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2006年08月20日
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カテゴリ: ガン

ガンはDNAの損傷によって引き起こされることは確かなようです。そこで、ガンを発症させないためには、まずDNAの損傷を防ぐ方法を採ることが必要です。 」と書きました。

 DNAを損傷する大きな原因として 活性酸素 があるので、ここ3回ほどは活性酸素について書いてきました。また、前回は 体が備えている活性酸素消去機構 でまかなえないような大量の活性酸素が発生した場合、植物から摂取する各種 ファイトケミカル が効果的であることも書きました。

 今日はその想定外の活性酸素が発生する原因について考えてみましょう。

 この原因はいかにも現代的なものです。何でしょう。いくつかあります。

 まず、 過度のストレス 交感神経を過度に興奮させます 。交感神経は興奮しすぎると、本来は体を守ってくれるはずの免疫細胞である 顆粒球が増加 します。

 顆粒球は本来有害細菌等が侵入したときに攻撃します。つまり 免疫 という面から言うと非常に重要な働きをしているわけです。顆粒球は細菌と戦って 粘膜 で死にます。これが 化膿 という現象です。

 さて元に戻って、ストレスによって顆粒球が過度に増加すると、本来は共生している 常在菌 と戦って可能性の炎症を起こします。細菌がないところに過度に発生した場合は 組織を破壊 します。 この時利用する武器が活性酸素 なのです。

 いわゆる 粘膜破壊 胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・歯槽膿漏 等がすぐに思い浮かびます。また、 急性膵炎・急性腎炎 等も同じ原因だと思われます。

 いかがでしょう。そういえば、こうした病気は ストレス と関係があると言われていますね。

 さらに、交感神経が過度に緊張すると血管が収縮し過ぎて 血流障害 組織破壊 も無視できません。また、この血流が元に戻ったとき( 血液の再還流 と言います)、 活性酸素が大量に発生 します。

 手術などで一度血液を止めて手術終了後に再び血液が流れるときにもこの現象が起きます。かつてこの 血液の再還流 が活性酸素を多量に発生させるということが知られていなかった時代は、手術が成功したのになぜか組織破壊が起きて患者が死亡するということが頻発したのです。もちろん今はこの現象についてはよく知られているので、医者も 抗酸化物質の投与 等で対処しているので心配は不要ですが。

顆粒球 の増加についてはもう少し説明したいことがありますが、これは次回にしましょう。



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最終更新日  2006年08月20日 17時27分14秒 コメントを書く


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