≪その3≫
からの つづきです。
げんぱつなんか つくらなくても、
もっともっと おひさまと なかよしになれば いいのよ。

制作に当って、
プルトニウム研究会の 高木仁三郎氏
理化学研究所の 槌田 敦 氏
大阪大学の 久米三四郎 氏
反広告会議の 西尾 漠 氏
他
多くの方々にご協力をいただきました。

伊方の人たちの願い
伊方原発訴訟を支援する会 久米三四郎 氏
伊方の人たちは、急な山はだで ミカンを作る苦しい労働や、都会への出稼ぎで 生活を支えつつ、自分たちの庭先に、お金の音を立てて乗りこんできた 危険な原発を追い出そうと、もう10年近くも努力してきました。そして、公正な裁判所なら、危険なものを危険なものとして認めてくれると信じ、4年以上も、60kmも離れた 松山の裁判所に通いつめ、訴え続けてきたのです。
しかし、柏木裁判長は、電気のためには辛抱せよと、無情にも 住民の訴えを退けてしまったのです。それでも、年老いた伊方の人たちは、『どんなにつらくとも死ぬるまでやる』 と、静かな決意を固めています。住みなれた郷土や 孫子のためだけでなく、過疎地に 危険なものを押しつけることに、心ならずも、協力している都会の人たちの将来のためにも、と信じつつ。
これまで私たちは、安さと便利さということに 身も心も奪われてきました。そして、いつのまにか、お互いのことを 親身に考えることを忘れさせられ、つぎつぎ 現われる便利な道具と、手に余る社会の仕組みの中で、馬車馬のように駆り立てられていることに 気づきはじめています。
伊方の人たちは、恐ろしい原発や、大量の 【死の灰】 と プルトニウムの危険を前にして、田舎でも、都会でも、もっと人間らしい生活はないのだろうか、と考える人たちが 増え続け、それが、一つの新しい流れを 作り出していくことを強く願っています。

げんぱつ
周辺の風下で、ムラサキツユクサの花の雄しべの毛の細胞が、ブルーからピンクに変わるという突然変異をおこしています。農薬や殺虫剤、排気ガスなどとの関連も見られず、原因は げんぱつ
からもれる微量放射線以外に考えられないということです。
ムラサキツユクサも、人間も、同じ程度の放射線量で、遺伝子が破壊されます。その影響がみられるのは、ムラサキツユクサで10~16日後、人間だと少なくても数十年。 げんぱつ
推進側は、今、必死になって、この実験を否定しようとしています。ムラサキツユクサが、時には花びらまでピンクに染めて訴えている げんぱつ
の危険性に、ひとりでも多くの方が耳を傾けて下さるよう願ってやみません。
裏表紙の奥付です。

【第4刷のときの追記】
このえほんをつくって、ちょうど10年が過ぎようとしています。1979年3月には、アメリカのスリーマイル島原発で、1986年4月には、ソ連のチェルノブイリ原発で大事故がありました。日本でも、大惨事になりかねない事故がひんぱんにおこっています。
原発がなくても電気は十分に足りるのに、政府は、まだまだつくる計画です。次は、日本で大事故がおこるのではないかと心配されていますが、そうならないように反対の声を強め、すべての原発をとめていきましょう。


げんぱつなんか いらないぞ!
≪その1≫
≪その2≫
≪その3≫
げんぱつなんか いらないぞ! ≪その1≫ 2012年12月24日
げんぱつなんか いらないぞ! ≪その2≫ 2012年12月24日
げんぱつなんか いらないぞ! ≪その3≫ 2012年12月24日 コメント(2)