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2003.11.12
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カテゴリ: テレビ
【追記】

 関係ないかと思っていたら、既にメールで実害あり。
 ぷんすかぷん。

来年の手帳はどうしようかと思っていたが、結局ちくまの文庫手帳を買ってくる。
取材で動き回っていた時は毎日人に会う約束や制作スケジュールをきちっと書き込む必要があったが、今はまったく必要ない。
事務所の机の上のカレンダーで事足りてしまう。
新潮社のシンプルな革手帳はかっこいいのだが、なにぶん高すぎる。
今度からこの文庫手帳にしよう。

定価580円+悪税

総選挙に関してはまだまだいろいろ言いたいことがあるのだが、一昨日分日録で終了します。
たくさんの敵を作る可能性のある書き込みでありました。
本館で少数のおなじみさん相手にぼやいてる分にはかまわないが、楽天のような不特定多数が覗きにくる大規模システムでは、かなり危険なことです。
レスが付けにくいと連絡をいただいたが、さもありなん。

代わりにメッセージを数通いただいた。
亭屋(あずまや)さん から引用許可願いが来たのには驚いた。
引用してくださったのはこの部分。

 > 本人は覚えていないのだが、私は小さなころ、
 > 「戦争に行くのはいやだ」と言って泣いたのだそうな。

同様の体験をなさっているのだそうな。

だからにたような経験をなさったようだ。
分析にうなずくところが多かった。

いまでもなんとなく「戦後二十年」という感覚がある。
実は敗戦から六十年近く経っているとはちょっと信じがたい。

戦後二十年とは、「戦後は終わった」と宣言された時代。

二十歳で敗戦を迎えた者が四十歳。
自分のことを振り返ってみればよくわかる。
私が回想しているのはもっと長い時間を越えたできごとだ。

つまり、戦争の記憶は大人にとってまだ生々しかったころだ。
「自虐史観」などという言い方で戦後民主主義を否定する者がいるが、実は少年たちが接する大衆文化は、そんなに戦後民主主義的なものばかりではなかった。

「忍者部隊 月光」というテレビドラマがあったのを御記憶だろうか。

 ♪空を飛び 風を切り♪
 ♪進みゆく忍者 正義の味方♪

忍者部隊 月光

1964年、東京オリンピックの年に放映されたドラマである。
テレビでは、悪の組織「マキウラ」を相手に、正義の味方忍者部隊が戦いました。

原作は吉田竜夫さんの「少年忍者部隊月光」。
はい、竜の子プロの大将です。
『週刊少年キング』連載のマンガでした。
これが、テレビとは設定がだいぶ違うのです。
原作のマンガでは、少年忍者部隊とは、陸軍中野学校で甲賀流及び伊賀流の忍法を会得した少年兵の部隊なのです。

よく覚えているシーンとしては、戦艦の艦内で少年忍者たちが海軍の山本五十六長官と食事をするところ。
カツを盗んで雑巾を揚げたものとすりかえておいたら、それを自分が食べることになるという悲喜劇的状況。

後に今は亡き親父様が「のらくろ」の一巻を買ったので読んでいたら、同じ話が出てきました。
なんとまあ、「のらくろ」からパクっていたとは。

同じ『少年キング』連載、辻なおきさんの「0戦はやと」。
『冒険王』連載、貝塚ひろしさんの「ゼロ戦レッド」。
ゼロ戦は少年たちのヒーローを乗せて飛んでいました。

『週刊少年マガジン』連載、ちばてつやさんの「紫電改のタカ」あたりは反戦・厭戦的雰囲気を描いていましたが、今で言う軍事おたくの少年でなくても、戦記ものマンガに熱狂していたのです。

亭屋さんのおかげで、こんなことを思い出しました。

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Last updated  2004.11.02 00:23:24
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