
1988年12月発行
原発いらない にこにこかるた
≪その4≫
からの つづきです。
ランドセル せおう子の肩に 核のゴミ

放射能のゴミは、私たちの後の世代へと
引きつがれていかざるをえません。煮ても焼いても
なくなってはくれないのですから‥ 原発を 日々
動かし、放射能のゴミを 生み出すのは
まさに≪子孫に対する犯罪≫ですね。
利用率 原子力だけ グンと上げ!

原発の設備利用率は、最近(1988年当時)では
75パーセントを超えています。 一方、原発以外
の発電所の利用率は 40パーセントそこそこ‥
原発を 優先的に動かすおかげで、火力や
水力発電所は、電気をつくらせてもらえずに
遊んでいるわけです。 おかしなことですね。
るす番の 家族に むりじい ハン押さす

原発が つくられてしまった背景には、
本人のいない留守に家族をだまして、土地を
売る書類に ハンをおさせたり、観光用などと
ウソを言って、土地を買収してきたりという、
電力会社の 汚ない やり口があります。
冷却水、もれて 空だき メルトダウン

原発事故の中で、最もこわいとされているのは
原子炉を冷やす水が漏れて、炉が空だきとなる
事故です。 この事故が起こると、燃料が溶け、
原子炉も溶けて、チャイナ・シンドロームとも
六ヶ所と 三沢基地とは 目と鼻の先

ウラン濃縮、廃棄物貯蔵、再処理という
核燃料サイクル施設の 集中計画がすすむ
青森県六ヶ所村は、すぐそばに 三沢基地があり、
米軍機や自衛隊機が ひんぱんに飛んでいます。
墜落・炎上でもすれば、大惨事は免れません。
わるあがき 推進キャンペーン 金まかせ

脱原発の運動の高まりに焦った電力会社や
政府は、金まかせのPRに必死です。 その中味
たるや、まったくお粗末なもの。 もはや、それらを
そのまま 鵜呑みにする人が少ないのは、
世論調査などによっても 明らかです。
再処理 を
すれば 一層 地球をよごす

原発で燃やしたあとの燃料を、ばらばらにして
強い酸で溶かし、プルトニウムと燃え残りの
ウランと、死の灰とに わけて 取り出すのが、
再処理です。 大惨事の危険を抱え、日常的な
放射能放出も、原発を ずっと上回ります。
ウラ ン
採掘 被ばくで苦しむ 先住民

原発の燃料に使うウランは、カナダ、アメリカ、
アフリカ、オーストラリアなどで、先住民の土地
から、先住民の大量被ばくという犠牲の上に、
掘りだされています。 私たちは、すでに
≪核の加害者≫と なっているのです。
生
きものと 放射能とは 共存せず

自然放射能によっても、多くの障害が発生して
います。 これに、人工放射能を加えるのは、
とても乱暴な考えです。 人工放射能には、
生きものの体内で 濃縮されるものが 多く、
微量ならよいという言いわけは通りません。
脱
原発 国会うごかし 実現させよう!

国会を動かし、『脱原発法』 を 制定させて、
原発を止めよう――という 運動がスタートしました。
脱原発が ゴールではなく、そこから 本当に
望ましい暮らしや、社会のあり方、エネルギーの
つくり方などに 向かっていくのです。
≪裏表紙より≫
■ 故 高木仁三郎さんの呼びかけ(1988年当時)です。
脱原発法で 原発をとめよう!
高木 仁三郎
新聞の世論調査でも、今や原発はいらない、という
声が急増しています。 今こそ、私たちの 『原発はいらない』
という気持を、脱原発という現実の形にかえる運動と手段が
必要です。 それが ≪脱原発法≫ です。 ≪脱原発法≫
制定の運動は、私たちの手で 『新しい原発計画も、
今ある原発も すべて廃止する』 という趣旨の法案を
国会に提起し、成立させようというものです。
私たちは誰でも、請願権をもっています。これを行使して
国会に働きかけ、脱原発法を議員立法させるのです。
しかし、そのためには何千万という人の声を
国会に集める必要があります。
あなたが 原発をとめる!!
この一月から、そのための全国的な署名運動を
行ないます。ぜひ、あなたも身のまわりで署名を
集めて下さい。 そんな、ひとりひとりの努力が
つみ重なり、国会へ こだますれば、
原発を とめることができます。
この運動に協力してくれる人、
詳しいことを知りたい人は、
原子力資料情報室に連絡を!
【原発いらない ニコニコ かるた】
≪その1≫ あ行、か行
≪その2≫ さ行、た行
≪その3≫ な行、は行
≪その4≫ ま行、や
行
≪その5≫ わ行、わをん
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原発いらない ニコニコ かるた≪その1≫ あ… 2013年01月28日
原発いらない ニコニコ かるた≪その2≫ さ… 2013年01月26日
原発いらない ニコニコ かるた≪その3≫ な… 2013年01月25日