた右で、もとの道。7キロもゴールに近付いたのなら、他の道に変えればいいのに。バカナビは仕方ないとしても、ショータンもゴージョーだ。 小雨が降り出してうす暗い。両側に富士樹海のある道を走る。同じ方へ行く車もすれ違う車もない。樹海から自殺者の亡霊がさ迷い出て来そうな気がする。「この道は、富士山が見える道やねえ」 ひょいと左を見てぎょっとした。もやもやした灰色の霧か雲の中に、真っ黒の巨大な山稜。「あっ。富士山!!」 悪口言ってたら、すぐ横に当人がぬーっと立っていたというような…… 間近で見る黒い富士山は恐ろしい。 ホテルへ着いたのは、16時8分だった。バカーナビに勝った。 <じゃらん>で予約したホテルだが、これがまた妙なホテルで、今日はもう晩いから続きは明日にする。----- はい。明日ではなく明後日になってしまいました。続きです------- 道の左側にホテル、右側に駐車場。小さな駐車場だ。玄関脇に、「空き室あります」と電飾が点っている。turekomiみたい。予約日の変更を問い合わせたら、「暫くお待ちください」なんて5分ほど待たせたけど……。 でも一応、「○○様」「☆▲様」「××保険会社様」などと掲示してある。 ホテルのヒトが傘をさして迎えに出てくれた。中年の男性で紺のスーツ、ボーイではなさそう。松江のホテルは出迎えもフロントも食事の世話も女の人ばかりだった。気温の判らない長期旅行だから衣類はボストンバッグ3つ。降ろすのは1つだけ。「お持ちします」 赤い絨毯。赤いソファ。サロン風ロビー。男性はフロントマンだった。受け付けして、「お食事は6時でよろしいですか」「お風呂はこの廊下を左へ行って左側です。12時まで。朝は6時からご利用いただけます」「食堂は、右側です」と言う。ほかにダレもいないようだ。「富士山の見えるお部屋ではないですねえ」 と訊いたら、帳簿なんか繰ってみて、「はい。違います」 特別に希望しておかなかったこちらが悪いのだが、ま、雨も降っていることだし、いいか。「お部屋へご案内します」 やっぱりヒトリでやっているんだ。エレヴェーターの中で、「ここは、温泉ですか」とショータンが訊いた。「はい。温泉です」 此の頃は、温泉ですと言っても温泉ではないのが多いから、訊いたって仕方ないだろうに。ホームページには確かに温泉と書いてあった。長谷川初範さんにちょっと似た感じだからショッパンと渾名をつけた。 3階。窓が小さくて、外の景色はよく判らない。駐車場の方を(多分、湖)向いていて、遠くに大きなホテルらしい灯りが見える。 お風呂は食事のあとに入ることにした。 6時半。電話で食事の用意が出来たと知らせてきた。食堂のドアの前に、ショッパンが待っていて、ドアを開けてくれた。テーブルが8つ。それぞれに部屋番号が書いた札が置いてあるが、誰もいない。真ん中のテーブルに。 お決まりのホテル式フルコース。お給仕はショッパン。ビールを持って来る。テーブルコンロの火をつける。揚げ物を運んでくる。ご飯を運んでくる。ままごとみたいな料理類だけど、全部は食べられない。ゆっくり食べると脳が、「食べてるよ」「そろそろ満腹だよ」「ああ、もうお腹いっぱいだぁ」などと指令を出すからなのだが、ショータンは「美味いことないから食べられへん」と言う。残りのテーブルには、ダレも来そうにない。 デザートはリンゴ2切れと柿2切れ。「あの人が剥いたんと違う?」 リンゴだけ食べた。廊下でまたショッパンに会った。ほんとにほかにはダレもいない。 8時に、オンセンなる浴室へ行った。 男湯も女湯も、思った通りダレも入っていない。外の景色は全然見えない。大きな丸カバーの照明が3つ壁に貼り付けてあるから、小さな庭の植え込みも見えない。ホームページの写真は悪くないように写っていたけど。10人ぐらい入れる大きさ。 廊下へ出ると、食堂の隣の部屋のドアが少しだけ開いていて、見るともなく見たら、12、3人ぐらいの人がいて、わいわい話していた。待つ椅子がないと思ったら、すぐにショータンが出て来た。エレベーターで、「団体さん、やっぱり泊まってるみたいやねえ」と言ったら、ショータンは首を横に振った。「なにか、組合の寄り合いや。テーブルの上に、湯のみしか置いてなかった」 ユーレーホテルかぁ???
2004.11.19
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昨夜は2度も消えた日記にがっかりして、「書くのはやめ」と宣言したけど、毎日日記を読みに来てくださる方達のために、書き続けることにします。 といっても明日から旅行なので、暫くは書けません。帰って来るのは28日の予定です。 楽天のオークションで圧力鍋を落札した。欲しいものは買えなくて、あまり必要ではないものをゲットした。「発送日のお知らせ」に、「18日お届け」とあったから今日は一日待っていたのに来なかった。 留守の間に宅配屋が行ったり来たりしたあげく、1週間ぐらいで発送元へ後戻りとなるだろう。明日は朝早くに出発するので、佐川急便へ連絡ができない。 さっき、発送元へメールで連絡しておいたが、佐川急便は10日も保管してくれるのだろうか。受け取る方にどういう都合があるか判らないのに、発送側の都合だけで「何日お届け」はよくないよ。親が急に入院したとか、ケンカして家を飛び出したとか、子供がどうかしたとか、受け取れない事情が出来ることもある。 旅行のことは、5、6日前にメールしておいたのに、お届け日に届けないのは不都合だ。(都合があるのを不都合って……??)
2004.11.18
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月曜日、日曜日の日記書いたのに消えていた。 火曜日、また日曜日の日記を書き直した。「日記の書き込み完了しました」を確認してログアウトしたのに、いま見たらまた日曜は空白。最近はちゃんと書き込めていたから安心していたけどがっかり。 赤目四十八滝へ行ったちょっと長い文章だった。またかと言わないで。バカナビ嬢に遊ばれたバカショータンのはなしだった。 もう落転に書くのはやめ。別サイトにする。http://www2.diary.ne.jp/user/106103/ ここは千字だから長いのは続きものにしなければならないけど、消えるということは絶対にない。 世の中、安心していられることが幾つあるだろうか。
2004.11.17
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いきなり来る家伝薬の注文に備えて造っておく仕事が、少し遅れていた。2泊3日旅行の予定で、火曜日に山の仕事場へ行った。山道に自家栽培の野菜を売るおばさんの小屋があって、柔らかい菊菜が一把100円で売っていた。イェローホックスが沢山あった。8、9年前からこの辺りの農家で作っている変わった植物で、耳のあるキツネの顔みたいな黄色い実が五つ六つ太い枝に付いている。茄子科で、同じ畑で連作は出来ないから回り持ちみたいに畑が毎年移動している。収穫したら、方々の農家が分けて売る。 持ちがいいから、お正月用の縁起物として玄関などに飾る。菊菜2把と玉葱とキツネの顔を買った。おばさんは、いつものようにまけてくれた。一本300円ぐらいのを2本200円に。つややかな大きい顔が3つと青いのが1つついたのが一本と、大きい顔3つに子供の小さい顔が2つついたのが一本。おばさんは、お仏壇用の菊の花束をくれたり、トマトを1袋くれたり、ワケギをくれたりする。お盆前にくれたお供え用の南京二つは、食べられなかったけど。 キツネの顔は、水盤に活けて玄関の下駄箱の上においた。金色に光っていて、みんな笑っているみたいだ。 朝、先に起きて階下へ降りたショータンが、「タヌキ、落ちてるぞーっ」と大きな声で言った。急いで降りて行くと、上がり廊下に、キツネの顔が転がっていた。地震でも揺ったのかな?
2004.11.13
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つくばの孫みーちゃんから手紙が来た。まだ幼稚園だけど「おじいさん、おばあさん、きてください」と絵入りで。おばあさんらしいのは色が塗ってあって、おじいさんらしいのは黒の素描き。「なんで、おれは色なしやねん?」 おじいさんがどんな色の服を着ていたのか、みーちゃんの記憶にはないようだ。 今年は一度も行ってないから行こうかということになった。楽天で検索して、23日河口湖のホテルに予約。25日つくばへ行って26日は御殿場に1泊。ショータンがミッチーにそう電話すると、「1週間ぐらいおって」と言う。26日を27日にしようかとホテルに問い合わせたが、「満室です」とのこと。29日か30日にすると、帰る日の方角が悪くなる。 うしろがダメなら前だと河口湖の方を19日に変えてもらった。ミッチーに「伸ばしたぞ」と言った。「なんや。21日は家族旅行や。22日に帰るけど、ほな、留守番しとってくれる?」 なんで、あんなとこまで行って留守番せんならんのん!? トイレはウォッシュレットではないし私のパソコンはないし、ベッドはないし。しかし、それならもっと向こうの日光へ紅葉見に行って泊まろうかと、またホテルを探した。結局、3泊4日の小旅行が、8泊9日の大旅行に決まった。9日も仕事を休むのなら、お客さんに葉書でも出しておかなければ…… お土産も要るし。商売なしで物入りなことだ。
2004.11.11
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「天体ショーは夜明けの4時ごろ」とラジオが言っていたので、4時に起きた。空を見たけど、なにも見えなかった。曇りかなあ。いや。いま、夜明けはもっと遅い。6時にしよう。起きようと思う時間に起きられる特技がある。 6時。東の窓をひょいと見ると、お月さんと金星がぱっと見えた。 お月さんの上に木星。見事に、一直線に並んでいた。木星の周囲に4つほど薄く光る星もある。ショータンを起こしてやろうかと思ったけど、星に興味の無いヤツだからやめる。「しょー? しょうむな」と言うに決まっている。 デジカメを階下へ取りに行って、撮ってみた。5枚。お月さんが二つになる。でも、並んでいるだけでショーか? 木星はどんどん上へ登って行く。空が明るくなるから薄れて見えなくなった。お月さんと金星も上下がずれた。みんな動いている。 水色。オレンジ。朝の色。まだそこにいるのに、お月さんも見えなくなった。<明けの明星>の金星だけが残った。
2004.11.09
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このページを覗いてくれるのは、楽天メンバー以外の人が8割にもなってしまった。BBSへ自分のサイトを書き込むでもなく、黙って帰ってしまう。一番多くアクセスしてくれた人はOCNのメンバーで352回。次もOCNの人で、331回。 rakutenの人で最近毎日来てくれる人がある。お礼に行ってなにか書き残そうと思ったら、「書き込み禁止」になっていた。日記に「欝です」と書いてあった。欝というのは、転地すると治る。入院したらなんともなくて、帰って来たら具合が悪い。転地できなければ寝起きしている部屋を変えるとか枕の向きを変えるとかするのも、少しは良い。 今の生活を全部捨てるが最もいい。 災害に遭った人達はみんな、これまでの生活に拘る。家が壊れた震災からもう何日にもなるのにまだ揺れが続く土地で、窮乏生活に耐えている。復旧する見込みがなければ別な土地へ移って新しい生活を始めればいいだろうに。 むかし、戦災で何もかも失った人達は大方、元の場所へ戻らずに新しい生活を始めた。戦争に決着が着いてから、戻りたい人達だけが戻った。身体の具合の悪い人までもが何故、空腹や寒さ窮屈さに耐えてそこにいるのか、フシギなことだ。もっともっと昔は、小さな風呂敷包み一つ持って故郷を捨てたものだ。行く先で仕事を探した。 新聞に、「物資よりお金が欲しい。箸一本から買わなければならない」と投稿していた人がいた。支給される食事を摂っていれば箸を買う必要はない。箸買うお金も無いとは、今までどんな暮らしをして来たのだろうか。 薬師寺の前の館主孝胤さんは「拘らない心」と常に言っておられた。こだわりを持つと苦しい。不平不満はこだわりから生まれる。 土地に拘るとその土地から逃げられない。人や自分に拘ると病気から逃れられない。
2004.11.06
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昨日、物守だ蹴りーだと大騒ぎだったが結局、蹴りが弱くて物守だった。なんにも変わらない。この先まだまだ大勢のヒトが死ぬ。濃い墨さんはさぞかし喜んでいるだろう。 この前の首相再選の時、「早起きして濃い墨さんに投票したきた」と日記に書いている人がいて、「どうして濃い墨さんに?」と思わず訊いた。「ヒトに頼まれたから」という答えだった。アメリカにもそんな人達が多いようだ。 ハワイの葬儀屋は、事故で死んだ人の顔をきれいに繕ってお化粧し、親類達が方々の国から集まって来るまで冷凍ロッカーに預かっている。Kさんも首を糸で縫い合わされ、包帯巻いて帰って来ただろう。 昨夜テレビ朝日のIQテストをした。全部したけど、答え合わせの途中で居眠りして、点数は判らない。最初の15問中正解は8。次の15問中正解は9。それだけ。朝日のHPに答えが出ているだろうか? 今朝、ショータンに言ったら、「そんなもんが判ってどうや、言うねん」とうすら笑いした。別に、判ったってええやんか。「自分の日ごろの行いや判断のしかた考えたら、自分のアタマの具合ぐらいわかるやろ」「あんたは、うちのこと10点ぐらいやと思てるけど、うちは120点以上はあると思う」「そう思てたらええやないか」 そうだナ。ショータンは、小学校は優等。勉強もせずに高校、大学ストレートで入ったというけど、クイズ番組の問題に殆ど答えられない。早押しというのが苦手らしい。株だって、同じ銘柄ばっかり売ったり買ったりしている。面白くないヤツだ。 今日、ショータンの病院で待っている間面白い本を読んだ。かいつまんで話してやろうとしたら、「そんな話、して要らん」と言った。ほん----とにオモシロクないやつだ。
2004.11.04
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イラクで捕虜になっていた香田さんが、予想通り死んだ。「グンタイは絶対に撤退しない。テロは許せないッ」と言った来い住みさんの非情この上ない顔を思い出す。グンタイを撤退させるいい機会だったのに。 来い住みさん側の人は、「人の命を賭してまで己の信念を貫く人ではない」と言っていたが、ウソだ。自分の信念を通すために命を無視したと思う。天災で国の一部が無茶苦茶だというのに。復興の為の金も人手も足りないのに。好奇心の強い青年が首なし死体で転がっていた頃、自分の部屋でのんびり音楽を聞いていたに違いないという気がする。 平和の国日本に生まれ育って、大した犯罪を犯したわけでもなく断首刑に遭った香田さんが、政治の転機を促すきっかけにでもなればまた浮かばれよう。 苛められたという理由でクラスメイトを殺した男がある。苛めは最も憎むべき犯罪だ。過激かも知れないが、殺されて然るべき。苛められて自殺するなどは、最も情けないあかんたれ。目には目をという言葉はいい。みんなみんな、鎬を削って生きよう。
2004.11.01
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